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「このすばチャンネル☆レジェンド!」スニーカー文庫感謝祭レポ

福島潤さんと高橋李依さんがクイズバトルを繰り広げた「このすばチャンネル☆レジェンド!」スニーカー文庫感謝祭イベントレポート

今年(2018年)で30周年を迎えたライトノベルレーベル“角川スニーカー文庫”。富野由悠季先生による『機動戦士ガンダム』シリーズや水野良先生の『ロードス島戦記』など、数々の名作小説を送り出してきた同レーベルの感謝祭イベントが、11月4日(日)にベルサール秋葉原で行われました。

また、ステージイベント会場では、同レーベルが誇る人気作品『涼宮ハルヒの憂鬱』『この素晴らしい世界に祝福を!』『ロードス島戦記』のステージイベントを実施。アニメ版に出演された声優陣が登壇し、大いに盛り上がりました。本稿ではこれらより、『この素晴らしい世界に祝福を!』(以下、このすば)のステージイベントの模様をお届けします。

当日14時より行われた「このすばチャンネル☆レジェンド!」では、カズマ役の福島潤さんとめぐみん役の高橋李依さんに加え、『このすば』のスピンオフ的位置づけな『あの愚か者にも脚光を!』より、ドラマCDでリーンを演じた花守ゆみりさんも登壇!

小説第1巻から5周年を迎えたという事で、『このすば』のこれまでを振り返る企画をはじめ、花守さんも出演したドラマCDの収録時のエピソードや、福島さんと高橋さんが熱いバトルを繰り広げたクイズコーナーも行われました。


 

『このすば』の現場では「思いついたことは一度勇気を出して試してみる」ことが大切

今回は百花繚乱さんと高橋さんがMCを担当。このメインステージの会場はベルサール秋葉原の地下となっていたのですが、ここで「このすばラジオ」復活についての話題も上り、前のイベント時間に地上ステージにいた百花繚乱さんの元にも、ラジオ復活の歓声が届いていたことがわかりました。そんなトークで会場を大いに温めたところで、福島さんと花守さんを呼びこむことに。

ドラマCDで『このすば』ファミリーの仲間入りをした花守さんに収録の感想を伺いました。カズマたちのパーティメンバーとは別にアフレコを行ったそうで、間島淳司さん演じるダストと白熱したお芝居を繰り広げたとのこと。

福島さんがそんな花守さんに『このすば』の収録に臨むにあたってのアドバイスすることとなると、「思いついたことは一度勇気を出して試してみる」という言葉が贈られました。福島さんによるとこの作品の現場は懐が深いようで、ダメだったらみんなダメだと言ってくれるのだとか。
 


 
そうして福島さんがいい先輩ぶりを発揮したところで、「このすば5周年を振り返ろう」のコーナーを実施しました。5年前に当時の自分たちが何をしていたのかという話題になると、高橋さんはこの年に初めてアニメのエンドロールに自分の名前が載ったことを明かし、感慨深そうな様子を見せました。
 

オーディション時からカズマの演技の方向性は決まっていた……!?

アニメ第1期の話題になると、制作初期のオーディション時のエピソードが飛び出します。この作品のオーディションはテープ形式だったそうです。

放送が始まった後は冒険に行かずバイト三昧の主人公とヒロインなどが話題となっていましたが、福島さんは違う現場で同業者の方から「見てますよ」と言われることが増えたのだとか。また、高橋さんはPVが解禁されたあたりから、「早く本編の会話劇も見て欲しい」と思っていたそうで、これには福島さんも同意していました。
 

 
花守さんがこの作品を知ったのはめぐみんがキッカケだったそう。眼帯をカズマに引っ張られているあのシーンがキッカケだったそうですが、福島さんによるとなんとこのシーンの台詞の一部は、初登場にも関わらず高橋さんが入れてきたアドリブなのだそうです。アニメでアドリブを入れるキッカケになったのは高橋さんだったそうですが、当のご本人にとってもこのシーンはとっても思い出深いものの様子。
 


 
話題が第2期に移ると、福島さんは第1話はアフレコ現場に入る前からとても緊張していたことを明かしました。緊張のあまり、冒頭のシーンは何度もリテイクを出してしまったそうですが、収録現場の温かい仲間たち支えられて乗り切れたそうです。

その後は関連書籍の累計部数を改めて振り返ったところで、「クイズこのすば5」のコーナーを実施しました。こちらは福島さんと高橋さんの対決形式。MCから出題される問題には正解が5つ以上あり、5つ答えることで勝ち点を獲得できます。

