声優
『RGR』が『DBD』へ改名!『シャキッとスタート』発売記念インタビュー

『Run Girls, Run!』が『Dan Balls, Dan!』へ改名!新生活応援シングル『シャキッとスタート』発売記念インタビュー

青天の霹靂とはまさにこのことだ。

2017年7月30日に開催された『Wake Up, Girls!新章 新キャスト&新キャラクター発表会』でのお披露目以降、メディアを通じてその活動を応援してきた『Run Girls, Run!』が2019年4月1日に改名し、新たなスタートを切るという。

林鼓子さん、森嶋優花さん、厚木那奈美さんの3人に新しく提示されたユニット名は『Dan Balls, Dan!(以下、DBD)』。更にデビュー曲も発売となった。

そのタイトルは「シャキッとスタート」だ。曲の内容は同日に配信もスタートした『Dan Balls, Radio !!』を聴いてほしい。

今回、一歩踏み出す勇気を持って、新しい活動、新しい自分たちへと身を投じる彼女たちに直接話を聞く時間を得ることができた。

「突然の改名。さすがにちょっとはショックだろうな...」

そんなことを考えながら、取材場所に到着。ユニット名、コンセプトの変更に神妙な面持ちかと思いきや、スッキリとした表情いや違う、「ダイヤモンドスマイル」を浮かべている3人がそこにいたので驚いた。

3人ともすでに人々の新生活を応援する心の準備はできあがっているようだ。背筋もピンと伸び、気合いも十分な様子である。

「ビックリしましたよ。でも、もう大丈夫です。『シャキッと』してます!こんにちわー!」という林さんの第一声から取材は始まった。

シャキッとインタビューがスタート!『DBD』のデビュー曲とは何だ!?

――『Run Girls, Run!』突然の改名。正直、驚きを隠せませんでした...。今の率直な気持ちをお聞かせください。

林鼓子さん(以下、林):私自身びっくりしたんですけど、皆に元気を届ける、与えるということは変わりません。今日から『DBD』として頑張ります。

厚木那奈美さん(以下、厚木):私たち『RGR』として走っていたので、初めて聞いた時はそんなに方向性変えますか?ってすごくビックリしました(笑)。

でも、新生活をはじめた人を応援するコンセプトを聞いたり、4月から再スタートを切ると決定してからは、みんなを「シャキッと」応援したいと思っています。今は『DBD』として頑張りたい気持ちでいっぱいです。

森嶋優花さん(以下、森嶋):そんなことより、段ボールって日本語なんですか?

――和製の言葉ですね。

森嶋:へーそうなんですね!段ボール持っている私も可愛いので、全然問題ないと思いますよ♪実は、私と段ボールが組み合わせるとすっごく可愛いんですよ!この融合性を楽しんでください(ニヤリ)。

厚木:確かに!すごく可愛かった〜。

森嶋:でしょでしょ?

――なるほど。もう気持ちは固まっていると。では、『Dan Balls, Dan!』というユニット名についてはいかがでしょう?

林:『Dan Balls, Dan!』という名前は、初めて聞いた時から耳馴染みがいいなって。スッと入ってくる感じ。私、小さい頃から工作とかするの好きだったんですよ。段ボールをよくいじっていたなぁって(笑)。

森嶋:略したら「DBD(ダンボ)」だしね。「DBD(ダンボ)」ちゃんって呼んで欲しい!

――デビュー曲もすでに決定しています。タイトルは「シャキッとスタート!」。キラキラとしたアイドルソングのようなメロディを勝手な想像しました。例えば、日曜朝に放送されているアニメのOP主題歌にもピッタリな雰囲気というか。

林:まさしくそんな曲です!

森嶋:朝の目覚ましにもピッタリな感じなんですよ。「シャキッと起きれるぜ!」ってなっちゃうみたいな。

厚木:イントロから印象的な楽曲になっています。出だしから一気に盛り上がる曲なので朝「シャキッと」目が覚めるというか。

森嶋:「1日がはじまるぜ!」って感じだよね。

――森嶋さんは「シャキッとスタート!」のデモを初めて聴いた時はどう感じましたか?

