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『リゼロ』小林裕介×村川梨衣が語る33話の意外な裏話|インタビュー後編

『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season:スバル役 小林裕介さん×ラム役 村川梨衣さんが語る、スバルがウサギに襲われるシーン(33話)の意外な裏話|インタビュー後編

『Re:ゼロから始める異世界生活』(原作:長月達平/KADOKAWA刊)の2nd season(第2期)が現在放送中! 前シリーズ同様に視聴者を驚きと絶望、そして感動……と感情を揺さぶるシーンの連続です!

中盤に差し掛かろうとしている今、『リゼロ』のキャストはどのように感じ、演じているのか? アニメイトタイムズではキャスト連続対談企画をお送りしていきます。

第2弾はスバル役の小林裕介さんとラム役の村川梨衣さんの対談を前後編に分けて、お届けしています。後編にあたる今回は先日放送された33話「命の価値」の振り返りと今後の見どころについて語っていただきました。

スバルそして小林さんにとって試練の連続だった33話。ウサギに襲われるシーンでは意外な裏話も!?

――先日放送された33話「命の価値」についての感想や印象に残っているシーンを教えてください。

スバル役 小林裕介さん(以下、小林):それを聞きますか? 僕に? 2nd seasonが始まる前から原作の長月(達平)先生やファンの皆さんから出てきた「ウサギ」という単語。「何のこと? よほど大きなウサギでも出てくるのかな」と覚悟していましたが、想像を超える、すごいものが出てきて。あのシーンも衝撃的でしたが、それ以上におかしいなと思ったのは、スバルがウサギに襲われてから死ぬまで台本上、まったくセリフがなくて。「あとはお任せします」感があって。

一同: (爆笑)

ラム役 村川梨衣さん(以下、村川):小林君への信頼の証では?(笑)

小林:僕にとっては「試練」でした(笑)。33話は感情の入れ替わりが激しくて、怒ったかと思ったらガーフィールに幽閉されて、ふらふらの状態でウサギに食われて。死に戻ったらエキドナに呼ばれて2度目のお茶会に。そして心が平穏になっていくという。

普通の人から見れば考えられない感情の変化だったので、そこに追いつくのが正直、キツくて。アフレコは大変だったし、さんざん声を酷使した後のアフタートークも地獄でした(笑)。収録前と後で2本録ったので、声が元気な僕と苦しそうな僕、2通りの小林が楽しめます(笑)。

村川:ウサギのシーンだけではなく、前半もかなりヘビーで、緊迫していて怖かったですね。スバルを聖域の外へ逃がすために昔なじみのガーフィールと戦わなくていけなくて。

スバルのためにアーラム村の人たちが明かりを灯して、誘導するところで感動したのもつかの間で、ガーフに次々と襲われて倒されていくのを見ると心が痛んで。「そう、これが『リゼロ』」というものを2nd seasonで久し振りにまざまざと見せつけられました。

小林:前シリーズでもスバルはレムに殺されながらも後に和解し、信頼関係を築けたけど、ガーフィールはスバルだけではなく、村人にも手をかけて、かなり残酷なことをしているので、スバルは今後、ガーフィールに対して、どんな感情を抱くのか、僕も未知数で。これまでになかったタイプなので、正直ちょっと怖いです。

――見ている側も心の中がぐしゃぐしゃになりました。スタッフさんたちはスバルだけではなく、僕らまで翻弄するのかと。

小林:そうですね(笑)。とはいえ、エキドナはこれまでスバルに何があったのかを知っていて。死に戻りの苦しさを初めて打ち明けられて、救われたと思います。

村川:私も話せるんだと思いました。今までは死に戻りを他の人に話そうとすると魔女の力が働いて阻止されたので。だから「よかったね。スバル」という気持ちになりました。

小林:9割がキツいことばかりだった32話で、最後の1割でちょこっとだけ視聴者の皆さんも救われたのではないでしょうか。

(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会
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