音楽
高槻かなこ デビューシングル「Anti world」インタビュー

“アーティスト・高槻かなこ”が見せていく本当の自分――デビューシングル「Anti world」インタビュー

これから本当の自分を見せていける

――アニソン歌手という夢が定まってからは、どのような活動を?

高槻:実は18歳のときに一度デビューしているんですよ。ただ、初めてのデビューでワクワクしていたら、それは思っていたものと全然違うもので。CDもほとんど手売りで、ここまで大々的に動いてくれる方もいなくて。「ああ、デビューってこんなもんなんだ」って感じました。

最初に言った「デビューという言葉には何も思わない」という話にもつながっていますが、デビューすることが大事じゃなくて、ステップを踏んで、もっと多くの人に見てもらえるようになることが大事なんだ、そういう道を自分で開いていかないとダメなんだ、と強く思って。

そのためにも「絶対に東京に行かないとダメだ」と考えるようになり、20歳ギリギリに上京しました。でも、そこからは割とトントン拍子で『ラブライブ!サンシャイン!!』のオーディションの話をいただいて、今に至ります。

上京してからはあまり悩むこともなく、運良くポンポンとここまで来れましたね。コツコツ上げてた動画サイトの歌がきっかけで、そこから拾ってもらったりとか。 私、けっこう運が良いんですよ(笑)。人にも恵まれていると思います。でも、一応私も種まきはしていたので。

――種まきですか?

高槻:10代の頃から毎月東京に来て、知り合いを増やしたりしていました。コツコツと自分の顔を売れるように、というか。

――どこかで歌ったり?

高槻:というよりは、アニソンライブとか、好きなアーティストのライブがあったときに遠征していたんですよね。それに東京のほうが友達が多かった……というより、地元に友達があまりいなくて(笑)。東京にはSNSでつながった友達がいっぱいいたので、その友達の家に毎回遊びに行ったりしていました。

――種まき、そして上京を経て『ラブライブ!サンシャイン!!』のオーディションにつながるわけですね。そこから声優としての活動も開始して。

高槻:そうですね。それまでは一度も「声優になりたい」と思ったことはなくて、オーディションを受けるタイミングで「あ、じゃあ声優もやるんだ」くらいの感覚で。

――応募してみようと思ったのは何故なんでしょうか?

高槻:え、だって『ラブライブ!』のオーディションがあるって言われたら絶対受けません?

――まあ……受けますね(笑)。

高槻:そりゃ受けますよね(笑)。そんなビッグチャンスはそうそうないので。

――ここまで声優として様々な経験をされたと思いますが、歌手活動においてはどういったことがプラスになったと思いますか?

高槻:かなり濃厚な5年間でしたが、その中には歌を歌いたくてこの世界に入ったのに全然歌えない、といった悔しいこともたくさんありました。何より苦労したのは、自分の声、自分の気持ちではなく、キャラクターとしての声と気持ちで歌わなければならないことですね。

それが最初は常にもどかしかったんですけど、今となっては感謝しかありません。当時、ちゃんとやってきたからこそ、今につながっているのだと実感しています。

あと今までの活動を通して、皆さんの中での“高槻かなこ”のイメージって「元気で明るい子」だと思いますが、私自身は意外と空気を読むタイプなので、意外とかけ離れていたりするんです。そういう意味でも、これから本当の自分を見せていけるのは、楽しみのひとつではあります。

結果的に全部自分で書いちゃった

――デビューシングルにもかかわらず、3曲とも作詞をすべて手がけられていて驚きました。

高槻:作詞自体は昔から書き溜めていましたし、アーティストデビューの際には自分で作詞をしようと思っていました。

BlooDyeでも作詞作曲は何曲かさせていただいていたので、ソロデビューも自分で……と言いますか、結果的に全部自分で書いちゃった、という感じですね(笑)。

――結果的に(笑)。

高槻:最初は全部やるとは思っていませんでしたが、自粛期間を挟んだりして時間があったので、「インパクトもあるし、せっかくだったら自分で全部やろう!」となりました。とはいえ、もともと作詞はやりたかったことなんです。

――普段から詞を書き溜めているともお話されていましたよね。

高槻:それこそ17歳ぐらいのときからずっと書き溜めていて。携帯のメモを見たらストックが300くらいあったので、ちょっとずつ出していけたらなと思います。

――300も!

高槻:ちゃんと書いてるものもあれば、一言しか書いてないものもありますよ。まあ、完全に趣味ですね(笑)。そのときにはもう「アーティストといえば作詞もするっしょ!」と思ってたので。

――ちなみに、なにか思いつきやすい瞬間や行動はあったりするんですか?

高槻:基本的に、お風呂に入ってるときと夜中の2時以降に思いつくことが多いですね。私は無心のときって基本的に考え事してるんですよ。で、お風呂に入っているときとかは暇じゃないですか。そういうときに、ふと「これって、こうじゃないかなー」と思いついたりします。

例えば、今回の「アイシテルは♡グラム?」という曲名も、お風呂から上がって髪を乾かしてるときに、「愛の質量とか計ってる人っているのかなー?」と思ったことがきっかけでした。

 

 

――その疑問が出てくること自体がすごいというか、一つの才能だと思います。

高槻:暇なときとかぼーっとしているときに、頭の中で連想ゲームのようなものをしていることが多くて。そこでふと思いつきますね。

あと、私は本当に眠くならないと寝られなくて、基本的に布団に入ってから1、2時間くらいは起きたままで。そういうときに妄想していて、そこで思ったこととか、気づいたことを書いています。

(C)山川直輝・奈央晃徳・講談社/100万の命の上に俺は立っている製作委員会
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