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『よりもい』水瀬いのり、花澤香菜らキャスト陣6名登壇のイベントをレポート

『宇宙よりも遠い場所』水瀬いのりさん、花澤香菜さん、井口裕香さん、早見沙織さんらキャスト陣6名が登壇した「南極よりも楽しいフェスティバル」レポート

いしづかあつこ監督をはじめとする『ノーゲーム・ノーライフ』シリーズのスタッフが制作した、オリジナルテレビアニメーション『宇宙よりも遠い場所』(以下、よりもい)。2018年1月~3月に放送された本作は、南極を目指して奮闘する4人の女子高生の物語を描き、多くのファンを獲得しました。

そんな本作の一大イベント「『宇宙よりも遠い場所』南極よりも楽しいフェスティバル」が、8月12日(日)にさいたま市文化センターで開催されました。

イベントには玉木マリ役の水瀬いのりさん、小淵沢報瀬役の花澤香菜さん、三宅日向役の井口裕香さん、白石結月役の早見沙織さん、藤堂吟役の能登麻美子さん、前川かなえ役の日笠陽子さんら6名のキャスト陣が登壇し、作品の振り返りトークやお楽しみコーナーで会場中は楽しい雰囲気に。本稿ではこのイベントの模様をレポートしていきます。

 

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お揃いのジャージ姿でキャスト陣が登場!

当日のステージは、南極の昭和基地とキマリたちも見たオーロラをイメージしたものになっていました。スクリーン上でオープニングムービーが流れると、キャラクターたちが着用していたものを思わせるジャージ姿で、水瀬さんたちが登場!

その様子を見た会場には温かい拍手が溢れ、それに応えるかの如く順番に挨拶をしていくキャスト陣。早見さんの挨拶では、自身の演じる結月のセリフにちなんで「(いっぱい企画を用意しているので)楽しんでくれなかったら軽く死なせますよ!?」と観客を盛り上げていました。


もちろんお揃いのジャージについてのトークも。特に水瀬さんの姿はハマり過ぎていると言っても過言ではなく、ほかのキャスト陣から「可愛い」「似合ってる」といった声が次々と。当の本人は「体験学校に来たみたいになっている」と言っていたものの、観客からも大好評でした。

また、イベントタイトルの「南極よりも楽しいフェスティバル」については、南極の各国の基地で開催されている「ミッドウィンターフェスティバル」にちなんだもの。このイベントが南極のお祭りよりも、楽しいお祭りになることを願ってのものなのだとか。
 

いしづか監督が明かす『よりもい』の秘密!? 知ればきっともう一度見たくなる!

その後は作品に関する思い出話をしていくことに。花澤さんは会場に向かう道すがら、電車の中で本編を見ながら復習していたそうです。しかし、感動のあまり泣いてしまいそうだったようで、電車内で見るのは避けた方が良いと力説していました。

物語後半の盛り上がりについてもトークしていったところで、本作の仕掛人とも言えるスタッフ陣、いしづかあつこ監督、シリーズ構成・脚本の花田十輝さん、キャラクターデザイン・総作画監督の吉松孝博さんらが選んだ印象に残るシーンを紹介していくことに。

トップバッターは吉松さん。意外にも物語前半からのピックアップとなっていて、上映されたシーンは第6話「ようこそドリアンショーへ」より、日向と結月の掛け合い「まさかセクシー水着グラビアですか!?(日向)」からの「バカにしてますよね?(結月)」のシーンでした。


ふたりの話を聞いた報瀬のズレっぷりと間が素晴らしいとのことで、その気に入り様は「残りの人生、いつ見ても同じ音量で笑います」と語るほど。キャラクターデザインの苦労や思い入れの深いキャラクターたちを演じてくれたキャスト陣への感謝を述べたところで、続いては花田さんが選んだシーンを紹介。

花田さんも第6話から報瀬と日向がドリアンアイスを食べるシーンをピックアップしており、鼻を摘んで会話する場面は特に気に入っているとのこと。また、一番見返すのは結月の「報瀬さん、何か隠してますよね?」のところだそうで、花澤さんのリクエストもあって早見さんが実際にセリフを披露してくれました。

