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春アニメ『Vivy』エステラ役・日笠陽子 声優インタビュー

春アニメ『Vivy -Fluorite Eye's Song-』エステラ役・日笠陽子さん 声優インタビュー│マツモトをさらにパワーアップさせていく福山潤さんに抱いた悔しさ——

毎話、続きが気になる展開とハイクオリティな映像、良質な音楽を提供してくれるTVアニメ『Vivy -Fluorite Eye's Song-』が、いよいよクライマックスを迎える。

このアニメは、人間とAIの戦争を食い止めるため、ヴィヴィ(CV.種﨑敦美)の前に100年後の未来から現れたAIのマツモト(CV.福山潤)が、ヴィヴィと共に、その戦争に結びつくであろう出来事(シンギュラリティ=技術的特異点)を変えるため、歴史の裏側で「シンギュラリティ計画」を実行するというもの。正史から、ヴィヴィたちが変えた修正史でいったい何が起こるのか。

大気圏外にある宇宙ホテル「サンライズ」落陽事件——。ホテルのオーナー・エステラは、「サンライズ」を地球に落とし、多くの被害者を出した「史上最大の欠陥AI」とされ、未来に起こる人類とAIの戦争の大きな火種になったとされていた。その歴史を変えるためにヴィヴィはエステラと接触するが、彼女は欠陥AIではなかった。

今回、「心を込めることがどういうことか」という問いに、「お客様に笑顔になってほしいと願うこと」と答え、ヴィヴィの進化に多大な影響を与えたエステラを演じた日笠陽子さんにインタビューを実施した。

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同型機とされるAIエリザベスを演じた内山夕実への信頼感

ーー台本を読んだとき、どう思いましたか?

エステラ役・日笠陽子さん(以下、日笠):エステラの登場回である第3話の台本を読んだときは、第1~2話の情報がなかったので、どんなことが起こっていたのだろうと想像するのがすごく楽しかったです。

ーー第1~2話の内容については、現場で確認するのですか?

日笠:そうですね。監督はもちろん、マツモト役の福山潤さんがいろいろと要らんことまで教えてくれるので(笑)。

それにしても福山さんは、マツモトをやるために生まれてきたというか、もしくは当て書きなのではないかと思うくらいピッタリですよね。『Vivy』の話を聞くと、マツモト口調でぶわ~~っと説明してくれるんです。それをヴィヴィ役の種﨑敦美さんと聞いているんですけど、途中でふたりとも(ついていけなくなって)空を見だすんですよ(笑)。

なので福山さんは「人を超えたAIなのでは?」と思うくらい、頭の回転が速い方ですね。福山さんの話を聞いたあとに、種ちゃんに噛み砕いた話を聞くという一連の流れはできていました(笑)。

ーー前後が分からなくてもアジャストする。声優さんは、台本から読み取る能力が非常に高いなぁといつも感じます。

日笠:アニメの面白いところってそこなんですよね。ゲストで入ったときにテストで芝居を合わせてみて「(この作品は)こういう感じなんだ」と知る。その瞬発力と集中力。短時間でお互いを理解しようとすることって大事なんだなと改めて思いました。

ーーエステラを演じるときに、どんなところを大切にしましたか?

日笠:第3話でヴィヴィと対面するところでまず「品格がある」という印象を受けました。

ヴィヴィはこれから人の心を知っていくんだろうなという感じがあるんですけど、その対比というか、エステラはすでに前オーナーとの出会いで、人と人との関わりを知っているんですよね。なので、経験値がヴィヴィよりもある感じなのかなと思いました。

ヴィヴィとエステラはシスターズという姉妹機で、ヴィヴィのほうがお姉さんではあるんですけど、エステラのほうが経験値はあって、仕事がどういうものかも理解している……。なので、それを全うしようとする意志や信念があるという部分は出したいなと思いました。

あと、AIなので息を入れるか入れないかの「息問題」にはぶつかりました。(第1~2話のアフレコを見ていないから)ヴィヴィがどんな感じで来るのかも分からなかったので、ちょっと人間っぽいというか生っぽい……人間なのかAIなのか分からなくなるくらいの感じにしたいと思いながら演じたんです。

実際に第3話で、内山夕実ちゃんがエリザベス(※エステラの同型機で、共に実験をさせられていたが実験失敗により廃棄。トァクに拾われたAI)を演じるときにアドリブで息を入れていたのを見て、「見解、同じだな」と思いました(笑)。

ーーお芝居をする上で、日常で起こる出来事とは少しかけ離れているSF作品はやりやすいですか?