森嶋:そうですね。これはライブでみんなが「シャキッと」してくれるなって。例えば、「『DBD』のライブかぁ〜。はじめてだなぁ」ってくらいのテンションで会場に来た方も、一気にスイッチが入る曲だと思います。

――歌詞はどんな雰囲気でしょう?

厚木:全体的に新生活を迎える方に向けた歌詞になっています。私たちからの新生活応援ソングというか。背中を押してくれるような雰囲気に仕上がっていますね。

――ちなみに厚木さんはどの歌詞が印象的でしたか?

厚木:えっ!?そうですね(笑)。この曲は、はやまる(林さん)が歌い出しなんですけど、一番最初のフレーズが「はじめよう」なんです。まさに新生活をはじめようというか。

うふふ。私たちも4月から『DBD』をスタートするので、一人じゃないよ?という気持ちが伝わってくれると嬉しいです。

――ありがとうございます。厚木さんのパートではどこがお気に入りですか?

厚木:私のパートですか!?そうですねぇ...。どこがいいかな。Aメロで、はやまるの次に私のパートが来るんですけど、「ワタシ色」のというフレーズがあるんです。ここが好きですね。

新しい生活って、どんなことをしていいのかも分からないじゃないですか。例えば、上京して1人のお部屋ができたりとか。今までは自分で決めていなかった家具を選んでみたり。「ワタシ色」に染めていく感じが新生活の醍醐味でもありますよね。

森嶋:すごい!上手いね!

厚木:皆さんも「シャキッとスタート」を聴きながら家具を選んだり、身の回りを整えていただけると嬉しいです。

――林さんは歌い出し以外で印象に残っているフレーズはありますか?

林:新生活をはじめると、いろいろな出会いがありますよね。この曲は「スマイル」というフレーズも多く登場するんです。「元気なスマイル」とか。

新しい出会いでは、やっぱり第一印象って大事なので。そのためには笑顔が重要です。「シャキッとスタート!」を聴いて笑顔になって欲しいですね。

――ありがとうございます。「ワタシ色」、「スマイル」。新生活にピッタリな歌詞に仕上がっていそうです。ちなみに、今回のMVで森嶋さんの可愛いポイントはどこでしょう?

森嶋:そうですねぇ。今回も全部なんですけど(ニッコリ)。でも、強いて挙げるなら私が段ボールで“何か”を作っているシーンですね。「作っちゃおう」というフレーズで“何か”を作っているので。ここは必見ですよ!

『DBD』新生活の想い出

――「シャキッとスタート!」についてありがとうございました。ここからは3人が新生活をスタートした当時の想い出を振り返っていただきます。それぞれのご上京や『RGR(当時)』としてのデビューなど、色々な新生活のはじまりがあったと思います。

森嶋:私は去年上京してひとり暮らしになりました。先日の3月16日が誕生日だったんですけど、人生ではじめて1人で過ごしたんです。メッチャ寂しかったんですよ...。

新生活をはじめて一人暮らしは楽だなって思ってたんですけど、プライベートのイベントの時にメチャメチャ寂しいんだなって思いました。キラキラしたことばっかりじゃないんですよ、新生活って...。

林:ちょっと!何で後ろ向きなの!

厚木:本当に寂しかったんね〜(笑)。

森嶋:うん、寂しかった〜。でも、翌日はメンバーやスタッフさんからのサプライズがあって、新しい環境で一緒に居る人たちの大切さを知りました!



――来年の誕生日はどう過ごしたいですか?

森嶋:お仕事がガッツリ入ってると嬉しいです。そうだ!イベントを開催してファンの方たちと盛り上がりたい!

林:いいね!私たち家に行くよ?

厚木:お料理作るよ〜。

森嶋:嬉しい〜!!!

――来年は仕事の後に3人でパーティーができると素晴らしいですね。林さんはいかがですか?

