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劇場版『G-レコ Ⅲ』声優の石井マークらの舞台挨拶より公式レポ到着!

劇場版『Gのレコンギスタ Ⅲ』「宇宙からの遺産」声優の石井マークさん・嶋村侑さん・逢坂良太さん・高垣彩陽さん登壇で公開記念舞台挨拶を実施! 約1年半ぶりの新作公開に感謝

『機動戦士ガンダム』原作者・富野由悠季氏が総監督・脚本を手がける、劇場版『Gのレコンギスタ Ⅲ』「宇宙からの遺産」が全国ロードショー中!

7月24日(日)、新宿ピカデリーにて同作の舞台挨拶が行われました。ステージには、ベルリ・ゼナム役の石井マークさん、アイーダ・スルガン役の嶋村侑さん、クリム・ニック役の逢坂良太さん、マニィ・アンバサダ役の高垣彩陽さんが登壇。

逢坂さんは、「監督の心と共にありたい」ということで、富野由悠季総監督の顔がプリントされたうちわを持参。キャスト陣を和ませる形でスタートしました。

今回、その模様を記した公式レポートが到着したので、ここに公開しましょう。

▲左から高垣彩陽さん、嶋村侑さん、石井マークさん、逢坂良太さん

▲左から高垣彩陽さん、嶋村侑さん、石井マークさん、逢坂良太さん

劇場版『Gのレコンギスタ Ⅲ』「宇宙からの遺産」公開記念舞台挨拶より公式レポート到着!

まずは第3部の舞台挨拶を無事行うことができたことに対して感想が聞かれると、石井さんは「第3部を録るよと聞いた時にはすごく嬉しく、早く録りたいという気持ちがあったので、いつも以上に集中して収録に挑むことができました。それが、今回は延期などにならずに、無事皆さんのお届けできたことが本当に嬉しいです」と語った。

続いて嶋村さんが「このお話は知っているのに、第3部の物語はすごく勢いがあって、すごく新鮮に感じています。こうやって1本ずつ積み重ねて皆さんにお届けできていることが本当に幸せだと思います」と作品の印象を振り返る。

逢坂さんは「今回は残念ながら皆さんと一緒に収録できなかったんです。でも、皆さんの声を聞きながら収録の雰囲気を感じ取りながらやらせていただきました。クリムらしいおちゃらけた部分もたくさん出せましたし。また、『G-レコ』らしいあまりシリアスになりすぎない感じも楽しくて。中でもモビルスーツを使って大ゴミ掃除大会などもすごく面白かったです。そういう意味では肩肘張らずにラクに見られるというか、疲れない作品になっていましたね」と感想を述べつつ、自身が演じたクリムに関しては「実は、第1部、第2部では“天才!”って自分では言っていなくて、ようやく第3部で“さすが天才!”と言えて嬉しかったですね」と印象に残る台詞の登場を振り返った。

続いて高垣さんは「第3部が公開になって、本当に良かったなという思いが一番ですね。新規シーンはもちろん、“こんなシーンあった?”というような再発見があって、劇場版ではテレビシリーズ以上に人間の感情の動きというか、人間の面白さがすごく描かれているので、キャラクターたちもより鮮やかに生きている感じがして、すごく元気をもらえるなと感じました」と劇場版になって変化した印象を披露。

続いては、公式Twitterで募集した質問について答えてもらう流れに。最初の質問は「劇場版でキャラクターの心情がより詳しく描かれるようになりましたが、演技にも違いが出てきたでしょうか? また、それに対する富野由悠季監督からの演技指導があったのであれば教えてください」というもの。

「富野監督の演技指導は減ったよね」と嶋村さんが切り出し、皆さんが同意。指導があったシーンに関しては、石井さんが「ベルリが、アイーダが自分の姉だとわかって感情をはき出すシーンでは、何故か股間を押さえていて。その理由を監督に聞いたら“そういうことだよ”と、ちゃんと話してもらえませんでした(笑)。だから、きっとモヤモヤしてるってことなんだろうなと解釈してやらせてもらいました」とそのやり取りを再現。