最後はいしづか監督のターン。しかし、監督のお気に入りシーンは“全部”ということで、制作にあたっての裏話がいくつか語られていきます。

キマリのスケールモデルが監督自身であった事実は、驚きの声が多数あがりました。身長がキマリとほとんど同じことから、自分をモデルに人物と物との対比を描いていたのだとか。加えてキマリの足元の描写については、監督が自分自身を撮影して描いていたそう。


このほかにもキマリのスニーカーはいしづか監督の所持品との色違いであることや、成長過程である背の低いキャラクターの目線にあわせるため、若干他の作品よりカメラが低くなっているといった事実が明かされていきます。気になった方は、ぜひとも今一度作品を見直してみてはいかがでしょうか。

最後にいしづか監督から出演者の6名ひとりひとりへ宛てたお手紙を紹介。結月という年下の妹ポジションに、あえて早見さんのをキャスティングしてみたかったことがわかったり、他の作品から続いている日笠さんとの信頼関係を窺わせたり、能登さんのマイルドな声質で厳しい中にもやさしさがあるキャラクターになったなど、聞いているだけで温かな気持ちになっていきます。

このほかにも、いしづか監督からのお手紙でアフレコ時のエピソードが判明していきました。井口さんが第11話「ドラム缶でぶっ飛ばせ!」にて、日向に感情移入するあまり泣きながらアフレコに臨んでいたという話では、井口さん本人は他のキャスト陣やスタッフにバレていないと思っていたことが語られました。

水瀬さんへは、いきなり手紙の中で「キマリだったね」と語りかけたいしづか監督。普段喋っている時からキマリっぽさを感じられていたようで、イヤホンを忘れて現場に取りに戻り、今度は帽子とマスクを忘れて出てしまったことが明かされると、まるでキマリのようなおっちょこちょいなエピソードに会場からは笑顔が溢れました。

しかし現場では、主人公としてリーダーシップを発揮してくださったそう。キャラクターを演じている時以外も完璧だったと評し、「最後までみんなの旅路を引っ張ってくれてありがとう」と結びました。これを受けた水瀬さんは、みなさんに支えられながら作り上げた作品で、そんな温かい人に囲まれた現場だったからこそキマリらしくいられたと感謝をしていました。

最後に紹介されたのは花澤さん。いしづか監督は、報瀬で新しいヒロイン象を追求できたと自負していました。そして第12話「宇宙よりも遠い場所」のアフレコについては、花澤さんの演じる報瀬を見て号泣してしまったのだとか。「作り手なのに号泣させられるとは屈辱です」と話すと、最後に「ざーさん、半端ないって!」と称賛の言葉を贈っていました。

この第12話は報瀬にスポットがあたり、遂に彼女の目的だった“母のいる場所へ行く”が達成されたエピソード。本作を語る上で絶対に外せないエピソードとなっていて、日笠さんと能登さんもオーディオコメンタリーの収録時のエピソードを語り、ふたりで号泣してしまったことを明かします。

しんみりとした雰囲気で、さらにいしづか監督からの総括メッセージを花澤さんが読み上げることに。オリジナル作品という事で、いしづか監督はキャラクターたちがどう成長していくのか計算しきれない部分があったそうです。しかし、そこに声が乗ることで、キャラクターたちが命を宿し、確かに存在していたという事実に感動を覚えたそうです。
 

まさかの昼食報告会に会場は爆笑の渦に包まれる

いしづか監督のお手紙を受けてもう一度『よりもい』を見たくなったところですが、イベントはまだ続きます。井口さんが「さぁ、ということで!」と高らかに宣言すると、ここからはバラエティコーナーの時間に!!

