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冬アニメ『プランダラ』中島ヨシキ&本泉莉奈インタビュー

まだ『プランダラ』の魅力の1/10にも触れてない! リヒトー役・中島ヨシキさん✕陽菜役・本泉莉奈さんによるスペシャル対談が実現!

2020年1月より放送がスタートしたTVアニメ『プランダラ』。本作は、体に刻まれた数字の大小によってパワーバランスが決まる、弱肉強食の世界を描いた作品です。

序盤、女の子のパンツを追いかけている姿が印象に残った主人公のリヒトーでしたが、彼の謎が明らかになればなるほどストーリーが急展開! ヒロインの陽菜の活躍もあり、驚きの展開が連続しています。

ここではリヒトー役の中島ヨシキさんとヒロインである陽菜役の本泉莉奈さんが、作品の魅力と、本泉さんが歌ったEDテーマ「Countless days」について語り尽くします!

全部わかった状態で見ると、あの1話が泣けるんです

ーー6話以降、驚きの連続です!

中島:リヒトーは300年前に実在した撃墜王なのでは? と言われてるんですけど、そんな人が生きているわけがないだろうというところで、まだまだ謎は深まっている感じがしますよね。

アビスの悪魔と呼ばれていたものが、実は軍用ヘリコプターで、それを知っているのはリヒトーだけ……ということは一体どういうことなのかっていうところで、1クール目のクライマックスは、さらなる急展開になっていく感じなんですよ。

ーーリヒトーというキャラクターについてお伺いしたいのですが、ストーリーの序盤で見せていた、女の子が大好きなおちゃらけたキャラというだけではどうやらなさそうだなっていうのがわかってきました。

中島:リヒトーは人を和ませるときにしかふざけないので。もともとの本人のスケベな性格というのはあるけど、それだけではないんですよ。

普段ふざけてる人が真面目になるからカッコいいじゃなくて、普段真面目な人がふざけるからカッコいいってキャラなんです。

本泉:おー!! そうですよね! よく人のことを考えてますよね。

ーー一方ヒロインの陽菜は、どんな子ですか?

本泉:みんなと出会って仲間が増えて、アニメオリジナルの7話でギャップが見えたりして、陽菜というキャラクターの幅が広がったのかなと感じてます(笑)。

陽菜って一番視聴者に近い立場なんですよ。何も知らないし、裏があるとかもないので。いろんなことに巻き込まれていくんですけど、そこを乗り越えていく強さも見えるから、かわいいだけではなくカッコいいヒロインだなって思います。

ーー陽菜ちゃんは3話から出てこないのかなと思いました(笑)。

本泉:そうなんですよ!(笑) 

中島:原作も読んでいて、アニメのアフレコも終わってるから、アニメから入ってくれた人の反応がすごく新鮮だったんですよ。

本泉:ヒロインが毎週変わるの? って声もあって、確かにそう見えるよなぁって思いました。序盤で別々に動いていた話が合流してからの人間関係も面白いんですけどね。

中島:そうだね。でも、さすがに1~2話限りのヒロインはEDテーマを歌わないよね。ラッキーガールすぎるでしょ! と(笑)。

本泉:だからリィンちゃん(CV.小澤亜李)の話が終わって、久々に戻ってきたときのはっちゃけっぷりは楽しめるかなって。でも6話は、それだけではなく、子供の頃にはわからなかった“アビス送り”を、物心がついた状態で、しかもペルモさん(CV.遠藤綾)が引きずり込まれるところを見てしまったので、思うところはありました。

ーーそれまでの雰囲気がガラッと変わる展開で、一気にグッと引き込まれた回でしたよね。

中島:原作をものすごく丁寧に描いているアニメだから、1クールかけてプロローグをやってる状態なんです。だから6話だけじゃないんです。この先もいろいろとあるので。

本泉:でも、その前半がないと後半のシリアスなところが活きないんですよね。

ーー余計楽しみになってきました。ちなみに、お気に入りシーンはありますか?

中島:陽菜が熊をさばいているシーンが7話であったんですけど。

本泉:「慣れれば手でもいけますよ~」みたいな(笑)。

中島:7話ってアニメオリジナル回なんですけど、陽菜がサバイバル能力に長けててワイルドな面があるのは、原作だともう少し先で出てくるんですよ。だからこういう構成の仕方がアニメでやる良さなのかなぁって思いました。

本泉:わかりやすく整理されてるところもありますよね。

中島:もちろん、このシーンは絵的な強さもありましたけどね。だってヒロインが返り血を浴びながら野生の動物をさばくんですよ。すべての命に感謝してご飯は食べないといけないなって気持ちになれるアニメです(真顔で)。

本泉:そこまで受け取ってくれましたか!

中島:食育です。命を頂いてるんです。

本泉:生きるために食べるんです。……こういう話でしたっけ?

ーーそんな要素も実はあるのかもしれない(笑)。

本泉:私は1話の出会いのシーンが好きです。リヒトーにしても陽菜にしても、ここがないと物語は始まらないので。陽菜自身がどこかで撃墜王がいるよって噂を聞かなかったら、そこには行ってないので、それを考えると、この街で出会ったのは深いなぁって思うんです。

ーーちなみに、どこまで見て1話を見返したら、深いと思うんですか?

本泉:収録をまるっとやって、時間を置いた状態でオンエアを見たんですよ。全部わかった状態で見ると、あの1話が泣けるんです!
 
中島:だから全話数見てもらわないとダメですね。

本泉:アニメから入った人が初めて見た1話と、全部知ってる人が見た1話って印象が全然違うと思うので、それは『プランダラ』の醍醐味だと思います。だって、あの1話で泣けるってすごくないですか?(笑)

ーー全部見たあと、めちゃめちゃ振り返りたいです。

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