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岡本信彦が語る6thミニアルバム『Chaosix』のコンセプト、ライブへの想いに迫る|インタビュー

声優・岡本信彦さん6thミニアルバム『Chaosix』インタビュー|岡本さんが語る今作のコンセプトやライブへの想いとは?

声優・岡本信彦さんの6thミニアルバム『Chaosix』が2021年1月27日リリース! 岡本さんが長年望んでいたジャニーズのアーティストに多くの曲を手掛けてきたCHI-MEYさんとヒロイズムさんによる曲をはじめ、多種多様な世界観やサウンド感の6曲はまさにカオス!

さらに2020年4月に予定されていた柿原徹也さんとのジョイントライブの振替公演も2月27、28日に幕張イベントホールにて開催決定! 注目のミニアルバムとジョイントライブへの意気込みについて語っていただきました。

タイトルはカオスな6枚目のミニアルバムと「これからもよろしく」の気持ちを込めて

――今回のミニアルバム制作にあたって、コンセプトやテーマを教えてください。

岡本信彦さん(以下、岡本):2019年にリリースした5枚目のシングル「奇跡の軌跡」を制作している時、候補曲の1つとして今回収録した「2人いるパズル」があって、大人っぽい洋楽テイストのいい曲だからミニアルバムを作る時にとっておこうと。

それに加えて王道な曲も入れたくて、ディレクターの甲さんに、「CHI-MEYさんやヒロイズムさんに1曲作っていただけませんか?」と相談しました。いつもはコンぺで集まった候補曲の中から好きな曲を選ぶ感じでしたが、僕をイメージしたさわやかで王道でキャッチーなリード曲に使えそうな曲をオーダーしました。

また最初はYouTubeを媒体にして「2人いるパズル」とヒロイズムさんに作っていただいた「キミとなら」、どちらがリード曲にしたいかを投票で決めてもらうつもりでしたが、CHI-MEYさんの曲「Overture」もリード曲候補に入って。その3曲の他にもコンペ曲からもいろいろな曲が集まってきてカオスな仕上がりになったので「カオスな6枚目のミニアルバム」であり、「Chao」には「こんにちは」というあいさつの意味もあるので、「これからもよろしく」という気持ちも込めて、『Chaosix』というタイトルになりました。

岡本さんの声にマッチした「Overture」はファン投票でリード曲

――では収録曲のご紹介を。まず1曲目であり、リード曲の「Overture」はハツラツとした歌い方とサウンド感に、「今を永遠に変えてしまう 魔法を探しに行こう」など歌詞もポジティブです。

岡本:最初のリード曲候補は「2人いるパズル」と「キミとなら」でしたが、この曲をレコーディングしている時、とても歌いやすかったし、スタッフさんからも僕の声にマッチしているとか、曲自体もリード曲っぽいよねという声があって、3曲から投票で選んでいただくことになり、最終的にはこの曲が皆さんの心に刺さって、リード曲になりました。

皆さんにはサビしか聞いていただいていないんですけど、キャッチーで前向きでさわやかで、「未来スケッチ」(1stミニアルバム『Palette』収録曲)の雰囲気に似ているという声も多かったです。

他の特徴としては転調が多くて、最初に楽器のチューニングから始まって、どんどん盛り上がってサビに行って、2番になるとラップ調になったり、遊び心がある曲になっています。またCHI-MEYさんが作られた曲では嵐の「Monster」が大好きで、いつかCHI-MEYさんに曲を作っていただきたいですと2~3年くらい前からお願いしていて、今回ようやく叶いました。初めてこの曲を聞いた時、心に残るメロディや歌詞だし、心にひっかかりやすい曲を作れるのはすごいなと感動しました。

 

「Extremes World」は天使サイドと悪魔サイドが交差するパークミュージック

――2曲目の「Extremes World」は1番と2番で天国と地獄のような落差があり、この1曲がテーマパークのアトラクションのような楽しさがあります。

岡本:ディズニーや遊園地をテーマにしたパークミュージックを意識してコンペの中から選びました。1番は天使サイド、2番は悪魔サイドで、ラストで入り乱れてきて、あとはミュージカルチックにできたらとオーダーしました。初めて聞いた時はたぶん混乱すると思いますが、5回聞けば理解できると思うし、いい曲に聞こえてくると思います(笑)。

 

「恋のエール」はミディアム調の、アルバムのオアシス的な曲

――「恋のエール」はのんびりしたレゲー調で、恋する女の子を応援するような楽曲ですね。

岡本:僕はミニアルバムを作る時、よくプロデューサーに意見を求めたり、「どんな曲調が好きですか?」と尋ねるんですけど、プロデューサーが好きと言っていたのがこの曲で。全6曲の中では一番ミディアム調で、心が落ち着くメロディになっています。1枚を通して聞いた時にオアシスになるような、やわらかい曲になっているかなと思います。
 

「Game」は岡本さん作詞のアニソン&ヴィジュアル系風ラブソング

――ご自身で作詞した「Game」は全体的にアップテンポですが転調もあり、「maker tear」のコーラスや歌詞などにファンタジー感あふれるカッコいい曲です。

岡本:ミニアルバムを作るにあたって、1曲はアニメソングみたいな、中2病っぽい曲が欲しいなと。実は2020年4月にリリースした柿原徹也さんとのコラボミニアルバム『trust and play』用に発注していた曲で、僕らしい曲だよねとプロデューサーからも言われていて残しておきました。そこに僕が歌詞を付けました。イントロがちょっと長めだったので、英語を入れつつ、全体的にはラブソングとして書きました。サウンド感はアニソンといいつつ、ヴィジュアル系みたいな感じになっているかなと思います。
 

「2人いるパズル」は岡本さんがドラマチックな失恋っぽい歌詞に

――もう1曲ご自身で作詞された「2人いるパズル」は1Aのクラブ系の浮遊感のあるサウンドから「ウォーウォーウォー」や「ランランラン」のコーラスはグルーヴ感があるのに、歌詞や歌い方には好きな人がいない喪失感にあふれていて。

岡本:この曲を作ってもらった当時、映画の『グレイテスト・ショーマン』にハマっていて、今も好きですけど、みんなで歌える曲が欲しくて。インストがすごく壮大だったので、ドラマチックな失恋っぽい歌詞にしたくて。一番お芝居に近い雰囲気を感じた曲です。
 

「キミとなら」はヒロイズムさん作の「これぞキャッチー」な曲

――最後の曲「キミとなら」はさわやかなサウンドと青春感がある歌詞で。大切な人と一緒にいられる幸福感にもあふれています。

岡本:ヒロイズムさんの曲ではNEWSの「生きろ」がすごく好きなんですけど、今回はキャッチーなリード曲候補をお願いしました。最初に歌詞がない状態でメロディラインだけ届いた時、きれいであり、カッコよくもあり、せつなくもあり、さわやかでありと、いろいろなジャンルが1つになったようなメロディで。「これがキャッチーというんだな」と妙に納得させられたし、今までにない感情が湧き上がってきました。

ジャニーズっぽくもあり、今流行りの曲っぽさもあって、かゆいところに手が届くような1曲だなと。歌詞もラブソングっぽくもあり、さわやかな応援曲らしさもあって、特に学生さんには染み渡る歌詞なのかなと思います。

(C) Kiramune Project
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