器用なキャラクターが一人もいなくて、不器用で熱いキャラクターばかり――冬アニメ『プレイタの傷』鷲峰ラン役 益山武明さん、烏末ジン役 野上 翔さん、由岐アズサ役 釘宮理恵さん インタビュー

黙ってて画になるイケメンになりたい！

――タトゥーを継承できるとしたらどんな力が欲しいですか？

野上：時間操作！こういう能力系で一番強いと思います。宝くじも結果が分かってから時間を戻ればいいので(笑)。

益山：カガミの「ウロボロス」（肉体操作）がいいですね。俺、風呂が嫌いなんですよ。あの時間って人生で無駄だと思いません？

釘宮：うそ！私、お風呂の中でドラマ見ちゃうくらい好き！

益山：エチケットとしては必要ですけど、無駄だと思っちゃうんですよね。あと眠いなと思ったら睡眠をサッととったり、髪を切りたいと思ったらバッと切ってしまったり。筋トレもしなくていいですしね。

野上：それはいいかも！

釘宮：能力的には「アルテミス」と言いたいのですが、命を削ってしまうんですよね。でも何か緊急事態の時の為にお守り的に「アルテミス」の能力は心強いので持ちたいです。月の光を自由自在に操れるのって自分でイメージして作れそうなので、面白そうですね。

▲茶木縞カガミ（CV：榎木淳弥）：エイジの親友であり、『ヘリオス』に所属する『ウロボロス』のスカード。博識でタトゥーや医術、呪術などに詳しい。

――もし入れ替わるなら、どのキャラクターになってみたいですか？またなぜですか？

釘宮：私は決まっています！カガミがいいです。いつもソファーに寝っ転がりながら本を読んでいて、カズマがご飯作ってくれるし、戦闘も直接はしないので憧れる存在です。

益山：大丈夫ですか！？このインタビュー読んだ方、釘宮さんがだらけた人に見えませんか！？

釘宮：シャキシャキしてないから大丈夫！これがありのままです(笑)。

益山：俺はエイジですね。いつまでもカッコよくないですか？

釘宮：ずっとカッコいいもんね。

益山：いつまでも伝説の男って言われるのは、男として憧れます。

野上：俺はイツキがいいです！黙っててもカッコいいのは羨ましいです！あとシルバーの髪色もいいですよね。黙ってて画になるイケメンになりたいです。

益山：もうなってるよ(笑)。

野上：「はいはい」ってなるやつじゃん(笑)！

▲嵐柴エイジ（CV：髙坂篤志）：暁特区のトラブルシューター、『ヘリオス』のリーダーで、四年前の暁抗争により無法地帯となった暁特区を守った『暁の英雄』。

▲虎尊イツキ（CV：畠中祐）：コウガと同じく『公安特務』の警察官であり、自身も『キュウキ』のスカード。幼少期からスカードを処理する者として育てられたため、身体能力やタトゥーを操る技能などの戦闘に関わる能力が高い。

――自分と演じるキャラクターとの共通点などありますか？

野上：興味がないものに関して、とことん興味がないところは似ています。それ以外は似ていないかもしれません。準備はとことんしたいタイプなので、仕事のギリギリまで寝ているジンとは違いますね。

益山：ランのように、世話を焼くのは嫌いではないですね。

釘宮：この現場で皆を見守るお母さん的な立ち位置なところと、お風呂のグッズ集めが好きなところは似ています。

野上：あとは、眼鏡を掛けるところは同じですね。僕はアフレコの時は眼鏡を掛けますし、ジンもアニメを見るときに掛けますよね。本気の時は眼鏡を掛ける！

益山：お菓子作りはしないけど、料理をするのは好きですね。

――最後に、これから放送を楽しみにしているお客様へ向けてメッセージをお願い致します。

釘宮：映像を見て頂ければ、どれだけ気合を入れて拘って作品をつくったかがわかると思います。画に熱量と愛情を感じています。一人一人の人物造形は癖が強いキャラクターが集まっていますが、アニメの尺内に収まらない、もっと日常的なドラマ部分が今後繰り広げられるのではないかと思っています。この世界を構築するもっと細やかな目線が描かれていったらいいなと期待しています。