林:私も去年上京して、ちょうど1年くらい経ちました。丁度今頃に、家族で桜を見に行ったなぁって。私、田舎から出てきたのでこんなに東京って人が居るんだな〜ってびっくりしてました。屋台もいっぱいあったし。たくさんの人が楽しそうにしているのを見て、春っていいなって。

――『RGR(当時)』としてデビュー後は、東京に来る機会が増えたと思います。実際に住んでみて感じたことはありますか?

林:本当に東京の人は歩くのが早いと思いました。私、東京に来たばかりの頃は、歩くスピードがすっごく遅かったんですよ。でも今はそのスピードに自分が慣れちゃって。地元に帰ったら、友だちが歩くスピードが遅いって感じるようになっちゃいました。

――東京のスピードに慣れてきたと。

林:そうですね。東京の人って一駅くらいだったら平気で歩くじゃないですか?それが最初理解できなかったんですよ(笑)。地元は車社会だったので。今は、オシャレなカフェに入ってみたり、電車にも怖がらずに乗れるようになりました。

――一年ですっかり東京に慣れることができたみたいですね。厚木さんはいかがですか?

厚木:私は大学の進学がキッカケで上京したんです。その時から田舎者の私がこんなに都会の大学に通って大丈夫かなって?不安がありました。

――環境が変わると最初は不安ですよね。引っ越しはスムーズにできましたか?

厚木:はい。私、長野県からお引越しする時の荷造りが印象的に残ってて。想像以上に荷物があったんですよ。そう、段ボールが物凄い量になってたんです。

ひとり暮らしのお部屋って、そんなに広くないじゃないですか。部屋中、本当に段ボールだらけになってて(笑)。これ荷解き終わるのかな?って不安で不安で。

でも、一つひとつ段ボールを開けていくと、今までの時間を振り返るアイテムが入っていたりするじゃないですか。家族も気を利かせて、想い出のアイテムを入れたりして。気付けばホッコリしてましたね。

――ちなみにどんなアイテムが入っていたんですか?

厚木:これは笑い話なんですけど、お兄ちゃんがアイスのかたちをした入浴剤と本物のアイスを入れ替えて荷物に入れていたんですよ。

段ボールの中でアイスが飛び出しちゃってて、他の荷物がベタベタで(笑)。それで、これはもしかして!と思って冷凍庫を開いたら、入浴剤が入ってたんです。

「もう最悪!!!」と思ったんですけど、元気は出ましたね(笑)。

――厚木さんのご家庭は賑やかで楽しそうですね(笑)。以前の取材ではスターバックスが1件しかないところに住んでいたとお聞きしましたが、上京してみていかがでしたか?

厚木:はやまるが言ってた通り、みなさん歩くの早いですよね。当時『RGR』が結成した時に、マネージャーさんと一緒に移動していたら、私たち3人が歩くの遅すぎて(笑)。

林:そうそう(笑)。目の前もビュンビュン人が通ってたし。

厚木:ね(笑)。マネージャーさんはスイスイ進むのに私たちは途中から走ったり。これはなんとかしなくちゃって地元の友だちに相談しました(笑)。

森嶋:そんなに深刻に悩んでたの!?

厚木:そこまで深刻じゃないでけどね(笑)。でも、最初は小走りで追いついてたのが、今では一緒に歩けているので、人間って変わるものだなぁって。

『DBD』の3人が共同生活をはじめたらどうなる?

――それぞれの新生活の想い出ありがとうございました。ちなみに3人が新生活で共同生活をするとなったらどうなると思いますか?

厚木:いいですね!してみたいです!

林:私、正直全部あっちゃん(厚木さん)にやってもらうと思うな(笑)。

厚木:私もできる範囲があるからね(笑)。でも、みんなそれぞれやるでしょ??

林:役割は分担したほうがいいよね。

森嶋:風呂掃除は任せて(キリッ)。

林:そうなの?

