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音楽
斉藤朱夏 1stシングル『36℃/パパパ』に込めた思いを紐解く/ロングインタビュー

“愛してる”は特別で、別格な言葉 でも、今この言葉をすごく伝えたい――斉藤朱夏さんの1stシングル『36℃/パパパ』に込められた思いを紐解く

『ラブライブ!サンシャイン!!』の渡辺曜役、同作品のスクールアイドルグループAqoursの一員としても活躍する斉藤朱夏さん。今年8月にリリースしたデビューミニアルバム『くつひも』に続き、11月20日(水)に1stシングル『36℃/パパパ』をリリースします。

今作はダブルAサイドシングル。しっとりとしたウィンターバラード「36℃」、アニメ『俺を好きなのはお前だけかよ』のオープニングを飾っているにぎやかな恋の歌「パパパ」という2種類のラブソングに加えて、爽やかな応援歌「ハイタッチ」、ライブチューン「しゅしゅしゅ」が収録されています。

「すごく贅沢なシングルになった」と笑顔で斉藤朱夏さん。今作が完成するまでの背景、さらにアーティスト活動に対する思いや、心境の変化などについてうかがうと、喜怒哀楽が渦巻いた自身の感情をユーモアたっぷりに教えてくれました。彼女の人柄、ファンへの愛情、音楽に対するまっすぐな姿勢が伝わってくる、ロングインタビューです。

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ステージにいると純粋に生きてるって感じがする

――1stミニアルバム『くつひも』の鮮烈なデビューから約2か月が経過しましたが、斉藤さん自身がアーティストデビューしたことを実感した瞬間っていつでした?

斉藤朱夏さん(以下、斉藤):発売日の2日後の 8月16日、誕生日当日にお台場でフリーライブをやったんですが、そこのライブでデビューしたことをすごく実感しました。

――フリーライブはいかがでしたか。

斉藤:ライブをやったら、自分が思った以上の人数のかたが来てくださって。それだけでも嬉しかったんですが、歌っているときにみんなのあったかい気持ちが伝わってきたんです。みんなが感じてくれているものが、あの日あの瞬間に伝わってきました。まだデビューして間もないし、リリースしたばかりだけど、「やってきてよかったなぁ」って。

あの日のライブは本当に最高で。自分のいまを一生懸命、全力で出したという思いはあるけど、“ああしたかったな、こうしたかったな”という多少の悔いはあって。みんなが“斉藤朱夏が本気であること”を分かってくれたからこそ、もっと本気を見せたいというプレッシャーが生まれました。そんなプレッシャーを抱えながらも、楽しく活動できてるというのは自分のなかでいい変化だと思っています。

――前は“楽しい”より、緊張のほうが強かった?

斉藤:デビューミニアルバムを作ってたときってすごく苦しかったんですよ。「なんでこんなにうまくいかないんだろう」って超ネガティブで。すっごいポジティブに見られがちなんですけど、ぜんっぜんそんなことなくて、ポジティブの“ポ”の欠片も持ってないんです。

自分自身に対して腹が立っていた時期がすごく長くて。頭では分かってるのにできないことがあると「あーもう無理―!助けてー!」って(苦笑)。自分と葛藤する日々が続いていました。

それを乗り越えての今作なので、今は「あーもう無理―!」ってことも含めてすごく楽しくて。精神的な面ですごく変わったと思います。

 

――今回のシングルは特にそうなんですが、アーティスト・斉藤朱夏は「私は本当はネガティブで不器用なんだよ」っていうところも含めて、包み隠さず思いを伝えているように感じています。そこにも気持ちの変化があったのでしょうか。

斉藤:すごくありました。というのも、これまではネガティブなところを隠していたんです。「私はこういう人でいなきゃいけない」「こういう立ち回りをしなきゃいけない」……斉藤朱夏のイメージを自分で勝手に作り上げていて、完璧な斉藤朱夏を見せなければいけないと考えるようになってました。だから弱い部分を見せるのはなんか違うなって。

でもそれってこのお仕事を始める前からもそうで、人の目を気にするタイプだったんです。だからこんなに不器用な部分を出せている自分が不思議でしょうがないですね(笑)。「こんなに弱い部分を見せていいんだ」って思ったときに、どこか緊張していた糸が途切れました。その糸が切れたキッカケというのはフリーライブだったと思います。

自分で言うのもなんなんですが、根は真面目なんですよ。すっごく頑固だし。直さなきゃいけないなぁって思っているんですが……。

――そこは長所ですよ! でもそれだけストイックだと、本当に悩みに悩まれたんでしょうね。

斉藤:「もうわかんないよ!」ってずっと思っていました(笑)。質問を投げかけられるたびに「ええ!?」って混乱して。今は自分で取り扱い説明書を書いている気分です。

特に考えさせられたのが、「なんでアーティストをやりたいの?」と聞かれたことで。最初は「ただただステージが好きだからです」って答えてたんですが……それだけでもいいのかもしれないけど、もっと(別の答えが)自分のなかにあるんだろうなと今は思ってて、一生懸命その答えを探している途中です。

――アーティストになりたかった理由を、アーティスト活動をしながら模索してるんですね。

斉藤:はい。もしかしたら見つからないかもしれないけど、その冒険をしている今がすごく楽しいんです。まだ、自分の殻を破けてないという課題があるんですけどね。

――でも殻を破くことは、きっとこれからできますから。

斉藤:前までは斉藤朱夏という殻や仮面を全部取っ払ってぶっ壊して、早くチームの人たちにも分かってもらおう!と思っていたんです。でも大人になるにつれて、色々なことがすごく難しくなっていて。子どものころって本当に無邪気じゃないですか。お菓子が欲しかったら「お菓子が欲しい」と言えるけど、大人になるとひとつの発言・行動をすることに対していろいろと考えてしまう。

だから、とりあえず一個一個焦らずにやろうと。ひとつひとつ、殻を破るのに時間がかかるなと思いつつ、まだ23歳だし……と。一個ずつ叩いて壊していって、それをステージに活かせられたらいいなと気楽に考えられるようになりました。

――ちょっと話がそれちゃうかもしれませんが、大人になるにつれて難しくなることはあるけど、斉藤さんの「アーティスト活動をやりたい!」という気持ちは物凄くピュアなものですよね。それこそ、邪気などないもので。

斉藤:もともとステージでずっと生きてきた人間なので、ステージが大好きだし、ステージにいると純粋に生きてるって感じがするんです。今も生きてますけど(笑)。でもやっぱり、ステージに立っているときがいちばん生きてるって感じがするなぁ。

だから私はリハも大好きなんですよ。時々リハが嫌いという子がいますけど、そういう子はきっと天才肌なんだと思う。私は天才でもないし、才能があるわけでもないから、一個いっこを積み重ねていくしかない。もちろん人それぞれで、やり方はたくさんあると思うんですが……。とにかくステージにまつわることは全部好きです!

――ステージに立ってるときがいちばん生きてるって感じがする、ってグッときますね。

斉藤:わはは! そういってもらえると嬉しいです。

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