TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第5期放送記念！アニメ1期のできごとを振り返り！ストーリーや活躍キャラクターたちをご紹介！【連載第4回】（ネタバレあり）

「週刊少年ジャンプ」にて連載中の堀越耕平先生の漫画を原作としたアニメ『僕のヒーローアカデミア』。

総人口の約8割が何らかの超常能力“個性”を持つ世界を舞台に、事故や災害、そして“個性”を悪用する犯罪者・敵＜ヴィラン＞から人々と社会を守る職業「ヒーロー」を目指す主人公・緑谷出久（みどりや いずく）とクラスメイトたちの成長、戦い、友情を描いた作品です。

制作・ボンズによるTVアニメは、2016年4月より放送。これまでに第4期までが放送されており、現在待望の第5期が放送中！　また、アニメ劇場版第3弾『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』が8月6日(金)公開となります！

アニメイトタイムズでは、TVアニメ第5期と劇場版第3弾の応援企画を連載記事で掲載していきます！　第4回となる今回は、TVアニメ第1期の物語を振り返り！　今までに起こったできごとや登場キャラクターをご紹介します。

第5期をさらに楽しむためにも、ぜひ改めて『ヒロアカ』の世界に浸ってみてください。

※本記事は第1期のネタバレを含みますので、ご注意ください。

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第1回 TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』“1年A組”キャラクター紹介
第2回 TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』“1年B組”キャラクター紹介
第3回 TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』“1年C組”キャラクター紹介

目次

• 雄英高校入学前〜入学直後（第1話〜第8話）
• 敵＜ヴィラン＞連合の襲撃（第9話〜第13話）
• 『僕のヒーローアカデミア 第5期』作品情報

雄英高校入学前〜入学直後（第1話〜第8話）

No.1ヒーロー・オールマイトと緑谷出久の出会い

　
“個性”を用い、事故や災害、犯罪者“敵＜ヴィラン＞”に果敢に立ち向かい、人々に希望を与える存在「ヒーロー」。主人公の少年・緑谷出久は周囲から「ヒーローオタク」と言われるほどのヒーロー好きであり、彼自身もヒーローになることを夢見て、多くのヒーローを輩出する名門・雄英（ゆうえい）高校ヒーロー科入学を目指していました。

しかし、彼は何の“個性”も持たない“無個性”。強力な「爆破」の“個性”を持つ幼なじみ・爆豪勝己（ばくごう かつき）をはじめ、多くの人にその夢をバカにされていました。

　
そんなある日、敵＜ヴィラン＞に襲われた出久は、「平和の象徴」と称され、人気、実力ともにNo.1のヒーロー・オールマイトに救けられます。さらには、過去の戦いにおける重傷によって、活動時間が大きく制限されているというオールマイトの秘密まで知ってしまうことに。「ヒーローはいつだって命がけ」と、憧れの人にまで“無個性”が目指すのは難しい職業という現実を突きつけられ、深く落胆します。

　
そんな中、オールマイトが捕まえた敵＜ヴィラン＞が逃走。爆豪を取り込んで大暴れし、大事件となってしまいます。有利な“個性”を持っている者がいないうえ、人質も取られていることで手が出せないヒーローたち。

そんな状況で飛び出したのは「救けを求めるような爆豪の顔を見て、考えるより先に体が動いていた」出久でした。その姿を見て、活動限界を迎えていたオールマイトが再度奮起、事件を無事解決します。

「君はヒーローになれる」。帰路につく出久の前にオールマイトが現れ、そう告げます。こうして、彼が最高のヒーローになるまでの物語が始まったのです。

与えられた個性は「ワン・フォー・オール」

　
謎に包まれてきたオールマイトの“個性”。それは、幾人ものヒーローによって受け継がれてきた力を蓄え、更に受け継いでいく「ワン・フォー・オール」というものでした。そしてなんとこの“個性”を「あの場の誰よりもヒーローだった」出久に授けると提案します。

　
オールマイトによる10か月間の厳しい訓練の末、「ワン・フォー・オール」を譲渡された出久は、いざ雄英高校の入試へ。倒したロボットのポイントを競う実技試験が始まりますが、緊張と恐怖からなかなか動き出すことができません。

終了時間が迫る中、ひときわ巨大なロボットが出現し、会場はパニックに。逃げる者も多い中、倒壊した瓦礫の下に、試験会場で優しくしてくれた麗日お茶子（うららか おちゃこ）の姿を見つけた出久は、オールマイトさながらの「SMASH！」の掛け声とともにようやく「ワン・フォー・オール」の力を炸裂させます。

　
大きすぎる力の反動で負傷しながらも、絶大な威力で巨大ロボットを撃退。その「ヒーローとしての大前提・自己犠牲の精神」が評価され、念願の雄英高校入学を果たします。

出久VS爆豪！　因縁の対決

　
爆豪やお茶子、入試会場でも一緒だった真面目で優等生気質な飯田天哉（いいだ てんや）など、個性豊かな面々が集う1年A組での生活がスタート。

　
入学初日、担任であり、合理性を重んじる抹消ヒーロー“イレイザーヘッド”こと相澤消太（あいざわ しょうた）が課した個性把握テストに臨んだ出久は、あわや除籍という危機を迎えながらも、テストの中で、最小限の負傷で最大限の力を発揮する術を身につけます。

