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『ダンデビ』レム役対談 斉藤壮馬さん×神永圭佑さん

デビミュ第3弾公演記念!「Dance with Devils」アニメ×ミュージカル:レム役 斉藤壮馬さん×神永圭佑さん 対談

アニメ、ゲーム、ミュージカルなど様々な展開をしている「ダンデビ」こと、「Dance with Devils」。同作のミュージカル第3弾が2018年3月15日~25日、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで上演されます。

それを祝して、アニメでレムを演じた声優・斉藤壮馬さんと、ミュージカルでレムを演じる俳優・神永圭佑さんの対談が実現! プライベートでも交流のある仲良しで同じキャラを演じる2人の対談の行方は?

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ミュージカルの観劇後に初対面、すぐに意気投合!

――おふたりが初めて出会った時のお互いの印象は?

アニメ版レム役 斉藤壮馬さん(以下、斉藤):僕は元々、圭佑君のことを知っていて、1度ゆっくり話してみたいなと思ってました。そして舞台を見させていただいた後にその場でごあいさつして、割とすぐに飲みいきました。第一印象は「顔がきれい。レム~」でした(笑)。

――ちなみに初めて神永さんを知ったのは?

斉藤:「あんさんぶるスターズ!」という作品で、圭佑君が颯馬君という役をやっていて、更に彼がやっているユニットのキャストが僕と仲がいい人が多くて。何とか、うまいことセッティングしてくれないかなと思っていたら、「デビミュ(ミュージカル版「Dance with Devils」)」でレム役を演じると聞いて。ステージもすごく良かったし、ごあいさつしたらすごく気さくで、「これは飲めるな」とすぐに誘いました(笑)。

ミュージカル版レム役 神永圭佑さん(以下、神永):僕の印象は「かわいらしい方だな」と。僕のほうが年下なんですけど(笑)。最初、怖いというか……。

斉藤:怖い?

神永:自分からお話しされない方なのかなと思ったら、一緒に飲んだ時に気さくにお話ししてくださって。結構、変なことも言うし(笑)。

斉藤:確かに(笑)。初めて飲んだ時、圭佑君が諸事情で遅れてきて。その事情があまりにもおもしろすぎて。こんなに顔がきれいで、スタイルもいいのに、結構おもしろい人だぞと。その事情は話せませんけど(笑)。お高くとまることもなく、ただご飯を食べて、くだらない話をして楽しくて、そこから交流が始まって。媒体は違えども同じ役をやらせていただいて、尊敬できる仲間でもあるし、普通にただの友達でもあって。

神永さんいわく、「壮馬さんは男前」

――初めてのお酒の席でどんなことで盛り上がったんですか?

斉藤:ずっと俺の手が小さいって言ってたよね?

神永:そうですね。

(ふたりで手のひらを合わせて)

斉藤:こんな感じで。それをツイートして、「ちっちゃ、かわいい」みたいな。

神永:初対面なのに。

斉藤:熱くレムについて語り合ったり、芝居論を交わすというより、同世代の友達がまた1人増えたなという感じでした。

神永:その時、どんなお話をしたのか、覚えてないけど、すごく楽しい会になったのは覚えてます。

斉藤:それですごく仲良くなって、「じゃあ、また!」と。

神永:壮馬さんの第一印象はかわいかったけど、現在のイメージは男前なんですよね。

斉藤:よせやい(笑)。

神永:何度も一緒に飲みに行かせてもらっているけど、一度も支払いをさせてくれなくて。「壮馬君、いやここは……」と言っても「本当にいらないから」と。すごく男前。

斉藤:芸歴的には難しいところがあるけど……何年デビューだっけ?

神永:2011年です。

斉藤:じゃあ絶対、払わせられない。昔、現場や事務所の先輩方にご馳走して頂いた時に、「自分がある程度、仕事ができるようになったらお返しします」と話したら「それはいいから。自分の後輩にそうしてあげなさい」と言われたから。

神永さんが初めてハマったアニメ。斉藤さんがミュージカル版から感じる「ダンデビ」愛

――斉藤さんが見たミュージカル「ダンデビ」の印象と、神永さんが見たアニメ「ダンデビ」の印象は?