森嶋:風呂掃除好きなの。磨くの楽しいんだよね。すっごいピカピカにするから。

――そうなんですね(笑)。誰の生活リズムが一番ちゃんとしてそうですか?

森嶋:絶対はやまる!

林:私、朝早く起きて、三食しっかり食べないと落ち着かないからね。休みの日でも朝8時に起きるし。食べる時間もこの時間って決めてるし。

厚木:そうだ!はやまるが一番最初に起きて、私を起こす。はやまるはのんびり過ごしてもらって、私が朝ご飯を作るじゃん。それで、ご飯ができたらもっちーを起こす。

森嶋:快適!最高じゃん!

林:私は目覚ましだよね。絶対起きるから。

厚木:そんな朝になりそう(笑)。もっちーも一緒に起こすんだけど、二度寝するじゃない?

森嶋:うん!絶対起きないよ!

厚木:でも、ご飯ができたって言えば起きるでしょ?

森嶋:起きる!匂いで起きちゃう♪

林:もっちー(森嶋さん)と同じ部屋に泊まった時、2時間くらい私がとなりで準備してても、起きなかったもんね(笑)。

――リーダーの森嶋さんの生活リズムが正されるのか?楽しみです。では、料理やゴミ捨てなどお当番を作ったら誰が一番ちゃんとやりそうですか?

厚木:決められてたら、3人共ちゃんとやりますよ(ニッコリ)。

林:当番じゃなくてもやってくれそうなのはあっちゃんだよね。でも、みんな何気に真面目なんですよ?

――なるほど。先程、厚木さんの話で荷解きの話が出ましたが、家具のレイアウトだと誰が得意なイメージがありますか?

厚木:もっちーです!

森嶋:よく分かったね!風水とかすごい気にするから私。方角とかちゃんとやらないと。そう、元々私おまじないとか好きだったんだよね。そこに風水とかの話とかが書いてあって。中学3年生の頃には自分の部屋の家具動かしたりとかしてたんだよ〜。

――そうなんですね。レイアウトのこだわりが凄そうです。では、一番部屋の掃除を頑張りそうなのは誰でしょう?

林:あっちゃんでしょ?

厚木:そうだね〜。今朝も部屋の掃除がしたい!って思って一時間くらいお掃除してたもん。

林・森嶋:!?

厚木:なんか気になっちゃうんだよね(汗)。

――すごいですね...。誰が一番料理上手?って項目も浮かんだんですけど、これは質問にならないかなって。

林・森嶋:あっちゃん!

厚木:(笑)。みんなもレシピ見れば作れるでしょ?そんなに難しくないよ?

林:それは料理できる人の言葉だよ(笑)。

――厚木さんはいつから料理や掃除が好きになったんですか?

厚木:3歳くらいかな?小さい頃の写真を見たらモップを持ってる私がたくさん写ってたんです。多分、その頃のマイブームがクイックルワイパーを持って部屋中を走り回るだったんだと思うんですよ(笑)。

森嶋:可愛い(笑)。

厚木:その頃は掃除というか、ただクイックルワイパーを持って走り回るのが好きだったと思うんだけどね。でも、当時から掃除は苦じゃないかな。料理は母と実家に居る時から一緒に作ったりしていたので、その時からかなぁ。

――3人の共同生活をした時に、厚木さんは林さんと森嶋さんに何を作ってみたいですか?

厚木:2人が食べたいものを作りたいですね。何が食べたい??

森嶋:肉!肉!

林:この前ローストビーフ作ったって言ってたよね?