日笠:世界観をキャッチすることが大事になるのかなと思います。そうなると台本だけでは限界があるので、そこを福山さんに聞いたりはしますね。あと、エステラみたいな役が珍しかったんですよ。どちらかというとエリザベスのようにおらついている役とか武闘派が多いので(笑)。

ーー優しくて穏やかな役の印象もありますけど……。

日笠:いやいや、そんなにないです(笑)! だから逆に、エステラをやっているときに本当は何か裏があるのではないかと自分で思っちゃうんです(笑)。でもそれもキャスティングをする際に考えられている気もするんです。日笠が演じているのだから何かやるだろう、と思わせるみたいな。そういうところは面白いですよね。

ーー実際に第3話の冒頭で、ホテルを地球に落した、史上最大の欠陥AIとして紹介されていましたからね。

日笠:だからエステラを演じるときは、他意がないようにしたいと思っていたんです。裏がなさすぎて逆にあるのか? と思えるくらいないほうがいいなと思ったので。

ーー第3話のラストでは、エステラの格好をしたエリザベスがルクレール(CV.山根 綺)の首を落しますからね、あそこは衝撃でした。

日笠:台本で見たときはエリザベスの仕業だと分かっていたから違和感がなかったんですけど、オンエアで見たらどちらだか分からなかったですね。ラストの部分はエステラの顔で夕実ちゃんが「待って」と「はぁー」だけ言うんですけど、あれだけじゃ分からない。やっぱりエステラは悪い奴じゃないか!って思う気持ちも分かりました。

ーー結局エステラは欠陥AIでも何でもなく、AIが大嫌いなテロリストの集団「トァク」が仕組んだものだったわけですが、このストーリーはいかがでしたか?

日笠:やっぱりエリザベスは、エステラにとって双子の片割れであり妹なので、守りたい、一緒にいたいという気持ちは強かったんですけど、そうできなかった過去があるんですよね。

実験に失敗して妹を失い、すごく大きく傷ついたときの心の穴というものは、本編ではあまり描かれていないのですが、きっと前オーナーが埋めてくれたんだろうなと思いました。そこでエステラをより人間っぽく成長させたというか。

だからこそベスと再会したときは、ベスに分かってもらいたいと思ったし、ヴィヴィにAIというものはこういうものなんだということを伝えたいと思ったのかなと。

ーーラストシーンは地球に落ちるホテルの乗客を避難させ、ホテルを細かく分解し大気圏で燃やさせる作戦を命と引換えに実行するというものでした。それに協力したのが過去の記憶を取り戻したベスというのも感動的でしたね。

日笠:今まで会えなかった期間よりも、もっともっとベスを大切にして最期のときを迎えられたのかなと思いました。

ーーちなみに、エリザベス役の内山夕実さんとは養成所で同じクラスだったそうですね。そういう付き合いが長い役者と姉妹役というのはどんな心境でしたか?

日笠:すごく分かるというか、ジャンルが被るというか、演じるキャラクターが近いところなんです。もし夕実ちゃんがやっていなかったらこの役は私がやりそうだなとか、その逆ももちろんあって、私がやってる役は、うっちー(内山さん)も受けていたかもしれないなとか、そのくらい近いところにいる存在なので、双子役というのに不思議はなかったです。

それに共演が多いんですよ。それも近い役で。なので安心感というか、自分を支えてくれるし、私も夕実ちゃんの役を支えられるなと思える信頼感はあります。

 

(C)Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
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