斉藤:アニメのミュージカル化を聞いた時、「そもそもアニメでミュージカルやってるじゃん」みたいな(笑)。

神永:僕は普段、アニメはあまり見ないので、ミュージカルアニメと聞いた時は「何だろう?」と思ったし、見たら「歌ってる!」って。こんな作品があるんだって驚きました。アニメにハマったことがない僕がハマったし、毎週オンエアが楽しみでした。

斉藤:一番うれしい言葉ですね。自分が出演させていただいた作品がミュージカルになって、レムは主役と言って差し支えない立ち位置で、どういうふうに舞台上で表現されるんだろうと。圭佑君は、レムをすごくすごく研究してくれていて、「今の、アニメのまんまだ!」と思う瞬間がたくさんあって。

媒体が違えど、「ダンデビ」という作品への愛やリスペクトをすごく感じました。リンド役の羽多野 渉さんと一緒に見ていたんですけど、見終わった後、「よかったね~、よかったね~」と(笑)。レムのキャラクターボイスを担当させてもらっている身としてうれしかったし、1つの舞台作品としても純粋におもしろかったです。

神永:うれしいです。ありがとうございます。

神永さんが演じる時は自分8:キャラ2

――自分がレムっぽいなと感じるところは?

斉藤:演じる時は自分がキャラにどこが似てるか、考えたりする?

神永:「10:0で行きます!」みたいな人も多いけど、僕は自分8:キャラ2の割合の時が多くて。自分がやることに意味があるし、でもハミ出さないようにしっかり研究してという感じで。

斉藤:俺は自分と切り離して考えたくて。レムが何を考え、どういう感情で動いているかを大事にしたいと思っているから、普段と自分とレムが似てるかはあまり考えないけど、レムの天然なところは圭佑君に似てるかな(笑)。この顔なのにちょっとボケる瞬間があって、そこがかわいいなと思いますね。自分はレムっぽいところはあまりないんじゃないかな?

神永:確かに。レムっぽさがないからこそ、スイッチがすごいんだろうなって。普段の時と演じる時と。

斉藤:レムを演じ始めた時はまだやったことがないタイプのキャラで。みんなの上に立って、冷酷なリーダーという設定だったから、「レムはこうだけど、自分はこうだから」とか考えずにやれたことがむしろよかったのかもしれない。

「このミュージカルすごい!」と思われるステージを。斉藤さんは前作で神永さんにジェラシー!?

――ミュージカルの第3弾が3月15日からスタートしますが、神永さんは意気込み、斉藤さんは期待することをお聞かせください。

神永:第3弾の意味をしっかり持たなくてはいけないと思うし、今回新しいキャラも出てきて、内容も変わるので、「ダンデビ」ファンの方の期待以上のものをお見せしたいです。自分個人だけでなく、全体としても「このミュージカルすごい!」と思ってもらえるものにしたいです。僕は過去の作品と比べるのはあまり好きじゃないけど、今回に関しては前作と比べて、超えることにこだわって。稽古場でも座長として、締めるところはしっかり締めて、背中で引っ張っていけるように頑張っていきたいなと思っています。

斉藤:今、めっちゃいいこと言ったね。ぐっときました。アニメの劇場版も先日公開されましたが、キャスト一同日頃から言っているのは「ダンデビ」は媒体が変わると多様な顔を見せる作品だなと。

「デビミュ」は3度目の公演ですが、チームの皆さんが熱い「ダンデビ」愛を持って取り組んでくださっていると感じます。自分がアニメのレム役を演じる
身であることを抜きにしても、1つの舞台としてどんなものを見せてくれるのか、ワクワクするし、アニメに出ていないオリジナルキャラ、新キャラも出てくるので、彼らが物語にどんなふうに絡んでくるのか見てみたいです。僕はレム過激派なので……。

神永:過激派(笑)。

斉藤:レムがメインルートだと思っているので、他についてはそれはそれで。でも第2弾でちょっとね……イラっとした(笑)。

神永:えっ!?

斉藤:俺もあれがよかった、みたいな(笑)。今回もレムがどんなエンディングを迎えるのかも一ファンとして楽しみだし、更にパワーアップしたステージになると思うので、期待してます。

神永:今回エンディングが2つあるんですよ。

斉藤:また!?

神永:その演じ分けもしっかりしていけたら。お楽しみに。

セリフを発さず、ダンスで感情を表現する「リツカ表現」にも注目!

