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芹澤優さんのバースデーライブが2020年最高のライブだったので、皆さん絶対に見て下さい

芹澤優さんのバースデーライブ「Yu Serizawa 26th Birthday Live ~BLUE BLUE PARTY~」が2020年最高のライブだったので、皆さん絶対に見て下さい|詳細レポート

2020年12月26日(土)、芹澤優さんのバースデーソロライブ「Yu Serizawa 26th Birthday Live ~BLUE BLUE PARTY~」がオンラインで配信された。

12月と言えば...芹澤さんの誕生月であり、ソロライブが開催されるシーズンである。

僕は2018年の「Yu Serizawa 24th Birthday Live~Serikollection~」から参加してるのだが、とにかく12月の芹澤さんはアツい。

「i☆Ris」の水色として魅せるパフォーマンスもいいが、自身のバックバンドである“神バンド”のフロントマンとしてステージに立つ姿は、1人で沢山の色を放っているようにも見える。

「可愛い優ちゃん」、「面白いセリコ」ではない。ソロアーティストとしての芹澤優。そんな彼女のライブを見るのが毎年の楽しみだった。

今年、多くのリアルライブやイベントが軒並み延期(または中止)となった。彼女のライブは開催されるのか否かと思っていたが、オンラインライブという形で実現したことをまず、嬉しく思う。

本稿では「Yu Serizawa 26th Birthday Live ~BLUE BLUE PARTY~」夜の部について書いていきたい。

こういうことは普段書かないのだが、ライブを未視聴でこれからアーカイブを見るという方はここでストップすることをオススメする。

また、見る予定がないけど、興味があるという方もここでストップしてまずはライブを見ることを推奨する。

僕が人生で一番好きだと素直に思った1時間半のオンラインライブ。最高のライブをぜひ、多くの人々に観ていただきたいと心から願う。


 

えっ...こんなに豪華でいいんすか?

オンラインライブにはこういった戦いがあるんだ。「Yu Serizawa 26th Birthday Live ~BLUE BLUE PARTY~」夜の部配信がスタートした瞬間にそう感じた。

1曲目の「キミノカノウセイ」がはじまると、完全にアングルは“推しカメラ”状態である。

「みんなこれが一番見たかったんだよね?」そう言わんばかりにどアップで芹澤さんを追いまくるカメラアングル。これは、オンラインライブならではの最適解だったように思う。

無観客ライブというよりもスタジオをライブ専用にカスタマイズする形でスタートしたオンラインライブ。バンドメンバーの元に移動すると、2曲目は今回のライブのために制作された新曲「カラクリズム」を初披露する(※昼公演が初)。

90年代を彷彿とさせる懐かしさ。一方で、最先端の要素が詰まったアレンジ。明るさと可愛らしさとちょっぴり切ない芹澤さんのヴォーカルも相まって、また新しい神曲が生まれた。

2020年、新譜の発売自体はなかったが、こうして新曲を準備してくる辺りがセリコソロを侮ってはいけないところだろう。芹澤さんだけでなく、“神バンド”のメンバー、スタッフ全員がやる気十分と言ったところだろうか。

続いて「Voice for YOU!」。アップテンポなナンバーで更にモニターの前で盛り上がっているファンを煽る。“神バンド”のメンバーたちと笑顔を交換すると、2019年11月27日にリリースされた2ndシングル「デビきゅー」に突入。ここから、再び“推しカメラ”アングルがスタート。

昨年、しっかりとセリコお姉さんから振り付けを教わった皆(ファン)はしっかりと一緒に踊れただろうか。

4曲連続で披露した後のMCでは今回のステージに様々なゾーンがあることが明かされた。続いてはオトナ芹澤優(セクシー)を披露すると前置きし、「PRINCESS POLICY」へ。

普段のライブではファンへのレスも欠かさない芹澤さんがパフォーマンスとカメラ目線に専念すると、いつもとは違った良さも見えてくるというものだ。

「Only youでしょ?」で魅せたオトナの表情と色気は26歳になった芹澤さんが手に入れた新しい武器だ。モニターを見ていて、心を打ち抜かれたのは間違いない。


 

素顔でKISS ME

「PRINCESS POLICY」が終わって、次の曲のイントロが流れた時、「マジか...」と本気で思った(新鮮な気持ちで執筆するために前情報は一切入れていなかった)。

ハイヒールを脱ぐと「素顔でKISS ME」を芹澤さんが歌い出した。いや、イントロが流れてるんだから歌うのは当たり前のことなのだが、楽曲とカメラアングル、ライティング、芹澤さんの仕草が完璧すぎて、これはなんという総合芸術なのだ...と気が動転して、キーボードを打つ手が震えている。

いや、まさかね。今年、最後の執筆のお仕事であの7人の楽曲について書くなんて想像もしていないわけで。うん。あの日の想い出やコールがフラッシュバックしてくるわけですよ(これ以上書くとレポートから逸れすぎるのでこれくらいで。後、文体がおかしくなってるが、そのままにしておく)。

ただ、僕が人生で一番印象に残っているツイートだけはここに貼らせていただきたい。

気が動転したまま(僕が)迎えた次の楽曲は「TRIal HEART 〜恋の違反チケット〜」。「プリパラ」のライブで披露する度、芹澤さんのパフォーマンスに圧倒される一曲をここで持ってきた。

ここから再びMCパートへ。神バンド(芹澤優というバンド※ボン・ジョヴィのようなイメージ)のメンバーたちとブルーをテーマにしたトークを繰り広げる。

バンドマスターのレフティさんは「心のファインダーに焼き付けたい」という想いを持ってステージに上がっていると語った。

この言葉は本当にファンの真意を突いているのではないだろうか。
 

告白

続いての楽曲は芹澤さんがファンのことを考えていて、書いた詞が気づけばラブソングになっていたと語った新曲「告白」。

本当は顔も見たいし、声が聞きたい。「言葉よりももっとリアル」。そんなファンへの健気が愛がたっぷりと詰まった一曲に仕上がっていた。

「セリコとデートする準備はできてますか?」そんなキャッチーな言葉ではじまるカフェゾーン(Seriko is NO1 Cafe)でのパフォーマンス。

歌詞のフレーズに合わせて小道具(※マル秘写真も登場した)や仕草。「YuRuYuRuハッピーデイズ」をリアルに追体験したらこうなるのかと思わせる演出は本当に秀逸という仕上がりだった。

「今年はどんな1年だった?...大変だった?セリコも皆に会えないし、ライブできないし。もー!って思うことばっかりだったよ!でも、そのお陰でみんなが...みんながいてくれることがどれだけ幸せか分かりました」(芹澤さん)

“ティファニーブルー”を思い出させるような衣装に合わせた傘を持ち、カメラを真っ直ぐにいや、ファンを真っ直ぐに見た芹澤さんの目は潤んでいた。そして、バンドメンバーの元に戻ったタイミングで一度、だけ溢れだした。

正直に書こう。そんな芹澤さんを見ていて、モニターの前でキーボードを叩いている僕も目頭が熱くなった。ライブでこんな感情になったの本当に久しぶりだった。

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