厚木:うん♪

林:時間が掛かる肉料理がいいな〜。

厚木:分かった♪そうだ、いつか自分たちの番組でお料理やってみたいね。

林:私、てんやわんやだよ(笑)。

厚木:それが楽しいんだよ〜。

新生活を迎えた先輩へ

――3人の共同生活は楽しく賑やかそうですね。では、少し話題を変えまして。先輩である『Wake Up, Girls!(以下、WUG)』が“新生活”に入りました。さいたまスーパーアリーナでのファイナルライブは大きく盛り上がりました。その感想を聞かせてください。

林:私、最初からずっと泣いてたんですよ。本当に前が見えないくらい。すごい気迫でしたよね。ステージと客席を俯瞰して見れる位置に座っていたんですけど、先輩たちいつも以上にフォーメーションがキレイですごく揃ってるなって。

今、振り返っても本当にエネルギーがすごいライブだっと思います。私たちもデビュー前から『WUG』さんが元々好きでしたし、単純に楽しいという気持ちもあったんですけど、終わった時にこれで最後なんだって思っちゃって。最後だけど、終わるのが惜しくなるというか。

――ステージを見て林さんにはどんな学びがありましたか?

林:パフォーマンスはもちろんですけど、『WUG』さんって想いを届けるのが凄いなって。「TUNAGO」の前にかやたんさん(奥野香耶さん)が言ってましたけど、東北への想いだったり。

皆に想いを伝えるというパワーが本当に強かったから、パフォーマンスという言葉すら通り越していたというか。

見ている人たちに自分たちの気持ちを届けるって、パフォーマンスをする上ですごく大事なことだって分かってはいたんですけどね。改めて、その価値を目の当たりにしたのが学びでしたね。

――確かにメンバー全員の気持ちが伝わってくるライブでした。これは、難しい質問ですが、声に気持ちを乗せるってどういったことなのでしょう。

林:そうですね。『WUG』さんはお客さんと同じ視点でパフォーマンスをしていたと思うんです。距離感がすごく近いというか。

アーティスト側が歌声やダンスを通じて、気持ちを届けようとするのは当然のことですよね。じゃあ、今客席に来てくださっているファンの方々はどんな気持ちなんだろうって。そういったところまで考えてライブをしていたのかなって思いますね。

――特に印象に残った先輩のパフォーマンスはありますか?

林:全員すごかったですよ。全て印象に残っています。そうですね...。私はよっぴー(青山吉能さん)さんが特に印象深いです。

厚木・森嶋:うん、うん。

林:これまでのよっぴーさんって、明るく可愛いパフォーマンスが多い気がしていたんです。ただ、あの日のよっぴーさんはメチャメチャカッコよくて。それが凄く新鮮で。あの日の先輩たちは全員いつもと全然違ったんですけどね。

厚木:一曲目の「タチアガレ!」のDパートのソロ。よっぴーさんの気迫が凄くて私、鳥肌たってたんだよね。本当にカッコよくて凄かった。

林:そうだよね。本当に凄かった。

――厚木さんはいかがでしたか?

厚木:私自身が『WUG』さん大好きなので、終わってしまう寂しさはありました。当日、どんなライブになるんだろうって思っていたんですよ。グループが解散する日なので、そこが意識されるような構成を予想していたんですけど、いい意味でそれを感じなかったなって。

もちろん、それぞれの7人の活動は続いていくので、終わっちゃうわけじゃないんですけどね。

『WUG』さん全員がSSAをとことん楽しむんだ!って気持ちが伝わってくるライブでしたよね。

――厚木さんが印象に残っている先輩のパフォーマンスはありますか?

厚木:みなさん凄かったです!まゆしぃ(吉岡茉祐)さんがお手紙で「これから先の不安がない」って言い切っていたのが印象的でした。

自分に置き換えてみたら、凄い不安だなって。一瞬頭をよぎったんですよ。それこそ、デビューしてから一週間で会わない日がないメンバーたちと、もう毎週会わないって考えただけで不安で怖くて。

でも、まゆしぃさんはそうやって言い切れたんですよね。それだけのものを6年間の活動を通じて、作り上げてきたんだなって思いました。

――森嶋さんはいかがでしたか?