益山：このプロジェクトのアニメ化が決まって、キャスト一同とても嬉しいです。アフレコ時点から画ができていて、アクションシーンがとても声を当てやすいです。アクションシーンは見所のひとつだと思っています。器用なキャラクターが一人もいなくて、不器用で熱いキャラクターばかりです。彼らが泥臭く、もがきながら生きている「生き様」を体感して頂けたらと思います。

野上：いろいろなスカード（能力者）たちが出てくる中で、自分だったらどのキャラクターが好きかを考えながら男性・女性どちらにも楽しんで頂けたらと思います。男性はバトルシーンに燃えると思いますし、女性はイケメンたちに萌えて欲しいです（笑）。それぞれの熱い想いや命のやりとりなど見所が沢山詰まった作品になっています！応援よろしくお願いします！！

※本インタビューは、2020年3月以前に行われたアフレコ後に行われました。

バックナンバー

□第1回　エイジ役 髙坂篤志

□第2回　甲斐ヤマト役 ランズベリー・アーサー×甲斐ミナト役 山谷祥生【連載第2回】

□第3回　甲斐ヤマト役 ランズベリー・アーサー×甲斐ミナト役 山谷祥生【連載第2回】

作品情報

TVアニメ「プレイタの傷」

【放送情報】
MBS 毎週金曜 25:55～
TBS 毎週金曜 25:55～
BS-TBS 毎週金曜 26:30～

【配信情報】
MBS動画イズム／Tver／GYAO!　他

※その他配信情報につきましては、アニメ公式サイトをご参照ください。
※放送・配信日時は予告なく変更になる可能性がございます。

【STORY】
東京――『暁特区』。
国が新たに打ち立てた経済特区予定地で、大企業『サキシマホールディングス』に行政権が譲渡された。特区内でのみ適用される課税軽減などの利権を巡り、敵対企業が陰謀を巡らせた結果、大型暴動・暁抗争が勃発。内政は荒れ果て、サキシマホールディングスも解体。暁特区は国の自治も及ばない不管理地域となる。
その無法地帯となった街を守る男たちがいた。
「ディヴァイン・タトゥー」という、荒ぶる神獣の力を封じ込めたタトゥーを持つ人間、通称『スカード』はそれぞれ固有の特殊能力と、全ての攻撃を無力化するほど――銃弾が身体に届く前に弾け飛び、刀は砕ける――の防御力を与える。
タトゥーの能力を生かし、街を守る「ヘリオス」、組織を守る「アルテミス」、秩序を守る「公安特務」たちが新興勢力となり、暁特区に鎮座する。
未だ日常的に、微力ではあるが抗争が続く中で、それでもなお彼らは自らの「正義」を貫く。
これはそんな激動の中を生きる彼らの、当たり前の日常を描いた物語である。

【スタッフ】
原作：GoHands × Frontier Works
監督・キャラクターデザイン：鈴木信吾
脚本：八薙玉造
総作画監督：古田 誠／谷 圭司
メカデザイナー：大久保 宏
メインアニメーター：内田孝行／大久保 宏
美術監督：内藤 健
撮影監督：武貞慎之介
音楽：コーニッシュ／GOON TRAX
音響監督：村松久進
音響制作：グロービジョン
アニメーション制作：GoHands
製作：Praeter-Project

【キャスト】
甲斐ヤマト：ランズベリー・アーサー
嵐柴エイジ：髙坂篤志
嵐柴カズマ：千葉翔也
茶木縞カガミ：榎木淳弥
鷲峰ラン：益山武明
烏末ジン：野上 翔
龍眞コウガ：八代 拓
虎尊イツキ：畠中 祐
他

【公式サイト】https://project-scard.com/
【公式Twitter】@pj_scard　（ハッシュタグ　#スカード　#プレ傷）
【公式Instagram】@BookCafeTitan