
実写映画『るろうに剣心』の見る順番はこれ!公開順・時系列、スピンオフを含むシリーズ全作品のあらすじを解説
佐藤健さん主演、邦画アクションの金字塔的シリーズ『るろうに剣心』。原作漫画やアニメ版も絶大な人気を誇る中、実写映画シリーズは、神速のアクションと壮大なスケールで、新たなファンを生み出しました。
「これから『るろうに剣心』を観てみたいけれど、作品数が多くてどの順番で観ればいいか分からない」という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、実写映画『るろうに剣心』シリーズのおすすめの視聴順を、各作品のあらすじと見どころと共に分かりやすく解説します!
『るろうに剣心』は公開順がおすすめ!ポイントは最終章の順番
実写版の『るろうに剣心』は、公開順と時系列が若干異なります。
時系列で見るときに注意したいのが、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』です。
最終章と銘打たれていますが、『The Beginning』は、緋村剣心の過去を描いたエピソードが元になっており、頬に刻まれた十字傷の謎や、彼が不殺を誓うに至った経緯を描く前日譚。なので、作中の時系列で本作を視聴する場合は、『The Beginning』が最初となります。
ただ、剣心が『るろうに剣心 最終章 The Final』で成し遂げたことを見たうえで、『The Beginning』を視聴した方が、物語をより楽しめるはず。剣心が背負ってきた十字傷の本当の意味をしっかりと楽しむためにも、公開された順番での鑑賞がおすすめです。
『るろうに剣心』実写映画の見る順番(公開順)
・『るろうに剣心』 (2012)
・『るろうに剣心 京都大火編』 (2014)
・『るろうに剣心 伝説の最期編』 (2014)
・『るろうに剣心 最終章 The Final』 (2021)
・『るろうに剣心 最終章 The Beginning』 (2021)
実写映画『るろうに剣心』の時系列
・『るろうに剣心 最終章 The Beginning』 (2021)
・『るろうに剣心』 (2012)
・『るろうに剣心 京都大火編』 (2014)
・『るろうに剣心 伝説の最期編』 (2014)
・『るろうに剣心 最終章 The Final』 (2021)
『るろうに剣心』実写映画のあらすじ・見どころ
1.『るろうに剣心』 (2012)
あらすじ
幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客、緋村剣心。新時代を迎え、「不殺」の誓いを立てた彼は、流浪人として穏やかな日々を送っていた。しかし、神谷活心流の師範代・神谷薫との出会いをきっかけに、彼は偽者の抜刀斎が引き起こす事件に巻き込まれ、再び刀を手にすることになる。
見どころ
それまでの邦画アクションのレベルを飛躍的に引き上げたと評される記念すべき第1作。俳優陣の身体能力を最大限に活かして作られた、リアルで疾走感のある殺陣は必見。神速の剣技の迫力はもちろん、"不殺"の信念を貫く剣心の葛藤と仲間との出会いが丁寧に描かれています。
2.『るろうに剣心 京都大火編』 (2014)
あらすじ
再び平穏な日々を過ごしていた剣心のもとに、政府から密命が届く。それは、剣心の後釜として人斬りとなったものの政府に裏切られ、全身を焼かれた復讐鬼・志々雄真実が、日本征服を企てているのを阻止せよというものだった。大切な人々を守るため、剣心は京都へと旅立つ。
見どころ
全身包帯の異様な姿ながら、藤原竜也さんが圧倒的な存在感で演じる最狂の敵・志々雄真実が登場。そのカリスマ性と、彼に心酔する精鋭「十本刀」のキャラクターたちの濃さも魅力です。スケールアップしたアクションと共に、物語は一気に全国区へ。
3.『るろうに剣心 伝説の最期編』 (2014)
あらすじ
志々雄の巨大戦艦・煉獄に乗り込むも、海へ落ちてしまった剣心。彼を救ったのは、人里離れて暮らす男、その正体は剣心の師匠・比古清十郎だった。志々雄を倒すため、剣心は飛天御剣流の奥義の会得を目指し、師との過酷な修行に身を投じる。
見どころ
師匠・比古清十郎との修行を経て、剣心が自身の弱さと向き合い、奥義を会得するドラマは必見です。クライマックスの志々雄との死闘は、単なるアクションを超えた信念と信念のぶつかり合い。仲間との共闘シーンにも胸が熱くなります。
4.『るろうに剣心 最終章 The Final』 (2021)
あらすじ
平和な時代が訪れた東京。しかし、何者かによって中心部が次々と砲撃され、剣心と仲間たちは窮地に陥る。それは、剣心の頬に刻まれた十字傷の謎を知る上海マフィアのボス・雪代縁による、剣心への壮絶な復讐の始まりだった。
見どころ
剣心の過去が、現在の仲間たちを巻き込んでいくシリーズ集大成の物語。剣心への深い憎しみを体現する雪代縁役・新田真剣佑さんの超絶アクションと、それに立ち向かう剣心たちの総力戦は圧巻です。アクションと物語、どちらもシリーズ最終章にふさわしい作品となっています。
5.『るろうに剣心 最終章 The Beginning』 (2021)
あらすじ
なぜ剣心は「不殺」を誓ったのか。なぜ彼の頬に十字傷は刻まれたのか――。幕末の動乱期、人斬り抜刀斎として血の雨を降らせていた若き剣心と、彼の妻であった女性・雪代巴との、悲しくも美しい愛の物語。
見どころ
シリーズの持ち味であるハイスピードアクションを封印し、幕末の冷たい空気感と人斬りの心の痛みをリアルに描いた異色作。感情を殺して刀を振るっていた若き剣心が、一人の女性と出会い人間性を取り戻していく様が描かれます。これまでの全作品を観た後だからこそ、その結末が深く心に響くでしょう。
おわりに
「不殺」の誓いを胸に、逆刃刀一本で激動の時代を駆け抜けた男、緋村剣心。
日本映画のアクションの常識を塗り替えたとも言われるこのシリーズの魅力を、ぜひ1作目『るろうに剣心』から体験してみてはいかがでしょうか。その圧倒的な熱量に、あなたもきっと心を奪われるはずです。




























