TVアニメ『放課後さいころ倶楽部』宮下早紀さん、高野麻里佳さん、富田美憂さん登壇のトークイベントをレポート！　原作者・中道裕大先生が3人の演技を絶賛！

2019年5月25日（土）～26日（日）、東京ビッグサイトにてアナログボードゲームのイベント「ゲームマーケット 2019 春」が開催。会場のすごろくやブースでは、5月25日、『放課後さいころ倶楽部』のトークイベントが行われました。

イベントには、メインキャストである宮下早紀さん、高野麻里佳さん、富田美憂さん、原作者の中道裕大先生が登壇。イベント中は本作に関するトークはもちろん、ボードゲームの魅力について語られました。そんなトークイベントの模様について、レポートをお届けします！

原作者・中道裕大先生が、3人の演技を絶賛！

『放課後さいころ倶楽部』は最新刊14巻まで発売され、累計20万部を突破するアナログボードゲーム漫画。イベント当日のすごろくやブースには大勢のファンが駆け付け、作品への期待と人気ぶりをうかがわせました。

トークイベントの最初のテーマは、本作の登場キャラクターについて。宮下さんは自身が演じる武笠美姫について“奥ゆかしい”という言葉がピッタリの女の子だったと話します。ひとりひとりに親身に寄り添う優しい性格でもありますが、その分傷つきやすく、他人が抱く感情に敏感な女の子だと続けました。

高野さんが演じるのは、ツインテールが良く似合う、元気いっぱいのムードメーカー・高屋敷綾。いつもノリノリでゲームに興じる高屋敷ですが、特に勝負事が強いというわけではありません。高野さんは「ゲームが得意でない方でも、楽しめることが伝わってもらえれば」と会場に呼びかけました。

しっかりものの女の子・大野翠を演じるのは富田美憂さん。クールな印象がある一方で、ふと見せる可愛らしい表情に注目してほしいとアピールします。また、本編では京都弁で喋るシーンがあるのですが、埼玉出身の富田さんは発音に苦労したというエピソードも明かしてくれました。

アフレコを見学したという中道氏は、3人の演技を絶賛。「原作ファンにとっては、3人の声がイメージとピッタリ過ぎて鳥肌が立つはず！」と興奮冷めやらぬ様子で話します。

イベント中には、中道氏がキャラクターデザインについて言及する場面も。長期連載の中で絵柄が変わっていることもあり、デザインをどの段階の絵柄に合わせるか悩んだと中道氏は言います。

考えた末、あえて原作に寄せず、一番可愛い女の子を描いてほしいとお願いしたところ、現在公開されているビジュアルに決まったのだそう。公開されているPVを観て、「キャラクターが可愛く描かれていて感動しました」と喜びを露わにしました。

登壇者たちの“ボドゲ愛”が炸裂！

好きなボードゲームについて聞かれると、高野さんは二人用ボードゲーム『クアルト』、宮下さんと富田さんはカードゲーム『ナンジャモンジャ』を挙げます。どちらもルールが簡単で分かりやすいながら、初心者同士でも盛り上がれる点がポイントなのだそう。

中道氏は『麻雀』を挙げ、「運・戦略・計算全部が含まれており、バランスが神がかっているんです！」と熱弁。その後も『カルカソンヌ』、『バロニィ』と話題が止まらず、ボードゲーム愛を爆発させていました。

イベントの後半では、登壇者が実際にボードゲームをプレイする場面も。ボードゲームの魅力について聞かれると、中道氏は「一緒に遊んだ人たちで絆ができる点」だとし、「その感覚が漫画でも伝えることができれば」とファンに呼びかけました。

最後に、登壇者全員がファンに向けて感謝の言葉を述べ、本作のキャッチコピーである「とびっきりの楽しいを」「キミと！」の掛け声でイベントは終了となりました。TVアニメ『放課後さいころ倶楽部』は、現在制作進行中です。

[取材・写真・文／島中一郎]

作品情報

●『放課後さいころ倶楽部』

概要

中道裕大先生による漫画「放課後さいころ倶楽部」は、「ゲッサン」(小学館)にて2013年より連載スタート、今月発売の最新刊14巻まで発売され、累計20万部を突破する大人気アナログボードゲーム漫画。

引っ込み思案な高校生・武笠(たけかさ)美(み)姫(き)が、転校生・高屋敷(たかやしき)綾(あや)、委員長・大野(おおの)翠(みどり)たちとの出会いによって、ボードゲームの世界に引き込まれ、仲間とのボードゲームを通して成長していく友情成長物語。昨年9月にTVアニメ化が発表され、いよいよアニメ化本格始動となります！

キャスト

武笠美姫：宮下早紀
高屋敷綾：高野麻里佳
大野翠：富田美憂
金城タケル：黒田崇矢

スタッフ

原作：中道裕大

『放課後さいころ倶楽部』公式サイト
『放課後さいころ倶楽部』公式ツイッター（＠saikoro_club）