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『アリータ:バトル・エンジェル』パフォーマンス・キャプチャーが用いられた理由とは?

2月22日(金)公開! 『アリータ:バトル・エンジェル』サイボーグのアリータにパフォーマンス・キャプチャーが用いられた理由とは?

SF漫画の最高峰として語り継がれ、日本はもとより世界15の国と地域で翻訳された木城ゆきと原作による伝説の漫画「銃夢」。長年に渡り映画化を切望してきた巨匠ジェームズ・キャメロン製作・脚本で遂に、2月22日より『アリータ:バトル・エンジェル』が公開となります。

本作の主人公であるサイボーグの少女アリータを描くにあたり、パフォーマンス・キャプチャーが用いられた理由が判明しました!

リアルに観客が感じられるようにするため、そして原作に敬意を込めるために、パフォーマンス・キャプチャーが取り入れられたとのこと。

また、本稿では、アニメイトタイムズ独占で『アリータ:バトル・エンジェル』のロバート・ロドリゲス監督とプロデューサーのジョン・ランドー、主演のローサ・サラザールからのコメントもお届けします。

アニメイトタイムズ独占!パフォーマンス・キャプチャーが取り入れられた理由とは?

本作のアリータは、パフォーマンス・キャプチャーによって主演のローサ・サラザールの演技が生かされています。パフォーマンス・キャプチャーとは、現実の人間の動作や、表情の変化をデジタル化して取り込み、キャラクターの感情をより繊細に表現できる手法。

本作をはじめ『アバター』や『猿の惑星』シリーズ、『アベンジャーズ』シリーズなど数々のハリウッド大作に用いられています。

ロバート・ロドリゲス監督は本作でパフォーマンス・キャプチャーを用いた理由について、「私のこれまでの作品は夢心地のようだった。けれど本作は違うんだ。観客が目にするとき、夢が起こっているように感じると共にリアルに感じなければならない」と、リアルに感じることを何より大事にしたことを明かしました。

続けて「大切なのはアリータが他のキャラクターと同じように本物だと思えることだ。リアルなセットで本物の役者に演じて欲しかった。そうすれば観客は目の前の映像世界と感動的な物語に没頭できると思ったんだ」と、アリータの繊細な感情をより観客に訴えかけることにこだわったためであったことを語ります。

さらに『アバター』、『タイタニック』をキャメロンと共に手掛けたプロデューサー:ジョン・ランドーは

「“ローサの目でやろう。体はCGでやろう。ローサの顔を入れよう”と言うのは簡単で楽だった。でも、僕らはスクリーンでアリータを忠実に描きたかったんだ。パフォーマンス・キャプチャーはとても科学に基づいたもので、自然な人間の顔や体の動きを取り入れられるんだ」

と、人間味溢れるアリータをパフォーマンス・キャプチャーで表現したことへの強い想いを明かしました。

私とアリータは一人で、同じだった

ローサはパフォーマンス・キャプチャーで自身が演じたテスト映像を初めて見たときを振り返り、「自然と涙が溢れ出した。アリータの身体が私自身の身体だったからよ。私の全く新たな一部のように感じられたの」と、感極まる貴重な瞬間であったとのこと。

撮影では特別な重い器具の装着や、顔の表情や筋肉の動きを意識する苦労があったことを明かしつつも、それらの苦労のお蔭で「超クールよ!私がアリータを演じていた時は、私とアリータは一人で、同じだった」と、アリータが自身の外見や動きに忠実に再現され、愛着をもって撮影に挑むことができたという。

続けて、演じたアリータについて

「アリータは私と同じで様々な感情がある。彼女は不安を感じている。好奇心が強くて反抗的。彼女はパワフルであると同時に弱さも持っているの。彼女には本物の感情が流れ、それをいつもむき出しにしている状態だと思う」

と、アリータは人間の少女と同じように様々な感情を持ち、誰もが感情移入できるキャラクターであることを語りました。

本作でパフォーマンス・キャプチャーによって繊細に表現されたアリータの成長を描くドラマティックなストーリー、そして迫力のアクションシーンにも注目です!

作品情報

ストーリー

舞台は、“支配する者”と“支配される者”の2つの世界に分断された、謎めいた遠い未来。サイバー医師のイドは、瓦礫の中から少女の人形の頭部を拾い上げる。

彼女は300年前のサイボーグであり、なんと脳は生身のまま生きていた。イドは、過去の記憶を失っていた少女に新たな機械の身体を与え、アリータと名付けて成長を見守る。

ある日、自分の中に並外れた戦闘能力が眠っていることに気づいたアリータは、自分が300年前に失われたテクノロジーで創られた“最強兵器”だということを知る。

逃れられない運命に直面した少女は、与えられた自分の命の意味を見つけるために、二つの世界の秩序を揺るがす壮大な旅に出る。

スタッフ&キャスト

原作:「銃夢」木城ゆきと
脚本・製作:ジェームズ・キャメロン
監督:ロバート・ロドリゲス『シン・シティ』『スパイ・キッズ』
出演:ローサ・サラザール、クリストフ・ヴァルツ、ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリほか
配給:20世紀フォックス映画

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