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【『ポケモン』サトシ優勝応援企画】「無敗の帝王グズマ!」振り返り

【『ポケモン』サトシ優勝応援企画】ピカチュウとグソクムシャが再戦! ゲームで大人気のあのセリフがついに……!【「無敗の帝王グズマ!」振り返り】

放送中のテレビアニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』では現在、アローラ地方一のポケモントレーナーを決める大会・アローラポケモンリーグが開催されています。

決勝トーナメント準決勝第一試合は、グラジオ(CV.岡本信彦さん)がカキ(CV.石川界人さん)に勝利。その相手が決まる、準決勝戦第二試合をグズマ(CV.加瀬康之さん)とサトシ(CV.松本梨香さん)が戦います。

9月1日(日)に放送された「無敗の帝王グズマ!」では、ついにこのふたりのバトルが決着。いよいよ決勝戦で戦うふたりが決まります!

本記事では、バトルの内容を振り返りつつ今後の展開も予想していきます。

※放送内容のネタバレを大いに含みますので、まだ放送をご覧になっていない方はご注意ください。

これまでの振り返り記事

◆サトシがアローラポケモンリーグで優勝するかもしれない3つの理由はこちら!

◆「燃え上がる炎!ライバルはひとりじゃない!!」振り返りはこちら!

◆グズマ役・加瀬康之さんインタビューはこちら!

◆『ポケモン サン&ムーン』岡本信彦のコメント到着!

グズマの精神的な成長が丁寧に描かれた神回!

サトシのニャヒートに対してタイプ相性が有利なグズマのグソクムシャが有利にバトルを進めるものの、ニャヒートも気合を入れて食らいつきます。そして放たれた渾身の“だいもんじ”。

その気迫に圧されたのか、グソクムシャの特性“ききかいひ”が発動し、ハッサムが突如バトルフィールドへ。不意に大技を食らってしまったハッサムは戦闘不能になってしまい、いきなりピンチとなったグズマは激昂してグソクムシャを叱責……というところからの再開です。

すでに放送をご覧になった方ならご存知と思いますが、今回のお話は主人公サトシよりも対戦相手であるグズマにフォーカスされた内容でした。そこで、とくにポイントとなっていたグズマの精神的な成長をテーマに振り返ってみましょう。

なんとか落ち着きを取り戻しバトル再開、やはり前半同様グソクムシャがニャヒートを圧倒します。“ほのおのキバ”での反撃を受けたものの難なく戦闘不能に追い込み、お互いの残りポケモンは1体のみとなりました。

▲ニャヒートはハッサムを倒したうえグソクムシャの体力も大きく削り、大健闘でした。

▲ニャヒートはハッサムを倒したうえグソクムシャの体力も大きく削り、大健闘でした。

そしてサトシの2体目は、やはりピカチュウ。しかしピカチュウは以前、グソクムシャに手ひどくやられています。グズマも「変えるならいまだぞ」と挑発しますが、サトシは「逃げるもんか! バトルは最後までやってみなきゃ分からないだろ!」と一歩も引きません。

そんなサトシの態度にやや驚きながらもすぐに我に返り、「何度やったってお前は俺に勝てねーんだよ!」と叫ぶグズマ。「絶対勝てないもんも世の中にはあるんだよ」と続いたこのセリフには、何度やっても1番になれなかったグズマの葛藤をひしひしと感じます。

さて、ここからバトルはさらにスピードアップ。“どくづき”、“アクアブレイク”、“じごくづき”と連続で繰り出し、いきなりピカチュウに大ダメージを与えました。

▲“どくづき”のモーション格好良すぎる……。

▲“どくづき”のモーション格好良すぎる……。

いっきに優勢に立ったグズマは「もう諦めろ」と迫りますが、サトシはこれを断固拒否。「俺たちは諦めたりなんかしない!」と、その目に闘志を宿し続けます。

▲サトシの不屈の精神を見て動揺するグズマ。徐々に心境の変化が起こっているように見えます。

▲サトシの不屈の精神を見て動揺するグズマ。徐々に心境の変化が起こっているように見えます。

流れを変えたのは、機転を利かせた“アイアンテール”でした。グソクムシャの足元を払い、バランスを崩したところへ本命の“10まんボルト”がクリーンヒット! 守りの堅いグソクムシャにうまく隙を作って大きなダメージを通しました。

ニャヒート戦で蓄積されたダメージも含めて体力も残り少なくなってきているはずですが、グソクムシャはすぐさま立ち上がります。息遣いも荒くなっているものの、その目には「もう逃げない」という覚悟の光が。