森嶋:私もすっごく泣いてました。先輩たちがSSAのステージに立って、バックには『Wake Up, Girls!』のロゴが映し出されているシーンを見ただけで、もうエモすぎて感動して涙が止まらなくて。

落ち着きつつライブを見ていても、まゆしぃさんの歌声でまた涙が止まらなくなっちゃったんです。まゆしぃさんの想いが凄すぎて。

これまでのライブで歌がとても上手なのは知っていたんですけど、それとはまた違った感動がすごく伝わってきて。

私、7人とも前を向いている感じがしたんですよ。『WUG』さん自身7人での活動が終わっちゃうのは寂しいと思うんです。でも、それだけじゃなくて7人それぞれの道があって、そこに向かう気持ちも伝わってきたというか。

私も頑張らなきゃって思いましたし、7人とまたお仕事でお会いしたいと思うライブでした。本当に素敵な時間でした。

――リーダーとしてはどんな刺激を受けましたか?

森嶋:とにかく前を向いて頑張りたいなって。先輩たちパフォーマンスを見て、お客さんも大きく変わるんだなって。たくさんの勇気や元気を届けられるのが分かったので。前を向いて頑張ろうね(林さん、厚木さんを見る)?

林・厚木:もちろん!

――新生活がはじまった先輩たちへの素敵なメッセージありがとうございます!

新生活、シャキッと楽しんでくださいね!

――今日から『DBD』としての新しいスタートが始まります。最後に新生活を迎えるファンの皆さまへメッセージをいただいてもよろしいですか?

林:新生活がはじまると不安なことだらけだと思うんです。だけど、新しい出会いや新しい楽しいことがたくさんあります。

新しいことに対して怖がらずに「シャキッと」チャレンジしてもらえたら嬉しいですね。『DBD』はいつでもみなさんの味方なので、辛くなったり元気を出したくなったら、私たちを見て欲しいなって思います。

厚木:それはそれは新生活って不安なものです。私も以前実家にいた時は、家族や地元の友だちに支え続けてもらいました。

これは私の場合ですけど、新生活に踏み出した後は、大学で素敵なお友だちができましたし、2017年からは『RGR(当時)』という家族よりも長い時間一緒にいるような仲間もできました。

新生活は不安もありますけど、その先には素敵なことが待っています。ぜひ、私たちのデビュー曲「シャキッとスタート!」を聴いていただきたいですし、それでも元気が出ないのであれば、前を向いて走っている...。違いますね(笑)。しっかりと想いを運び続けている私たちに会いに来てください!

――最後にリーダーの...。『DBD』のリーダーは森嶋さんで大丈夫ですか?

森嶋:もちろんです!私が引き続きリーダーですよ!

――失礼しました。では、『DBD』のリーダー森嶋さんからメッセージをお願いします。

森嶋:新生活は自分に自信を持ってほしいですね。自分を信じてほしい。新しい世界にいくときって、一人かもしれないって思う時があると思うんです。でも、視野を広くすることで.....。うーん...。ダメだ!段ボールにつなげられない(笑)。

林・厚木:(笑)。

厚木:段ボールって何にでも使えるからね。梱包材もそうだし、椅子にもなるし、いっぱい並べたらベッドにもなるし。視野を広く...ね?

森嶋:あっちゃん上手い!変幻自在に頑張って欲しいです!段ボールのように!

――ありがとうございました!

取材、文・川野優希

商品情報

シャキッとスタート/Dan Balls, Dan!
発売日:2019年4月1日(月)発売
商品形態:CD+Blu-ray
価格:730円(税別)

2019年4月より放送がスタートするTVアニメ「ヒッコせワン☆チャン」の主題歌。
林鼓子・森嶋優花・厚木那奈美による声優ユニット「Run Girls, Run!」から改名された
「Dan Balls, Dan!(略称ダンボ)」のニューシングル!

収録内容:
【CD】
・シャキッとスタート
・フリマ☆ドンナ?リサイクル!
・シャキッとスタート instrumental
・フリマ☆ドンナ?リサイクル! instrumental

【Blu-ray】
「シャキッとスタート」Music Video(予定)

※商品内容は変更・中止の可能性がございます。

>>Dan Balls, Dan!公式HP
>>Dan Balls, Dan!公式Twitter

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