罰ゲームも用意されていることを告知したところで、じゃんけんで先攻後攻を決めることに。福島さんは勝負の前に「俺、負けたことねーから」と作中でカズマがアクアとじゃんけんする際の台詞を述べますが、それがむしろフラグとなったのかあえなく敗北。勝者となった高橋さんからチャレンジすることに。

最初は「男性キャラの名前を5人挙げる」となり、高橋さんは果敢にチャレンジするものの惜しくも正解ならず。続いて福島さんのターンとなりました。
 


 
福島さんがチャレンジしたのは、「『このすば』に出てくる魔法の名前」。“クリエイトウォーター”、“ティンダー”、“ターンアンデット”、“リザレクション”、“エクスプロージョン”と答え見事正解。再度高橋さんの手番に。

「紅魔族の名前を5名上げる」という難問でしたが、めぐみん、こめっこ、ゆいゆい、ひょいざぶろー、ゆんゆんとさらっと解答した高橋さん。ここで1ポイントを獲得することになりましたが、“ゆんゆん”についてはいつも邪険に扱っているめぐみん同様最後まで言うのを渋る芸の細かさを見せていました。
 


 
福島さんの2問目は「めぐみんの魅力を5つ」となりました。背が小さい、可愛い、中二病、エクスプロージョンが撃てる、スカートが短い、声が高橋李依であると答え2ポイントを先取した福島さんの勝利となると、罰ゲームの詳細が明らかに。

「声が高橋李依である」という福島さんの解答に気を良くした高橋さんは進んで罰ゲームを受けようとしましたが、その内容は結局カズマとの掛け合い形式! 最初から勝敗が関係なかったことを把握した福島さんもノリノリでこの罰ゲームに臨むと、カズマとめぐみんとして映画化の報せを聞いて緊張でアワアワするふたりを演じました。


 

めぐみん役のめぐみんさん(CV:福島潤さん)が登場!!


そのままの流れで最後に映画の成功を祈願し、会場のみなさんと声を合わせて「エクスプロージョン」と叫んだところで、そろそろコーナー終了の時間に。告知コーナーに移ることになったのですが、なぜかここで福島さんが退場してしまいました。それがなぜだったのかはこの後明らかに……!?

順調に告知が進むなか、なんと当日物販で販売されていた、めぐみんの抱き枕カバーを被った謎の人物が会場に現れたのです!! この中身はみなさんご想像の通り福島さんです。「なますに」でもこのスタイルで登場し笑いを取っていましたが、この姿のまま福島さんはイベント終了の時間を迎えることに。

花守さんはこの姿の福島さんを見て『このすば』ファミリーになれるのかちょっと不安に思ってしまったそうですが、めぐみんが大好きなので生めぐみんふたりに囲まれて嬉しいと結びました。

続いて高橋さんは久しぶりにMCとしてこの場に立てることを喜ぶと、頼もしい座長(福島さん)率いるこの作品の応援をこれからもよろしくお願いしますとしました。

最後に抱き枕カバーを被ったまま福島さんがめぐみん役のめぐみんとして、アニメでめぐみんを演じる高橋さんと共演できて光栄としつつ、「応援してくれないと爆裂しちゃうぞ♪」と最後まで笑いを取っていました。

爆笑の連続となったこのイベント。しかし、今後の展開でも声優陣はファンを笑わせてくれることと思います。まずはオーケストラコンサートやゲーム、復活を遂げる「このすばラジオ」でテンションを高めていきましょう!
 


 
[取材・文/胃の上心臓]
 

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映画『この素晴らしい世界に祝福を!』作品情報

<STAFF>
原作:暁なつめ(株式会社KADOKAWA 角川スニーカー文庫刊)
原作イラスト:三嶋くろね
監督:金崎貴臣
シリーズ構成:上江洲誠
キャラクターデザイン:菊田幸一
音楽:甲田雅人
アニメーション制作:J.C.STAFF

<CAST>
カズマ:福島潤
アクア:雨宮天
めぐみん:高橋李依
ダクネス:茅野愛衣
ウィズ:堀江由衣
ゆんゆん:豊崎愛生

映画『この素晴らしい世界に祝福を!』公式サイト
映画『この素晴らしい世界に祝福を!』公式Twitter(@konosubaanime)

(C)暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/映画このすば製作委員会
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