まずは“ドラム缶で煩悩をぶっ飛ばせ!”を実施。ここでは第11話「ドラム缶でぶっ飛ばせ!」の如く、日ごろのうっ憤や後悔していることなどを会場に運び込まれたドラム缶型の鐘に叩きつけていくことになります。


趣向としては上記の通りなのですが、先陣を切った花澤さんが「このイベントの前日と前々日に焼肉を食べたため、当日のお昼は我慢していたところ、他のみんなが美味しそうな焼肉弁当を食べているのを見て自分も食べてしまい、今は胃が痛い!」と暴露したことで、本日の昼食の報告会のような様相を呈します。

続く水瀬さんは、紐を引っ張ると温まるお弁当が温まり切るまで待ちきれずに開けてしまったことで左手の親指を火傷。早見さんはお弁当の前に差し入れのいちご大福を食べてしまったことと、井口さんの温玉を貰ってしまったこと。

会場に一番乗りしたという井口さんからは、みんなが来る前にひとつだけあったお菓子を自分だけで楽しんでしまった懺悔が飛び出すと、能登さんからは早見さんの言っていたいちご大福の他にスイートポテトもあったことが判明し、我慢せずに食べればよかったと後悔していました。
 

景品はまさかの“しゃくまんえん”!?

お次は“青春しゃくまんえん”のコーナー! こちらは報瀬が南極へ向かうために貯めていた100万円にちなんだ3択クイズとなっており、3つの中からどれが一番“しゃくまんえん(100万円)”に近いかを当てることになります。


最初の問題は「動物園や水族館にいる動物の値段で100万円に近いもの」。設備準備費やレンタル費用も込みでの値段を当てることになりました。コウテイペンギン、インドゾウ、ホッキョクグマで一番100万円に近かったのは、なんとインドゾウ! 他のふたつは設備費用にお金がかかるため、桁がいくらか違うようです。

続いて「ツアー旅行の値段で一番100万円に近いもの」での選択肢は、ガラパゴス諸島4泊5日、エジプト7泊8日、北極圏クルーズ10日間の3つ。キャスト陣の解答が割れることとなりましたが、意外にも正解は北極圏クルーズ。一番高いのはガラパゴス諸島で、一番安いのがエジプトという結果に。

このほかにも花澤さんが過剰に立川を推した「電光掲示板にメッセージを表示させる値段で100万円に近いのは」の新宿アルタ30分、渋谷スクランブル交差点10分、伊勢丹立川店ビジョン1時間の3択や、会場の観客も参加してキャスト陣の回答をサポートした「施設を貸し切る時にかかる値段で100万円にちかいもの」。水瀬さんが“富士そば”に詳しい事が判明した「10年間1食ずつ食べると100万円に一番近いのは」などの問題で盛り上がりました。


ラストの問題「『よりもい』グッズを大量購入したときに100万円に一番近いのは」で勝負が決すると、優勝は早見さんに! ステージに賞品の分厚い封筒が運ばれてきました。中身を見ると、本物の100万円が! ただ、賞品のネタあかしで「100万円の臭いをかぐ」と発表され、早見さんには“100万円の臭いを嗅ぐ”権利がプレゼントされました。「人はお金を手にするとおかしくなるからね」と、スタッフに100万円を返却しました。

 

帰還直前の4人は南極生活で太ってしまったことに気づく

バラエティコーナーが終了すると、お次は朗読劇「宇宙よりも遠い目標」を披露! こちらはシリーズ構成・脚本の花田さん書き下ろしで、時系列は最終話の直前。南極生活で太ってしまっていたキマリたちが、ダイエットに挑戦するという内容でした。


困ったキマリたちは日笠さん演じる前川かなえの“BARかなえ”で相談すると、実は能登さん演じる藤堂吟も太ってしまっていたことが発覚。彼女のもとで報瀬の母・小淵沢貴子(CV:茅野愛衣さん)も、以前に吟とかなえにプレゼントを賭けた誓約書を交わしてまで痩せようとしていたことがわかると、キマリたち女子高生4人も目標体重と罰ゲームを賭けてダイエットを行うことに。

