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マンガ・ラノベ

陰キャ少年×陽キャ美少女による極甘ラブコメ『僕の心のヤバイやつ』 4巻は「市川のパーソナルが表れた濃密な作品に」原作者・桜井のりお先生インタビュー

アニメ化された『みつどもえ』、SFコメディ『ロロッロ!』でも知られる桜井のりお先生が、秋田書店のWebマンガサイト・マンガクロスで連載中の極甘ラブコメ『僕の心のヤバイやつ』(通称・僕ヤバ)。SNS界隈でも人気を博し、「このマンガがすごい!」(宝島社)「次にくるマンガ大賞」を始めとした漫画賞を受賞。“今、読むべきマンガ”として、さまざまな層から注目を集めています。

メインとなる登場人物は「陽キャが憎くてたまらない」中二病真っ最中の市川京太郎と、学園カースト頂点の美少女・山田杏奈。本作では、ふたりの繊細な心の機微が丁寧かつ、ユーモアたっぷりに描かれています。ふたりの絶妙な関係に注目が集まるなか、待望の4巻が2月8日に発売に!

4巻発売にあたり、桜井のりお先生に『僕ヤバ』にまつわる貴重なお話をうかがいました。



 
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SNSのユーザー層に響くようなラブコメを描きたかった

――まず、4巻発売決定おめでとうございます!

桜井のりお先生(以下、桜井):ありがとうございます。

――今日は『僕ヤバ』がにまつわるお話をいろいろとおうかがいさせてください。連載をスタートされてから約2年。SNS界隈で話題となり、『このマンガがすごい!』をはじめとしたさまざまな賞を受賞されています。まず、先生はこうした反響をどう受け止められているんでしょうか。

桜井:すごく嬉しいですね。『僕ヤバ』を始める前からネットで愛される作品を作りたいという気持ちがありました(笑)。当初は一対一のラブコメが流行っていて。それもあって、そこの層に響いてほしいという気持ちがあったんです。私としては、SNSで話題になる作品になって欲しいなと思ってました。

――どのあたりからSNSで手ごたえを感じるようになったんでしょうか。

桜井:連載が始まった当初から漫画を少しずつは載せていたんですが、そこまで伸びていなくて。もともとツイッターをはじめたのが2013年くらいで、漫画家さんのなかではちょっと遅いほうだったんで、当時『みつどもえ』の連載中でしたが、そんなにフォロワーが増えなかったんです。

――SNSって便利な反面、はっきりと数字に表れてしまうという残酷な部分もあり……。

桜井:そうなんですよね。でも、だからこそ「どうしたらウケるのかな」ってことをずっと考えていました。それで本編よりも先の時空になってしまうけど、もうちょっと分かりやすいラブコメチックな話を(SNSでは)描いたほうがいいんだろうなと思って、それで思い切って番外編的なマンガを載せてみたら伸びていったような感じでした。

――いろいろな試行錯誤があったんですね。どんどんと反響が大きくなっていったなか、桜井先生にとって一番うれしかったことってなんだったのでしょうか。

桜井:……いろいろあるんですが……今までってニッチな層に向けて描いていて「分かってくれる人だけ伝わればいいくらい」に思っていたんです。そんななか『僕ヤバ』で「このマンガがすごい!」などの賞をいただけるようになって、すごくうれしくて。「あ、私ってこういう賞を獲りたかったんだな」って。そういう気持ちが芽生えたんですよね。

――それまで賞はまったく意識してなかったんです?

桜井:はい。でも今思えば意識してないフリをしてたんだと思います。

――まさに(『僕ヤバ』主人公の)市川の山田に対する気持ちのように。

桜井:そうですね(笑)。

――精力的にSNSにもマンガをアップされていて、アウトプットの多い生活だと思うのですが、インプットはどこからされているんでしょうか。

桜井:実はできてなくて、それこそツイッターを眺めてるくらいですかね。そこで話題になってるアニメや映画を把握したり、見たりいます。あとは自分が主人公だったらどうするんだろう、どう動くんだろうってことを考えるくらいです。

担当氏:でも、僕から見ると先生は頭の中に箱庭を持っているようなイメージがありますね。「こうなったらあーなるんじゃないか、こうなるんじゃないか」っていう可能性を無限大に持っていて。話していても「そういうふうに考えるんだ、すごい」って目から鱗が落ちることが多いんです。

 

男の子の視点が入ることでフレッシュな視点に

――『僕ヤバ』の成り立ちについても改めて教えていただければと思います。もともと、桜井先生のもと担当者だった方が漫画編集部に復帰したときにネームを持ち込んだことがキッカケだったとうかがっています。

桜井:そうですね。あと当時ラブコメが好きだったことと、自分の好みの女の子を描いてみたいという気持ちがあったことからですね。そうした時期に、前に担当してくださっていた方がヤングチャンピオン編集部に戻られたんです。また担当していただきたいなと思い、その方に『僕ヤバ』のネームを見せたことがキッカケでした。

――ラブコメはもともとお好きだったんですか?

桜井:いや、あんまり読んでこなかったんです。そのときちょうど『ズートピア』という映画が流行っていたんですが、それがすごく好きで「男女の関係性を描いてみたいな」と思っていました。

――先生のお話はこれまで女の子が主人公でしたが、男の子を主人公にした理由はなんだったのでしょうか。

桜井:これまで男の子を主人公にしようって思ったことはなかったんです。『ロロッロ!』にイチカというロボットの女の子が男性化してしまうお話があって。「男性化したら周りの景色も変わってみえるのかな……」って考えていたときに、男の子を主人公にするのもありなんじゃないかなって。

――実際に男の子主人公を描いたことで、新鮮さは感じられていますか?

桜井:ありますね~! なんていうのでしょうか……今までって基本的に女子だけの世界で、女子同士の関係性をメインに描いていたので、そこに1人男の子の視点が入るだけで見え方が変わってくるんだなって改めて思いました。すごく新鮮でしたね。

――描いていくなかで、特に印象的だったエピソードってありますか?

桜井:印象的というか分からないんですが、始まった当初は山田を描きなれてなくて。だからどうすれば美人に描けるのかなって結構悩んでいました。今までは可愛いキャラを描いてたんですけど、美人のキャラは描いてこなかったんです。どうすればそう描けるんだろうなって試行錯誤しながらでしたね。

――どういうふうに解決されたんです?

桜井:SNSをやってると本当に上手い絵がバンバン流れてくるんです。SNSを見ていると「こういう瞳の描き方をしたら綺麗に見えるのかな」って勉強してる感じですね。影響を受けてしまうので、面白そうだなっていうものは避けがちではあるんですが、今売れてる漫画やイラストは把握できるようにしたいなと思っているので、ある意味研究のようにいろいろ見させていただいています。

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