
『一休さん』一休、『ガラスの仮面』月影千草などを務めた故・藤田淑子さんの『青山二丁目劇場』追悼特別編が放送。声優・古川登志夫さんからのコメントもオンエア
文化放送は2018年1月28日(月)、ラジオドラマ番組『青山二丁目劇場』(月曜 午後8時30分~9時00分)を、昨年、2018年12月28日に浸潤性乳がんのため死去した故・藤田淑子さんの追悼特別編として放送されることが決定しました。
生前の藤田さんは、声優、女優、ナレーター、歌手として幅広く活躍し、TVアニメ『一休さん』の一休 役、『キャッツ♥アイ』の来生泪 役、『ガラスの仮面』月影千草 役などで様々な作品に出演。
番組では、今回の訃報を受けた二代目劇場支配人を務める古川登志夫さんからのコメントも放送されます。
▲故・藤田淑子(2008年撮影)
藤田さん出演のラジオドラマ「あじさいの唄」を再放送
藤田さんは、2006年から2014年7月まで、同番組の初代「劇場支配人」として毎週ナビゲーターを務めていました。温かみと華のあるお声でリスナーを魅了し、訃報を受けリスナーからも哀悼のメールが相次いで寄せられています。
当番組で藤田さんは、番組の柱であるラジオドラマにもたびたびご出演されており、今回は追悼の意を込めて過去にご出演されたラジオドラマを再放送します。
放送する作品は、2011年から2012年にかけて複数回にわたりシリーズで放送した「あじさいの唄」(森栗丸原作、小学館「ビッグコミックススペシャル」刊)より、最終回「夏の終わり」です。
「あじさいの唄」は、漫画家・森栗丸さん原作の漫画で、母を亡くした少年・栗太郎と、男手一つで栗太郎を育てる父、そして犬の栗之助が、貧乏生活の中でも家族や周囲の人々の温かさに包まれた江戸時代の一家族の日常を描いた作品です。藤田さんはこの中で、主人公の少年・栗太郎を演じています。
番組ではまた、今回の訃報を受けた二代目劇場支配人を務める古川登志夫さんからのコメントも放送されます。古川さんと藤田さんは長年に及ぶ親交があり、古川さんのツイッターには本番組のパーソナリティ交代時の写真も掲載されています。
やはり………この報せ、見たくなかったなあ、事務所の公式発表。 https://t.co/LuOYcedwP5 藤田淑子さんの訃報って。これから正月じゃないか!一緒に芝居したり、仕事したり想い出が多すぎるよ。画像:文化放送【青山二丁目劇場】の《支配人》引き継ぎの日のスナップ。 pic.twitter.com/vsiaVkBVRi
— 声優・古川登志夫 (@TOSHIO_FURUKAWA) 2018年12月28日
森栗丸原作「あじさいの唄」より最終回「夏の終わり」
キャスト
栗太郎:藤田淑子
父上:岸野幸正
母上:山崎和佳奈
ごん太:摩 味
菊丸:鉄炮塚葉子
『青山二丁目劇場』番組概要
■タイトル:『青山二丁目劇場』
■放送日:毎週月曜 午後8時30分~9時00分
※特別追悼編は1月28日(月)同時間に放送
■(現在の)番組パーソナリティ:古川登志夫
■出演:青二プロダクション声優陣
*FM91.6/AM1134 またはradiko.jp(スマホアプリ・PC)でお聴きいただけます。