しかし、そう簡単にいく訳もなく、ダイエットはあえなく失敗。キマリならアニメ本編で見られたタヌキのような日焼け跡をもう一度、報瀬なら吟と二人羽織に挑戦といった具合に、各々設定した罰ゲームを行うところで物語は終了となりました。




ここで女子高生組の4名が一度退場。日笠さんと能登さんによる朗読劇の感想トークを行ったところで、メインキャストによるエンディングテーマ「ここから、ここから」のライブコーナーが実施! この楽曲に作品やキャラクターたちを思い返しながら聞き入ったところで、イベント終了の時間が近づいてきました。

最後に日笠さんから順番に一言ずつコメントしていくと、それぞれ作品への思い入れを語っていきます。花澤さんは、いざイベントが終わるとなると寂しいと話していました。このイベントでまた報瀬を演じられて嬉しかったそうですが、その気持ちをどこへ持っていけばいいのか戸惑っている様子。

それでもこの作品に関われた幸せな気持ちを持ち続けながら今後も生きて行こうと述べると、同じ事務所で関係を積み上げてきた井口さんと共演できたことなど、これまでになかった素敵な瞬間がたくさんあったと話してくれました。


最後に水瀬さんは作品を通して出会えた色々な人たちを振り返り、自分から興味を持たなかったら知りえないところで、様々な人たちが努力していることを知れて嬉しかったとコメント。頑張っていたら何かいいことがあると口にすると、みなさんと笑顔でイベントできて嬉しかった、これからもキマリたちをずっと好きでいてくださいと語りかけ終幕となりました。

これで一旦の幕となったアニメ『宇宙よりも遠い場所』。いつかまたキマリや報瀬、日向、結月と再会できることを祈りつつ、これからも応援していきましょう!

[取材・文/胃の上心臓 撮影/相澤宏諒]
 

イベント概要

公演日:2018年8月12日(日)開場 16:00/開演 17:00
会場:さいたいま市文化センター 大ホール
住所:さいたま市南区根岸1-7-1

出演(敬称略):
水瀬いのり(玉木マリ役)
花澤香菜(小淵沢報瀬役)
井口裕香(三宅日向役)
早見沙織(白石結月役)
能登麻美子(藤堂吟役)
日笠陽子(前川かなえ役)
 

テレビアニメ『宇宙よりも遠い場所』作品情報

STORY

そこは、宇宙よりも遠い場所──。

何かを始めたいと思いながら、中々一歩を踏み出すことのできないまま高校2年生になってしまった少女・玉木マリ(たまき・まり)ことキマリは、とあることをきっかけに南極を目指す少女・小淵沢報瀬(こぶちざわ・しらせ)と出会う。

高校生が南極になんて行けるわけがないと言われても、絶対にあきらめようとしない報瀬の姿に心を動かされたキマリは、報瀬と共に南極を目指すことを誓うのだが……。

STAFF

原作:よりもい
監督:いしづかあつこ
シリーズ構成・脚本:花田十輝
キャラクターデザイン・総作画監督: 吉松孝博
美術設定:平澤晃弘
美術監督:山根左帆
色彩設計:大野春恵
撮影監督:川下裕樹
3D監督:日下大輔
編集:木村佳史子
音響監督:明田川仁
音響効果:上野励
音楽:藤澤慶昌
音楽制作:KADOKAWA
アニメーション制作:MADHOUSE
協力:文部科学省、国立極地研究所、海上自衛隊、SHIRASE5002(一財)WNI
製作:「宇宙よりも遠い場所」製作委員会

CAST

玉木マリ:水瀬いのり
小淵沢報瀬:花澤香菜
三宅日向:井口裕香
白石結月:早見沙織
藤堂 吟:能登麻美子
前川かなえ:日笠陽子
鮫島弓子:Lynn
高橋めぐみ:金元寿子
玉木リン:本渡楓
白石民子:大原さやか

テレビアニメ『宇宙よりも遠い場所』公式サイト
テレビアニメ『宇宙よりも遠い場所』公式ツイッター(@yorimoi)

ハッシュタグ:#yorimoi #よりもい

(C)YORIMOI PARTNERS
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