一方で、劣勢に立たされたグズマは再び動揺し始めます。客席でグズマに声援を飛ばすスカル団の面々は、グズマの無敗伝説を信じています。しかし、プルメリだけはそれが“勝てる勝負しかしないから”だと知っている模様。

敗北を恐れるあまり、とうとうグズマはスカル団を使ってリーグそのものをこの場でめちゃくちゃにすることすら考えてしまいます。そこへ、サトシとピカチュウのZワザ“スパーキングギガボルト”の予備動作が始まりました。

たじろぐグズマの目の前で、グソクムシャは迷わず防御態勢を取ります。ただでさえ強力なZワザ、それも効果抜群のデンキZを、ダメージの蓄積した状態でなお、真っ向から受けようとするグソクムシャ。

その思いの強さが起こした奇跡か、なんと“スパーキングギガボルト”を見事耐えきって見せました。まだ勝利を諦めないグソクムシャに「そうか、もう、逃げないんだな」と呟くと、これまで長きにわたって悩み続けた数々の記憶がぐるぐるとと渦巻き始めます。

何度やっても1番になれず、いつしか敗北を恐れるようになった。しかし勝利への執念は捨てられず勝てる戦いだけをするようになっていく。そしていままさに逃げだしそうになっている自分の前で、グソクムシャは負けるかもしれない相手に食らいつこうとしている。ここでついに、あの名ゼリフが……!

▲「何やってんだ、グズマぁぁぁぁぁ!」最高です……。加瀬さんのゼンリョクの演技に敬礼。

▲「何やってんだ、グズマぁぁぁぁぁ!」最高です……。加瀬さんのゼンリョクの演技に敬礼。

最高のタイミングと演出で、そしてこれ以上ない名演技でこのセリフが聞けて本当に嬉しい限りです! グズマというキャラクターのターニングポイントにこれを持ってくるなんて、粋な計らいすぎますよ!!

▲そしてこの表情。完全にさっきまでとは別人です。

▲そしてこの表情。完全にさっきまでとは別人です。

ここからバトルはクライマックスに。これまで以上に激しい技の応酬が繰り広げられるバックでは“心のノート”が流れ始めます。今更ですが、グズマが主人公ってことでいいですかね?

▲“アイアンテール”と“アクアブレイク”のぶつかり合い。この絵を額縁に入れて飾りたい。

▲“アイアンテール”と“アクアブレイク”のぶつかり合い。この絵を額縁に入れて飾りたい。

最後のぶつかり合いの後、崩れ落ちたのはグソクムシャでした。試合が決着すると、グズマはグソクムシャに歩み寄ります。そして自らの肩を貸して立ち上がらせ、優しくモンスターボールに戻しました。

▲もう私は尊分(とうぶん)の過剰摂取で死にそうです。

▲もう私は尊分(とうぶん)の過剰摂取で死にそうです。

退場するグズマをスカル団が総出で迎えます。無敗伝説を信じる彼らの前で負けてしまったグズマはメンバーが離れていってしまうことも覚悟していましたが、グズマの戦いぶりに感動した彼らに「バトルのコツを教えてください」と囲まれてしまいます。

はい死んだー! プルメリ姐さんの笑顔で致死量を超えました!

こうしてスカル団は大きな大きな一歩を踏み出したのでした。めでたしめでたし……ではなく! どうしたってグズマに感情移入してしまう今回のお話でしたが、本企画的にはまず、サトシの決勝進出を祝わなければなりません。

これにてサトシVSグラジオの決勝戦が確定しました! 準決勝はどちらの試合も手に汗握る名勝負でしたから、決勝戦の展開にも期待してしまいます。

やはり気になるのはお互いが繰り出すポケモン。ルガルガン対決がまた見られるのか? グラジオのゾロアークは出てくるのか?

そしてなんといっても、メルタンの動向に注目です! これはアレを期待していいんですよね!? 次回「決勝戦!最強ライバル対決!!」は9月8日(日)放送です。来週もしっかり本編を視聴して、本企画記事も見に来てくださいね!

おまけ

▲貴重なプルメリ姐さんのすっぴん。

▲貴重なプルメリ姐さんのすっぴん。

[文/竹内白州]

これまでの振り返り記事

◆サトシがアローラポケモンリーグで優勝するかもしれない3つの理由はこちら!

◆「燃え上がる炎!ライバルはひとりじゃない!!」振り返りはこちら!

◆グズマ役・加瀬康之さんインタビューはこちら!

◆『ポケモン サン&ムーン』岡本信彦のコメント到着!

『ポケットモンスター サン&ムーン』概要

テレビ東京系列ほかにて毎週日曜夕方6時~放送!
◆公式サイト

■ポケモンリーグ勝敗予想キャンペーン実施中!
https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/pokemon_sunmoon/

(C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C)Pokémon
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