――「リツカ表現」もミュージカル独自の試みですね。

斉藤:初めて見た時、色気がすごいなと思いました。セリフがない中、流れるような動きだけで感情を表現するというのはセリフがあることより難しいと思うし、美しいなと。

神永:大変だと思います。顔が見えないので表情も作れないから完全に動きだけで。踊る時はバレエでしなやかに踊りますけど、踊ってないところでお芝居もしてるから難しいだろうなと思います。ただリツカ表現を担当してくれるキャストの方々はいつも一生懸命演じてくれてとても素敵でした。

アクションしながら歌うのがすごい。舞台で繰り広げられる真剣勝負やせつなさに感動

――アニメの作中で流れる歌は難しい曲だったと思いますが、そんな難曲を踊りながら歌うのもすごいですよね。

斉藤:しかもダンスの振りではなく、アクションをしながら歌うんですからね。でも見ている人に大変だなと思わせてはいけないし。ステージを見ていた時、大変だなと思うよりも舞台上で繰り広げられる真剣勝負や、リツカを奪い合って、自分を選んでくれと訴える姿のせつなさが伝わってきて。本当に素晴らしいことをやっているなと。

神永:ありがとうございます。僕自身が気にしているのは、「歌うまいね」と思われるより、「歌いいね」と言われたいんです。歌もミュージカルだとお芝居になってくるので、戦っている時、踊っている時、身振り手振りしている時などいろいろなシチュエーションがあって、その時々の感情を歌にのせていくのは、すごく歌える人じゃないと難しいことだと思うけど、それを意識するだけで聴く側も感じ方が違うみたいなので、そこに重点を置いてやっています。

劇場用アニメで登場したマリウスに加え、舞台オリジナルの新キャラも!

――今作では、昨年公開の劇場版アニメで登場したマリウスも新キャラで出てきて、アニメとリンクしていたり、アップデートしている感覚もします。

斉藤:マリウスは劇場版ではストーリーテラー的な存在で、まだまだ謎が多くて。アニメの本編には直接絡んでこなかったので、「デビミュ」の中ではどんな関わり方をしてくるのか興味深いし、気になります。

神永:僕もです。ミュージカルの過去2作ではローエンがストーリーテラー的な立ち位置だったけど、劇場版のマリウスもそんな感じじゃないですか? 更に今回はヴィフ、グラン、エルというオリジナルの新キャラも出てきて。楽しみです。

受け手がそれぞれの楽しみ方ができ、役者とキャラが刺激し合えるのが「ダンデビ」の魅力

――おふたりが感じる「ダンデビ」の魅力とは?

斉藤:「ダンデビ」はイケメンなキャラクター達が、ヒロインの女の子をあの手この手で落としていくフォーマットですが、その中に歌あり、バトルあり、笑いあり、そして感動ありといろいろな要素を含んでいるコンテンツだなと思っています。だから「こんなふうに見てください」とこちらから提示しなくても、見てくださる方が各々の楽しみ方をして、おもしろさを引き出してくれるのが「ダンデビ」の一番の魅力かなと思います。

神永:「ダンデビ」のミュージカルの魅力はやっぱり歌ですね。歌い上げるキャラもいるし、バトル中に歌っていて、その時に生まれる、生の感情を感じることができます。役者陣も曲にのせられることで、力を引き出されます。リツカの感情をダンスで表現する肝付さんもそうだと思います。
斉藤:それは楽しみですね(笑)。

神永:1人ひとりが役に入り込んで、役を大事にしながら愛を持って演じているけど、逆にキャラに愛されていくと感じられるんですよね。役者とキャラがお互いに刺激し合いながら魅力を倍増させていけるのが「ダンデビ」なのかなと思っています。


舞台上で最高に輝くレムが見たい

――では最後に公演を控える神永さんへ斉藤さんからエールを。

斉藤:お互いの付き合いもそうだし、「ダンデビ」という作品、レムというキャラとの付き合いも長くなってきた中、「デビミュ」からは毎回、新しいことをしよう、今までとは違った試みをしようというハングリー精神を感じていて。圭佑が締めるところはしっかり締めて、新たな仕掛けにも挑戦していきたいと言っているので、僕から言えることは、舞台の上で最高に輝いているレムを見ることを楽しみにしています!くれぐれも体に気を付けてね。また近々、飲んで語り明かしましょう。

神永:そうですね。

斉藤:素敵なレム様と「デビミュ」をよろしくお願いします。

神永:ありがとうございます。頑張ります!

ミュージカル「Dance with Devils~Fermata(フェルマータ)~」

2018年3月15日(木)~ 25日(日)
東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo
前売り:8,800円(税込/全席指定)※特典付きチケット一般発売中!

ミュージカル「Dance with Devils~Fermata(フェルマータ)~」公式サイト
劇場版「Dance with Devils-Fortuna-」公式サイト

(C)グリモワール編纂室/Dance with Devils F 製作委員会
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