翌日に行われたのは、ヒーロー側と敵＜ヴィラン＞側、それぞれ2名のチームに分かれ「仮想の核兵器を回収、もしくは相手を捕獲する」ことで勝利となる屋内対人戦闘訓練。出久はなんと爆豪と対決することに。

　
今年から雄英の教師として活動するオールマイトも見守る中、訓練がスタート。“個性”を持っていたことをずっと隠されていた＝なめられていたと思い込み暴走する爆豪と激しい戦闘になります。

　
激情をあらわにし、授業とは思えないほど危険な技をも放つ爆豪。出久は圧倒されながらも、「君が凄い人だから勝ちたいんじゃないか」と、熱い気持ちをぶつけ返します。正面戦闘では勝てないながらも“訓練に勝つ”ため、お茶子との見事なチームプレーを見せ勝利をもぎ取りました。

訓練後、出久は「人から授かった“個性”なんだ」と爆豪に告白。そのうえで「いつかちゃんと自分のモノにして、“僕の力”で君を超えるよ」と告げます。ずっと見下していた出久に負けたことや、他のクラスメイトの訓練中の活躍を見て、自尊心を大きく砕かれた爆豪でしたが「俺はここで一番になってやる」と、新たな決意を宣言。爆豪はこの闘いによって、本当の意味で最高のヒーローになるためのスタートラインへと立ったのです。

敵＜ヴィラン＞連合の襲撃（第9話〜第13話）

本物の悪意が襲い掛かる

　
演習場「USJ（ウソの災害や事故ルーム）」にて救助訓練に臨もうとした1年A組の生徒たちの前に、突如として全身手だらけの不気味な男・死柄木弔（しがらき とむら）率いる「敵＜ヴィラン＞連合」が出現。肌で感じる途方もない悪意と「オールマイトを殺す」という言葉が、生徒たちを戦慄させます。

敵＜ヴィラン＞・黒霧（くろぎり）の“個性”「ワープ」によってUSJ内に散り散りにされてしまう生徒たちでしたが、各々の“個性”を活かし窮地を脱していきます。相澤もまた、オールマイトが不在の中、生徒を守るために単身敵＜ヴィラン＞と戦闘。

　
戦況は好転していくように見えましたが、「対・平和の象徴」と呼ばれる連合の“改人”脳無（のうむ）の圧倒的なパワーによって、再び絶望の底へと叩き落とされます。

平和の象徴・オールマイト

　
そんな中、「私が来た！」という力強い声がこだまします。“個性”「エンジン」を活かしたスピードで応援を呼びに行ったクラス委員長・飯田に話を聞いたオールマイトが駆けつけてきたのです。しかし、脳無は「ショック吸収」「超回復」など、複数の“個性”を持つ通常ではありえない存在であり、黒霧のサポートも加わったことで、さしものオールマイトといえど一筋縄ではいきません。

そこへ、出久、爆豪、轟焦凍（とどろき しょうと）、切島鋭児郎（きりしま えいじろう）といった生徒たちがオールマイトをサポートしに参上。形勢を逆転していき、ついには限界を超えたオールマイトの全発100%以上のラッシュで脳無を仕留めます。雄英の教師であるプロヒーローたちの増援も到着し、連合をなんとか撤退に追い込みました。

死柄木たち中心人物は取り逃がしましたが、ひとまず無事を喜び合う生徒たち。敵＜ヴィラン＞の恐怖をいち早く体感し、間近でプロヒーロー、そして平和の象徴の本気を見た出久たちは、さらなる成長を胸に誓います。

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第1回 TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』“1年A組”キャラクター紹介
第2回 TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』“1年B組”キャラクター紹介
第3回 TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』“1年C組”キャラクター紹介

『僕のヒーローアカデミア 第5期』作品情報

　
2021年3月27日（土）～読売テレビ・日本テレビ系にて放送開始！

キャスト

緑谷出久：山下大輝
爆豪勝己：岡本信彦
麗日お茶子：佐倉綾音
飯田天哉：石川界人
轟焦凍：梶裕貴
切島鋭児郎：増田俊樹
蛙吹梅雨：悠木碧
八百万百：井上麻里奈
常闇踏陰：細谷佳正
物間寧人：天﨑滉平
拳藤一佳：小笠原早紀
鉄哲徹鐵：沖野晃司
泡瀬洋雪：松岡禎丞
塩崎茨：真坂美帆
心操人使：羽多野渉
相澤消太：諏訪部順一
オールマイト：三宅健太

スタッフ

原作：堀越耕平（集英社「週刊少年ジャンプ」連載）
総監督：長崎健司
監督：向井雅浩
シリーズ構成・脚本：黒田洋介
キャラクターデザイン：馬越嘉彦
キャラクターデザイン補佐：小田嶋瞳
音楽：林ゆうき
アニメーション制作：ボンズ