一方、逢坂さんは「富野さんから“逢坂くんは何も心配してないから大丈夫”と言われて、逆にプレッシャーがありました」と振り返る。

高垣さんは「監督とのディレクションでお芝居を詰めるというのがあまりなくて、いい意味で任せてもらえているというのがあります」とディレクションについて語りつつ、「ノベルをやった時は監督のリアクションをチェックするのがクセになっていまして。そこで監督がニコォっとしてくれていると“よし!”となるんですが、今はマスクをしているので一瞬その表情が分からないのが不安ですね」と富野監督のリアクションについてのやり取りの思い出も語ってくれた。

また、高垣さんもひとりでの収録だったのに対し、マスク役の佐藤拓也さんとバララ役の中原麻衣さんが一緒に収録だったことに関しては、マニィの立場から「すごくジェラシーを感じた」という感想も。

続いての質問は石井さんに向けて、「『G-レコ』の女性キャラで好みのタイプ」を聞くというもの。

石井さんは、女性キャスト2人の視線に困った表情を見せつつ、「好きな女性キャラはノレドですね。もともとノレドみたいな子が好きで、今回になってあるやりとりで“あ〜っ! たまらないな!”ってシーンがありまして。それがすごく良かったです」と答えると、逢坂さんから「ノレドは富野監督の理想の女の子なのかもしれませんね」とその意見に同意。

さらに続けて石井さんは「『G-レコ』に出てくる女性キャラはみんな魅力的ですよね。共通して言えるのは“強い”ってことだけで。その強さがあるからこそ、より魅力的に見えるのかなと思いますね。それを踏まえて、一目惚れするのはベルリと同じくアイーダで、徐々に好きになっていくのはノレドなのかなと」と語った。

続いての質問は「アフレコの様子や収録後の交流について」。石井さんは「収録後は結構みんなでお茶というか、飲みに行きましたね」、「劇場版でも、収録の合間に集まってご飯を食べていましたよ」と和気藹々としたキャスト陣のやり取りを披露してくれた。

最後の質問は、第4部と第5部に向けた意気込みについて。

高垣さんは「第3部でマニィがメガファウナに行きますが、その後どういう行動を取るのか楽しみにしています。そして大好きな大気圏再突入ですね。あそこは壮絶なラブシーンだと思っているので、劇場版ではどう変わっていくのかに期待している感じですね」と期待する部分を語った。

嶋村さんは「第1部の時に“劇場版はこんなにエネルギッシュになるんだな”と思ったんですが、第3部ではさらにすごくなっていて、このままだと第4部はどうなっちゃうんだろうなと。私はその波にちゃんと乗っていけるのかは若干心配なぐらいです。でもそれがすごく楽しみですね。富野さんの作品は人間のエネルギーを感じられるので、それがあと2本あるのかと思うと気持ちがふわふわしてきますね」と期待と不安を吐露。

逢坂さんは「この後の4部にあたるところは、テレビシリーズでは一切出番が無かったので、“次はもしかして出番がないのかも……”と。第3部ではキービジュアルにクリムの姿が無かったのもショックで。でも、何かしら新規シーンで出してくれることを期待しています」と語ってくれた。

石井さんは「第4部では、金星に行ってジット団が出てくるあたりから、ベルリの戦いが激しくなっていくので、そこで思いっきりベルリ君の勢いを表現しきれたらいいなという意味で、ちゃんと体力とかもつけておこうかなと思っている最中です。第4部でさらにテンションが上がるカットとかもあると思うのでそれに向けて頑張っていきたいです」と意気込んだ。

そして、舞台挨拶もあっという間に時間に。最後に、キャストからそれぞれファンに向けたメッセージを。

高垣さんは「みなぎる元気を、こんな時代だからこそこの作品から受け取っていただけたらと思っています」と挨拶。

さらに、ノレド・ナグ役の寿美菜子さんからのメッセージも披露。「現在、イギリスに住んでいる寿美菜子です。実は、私が日本にいる最後の頃に収録された『宇宙への遺産』が無事公開されて嬉しいです。見所だらけですが、個人的にはノレドの追加シ
ーンが本当に大好き。ノレドの強さ、優しさ、素敵さを一気に感じていただけると思います。ベルリはそんなこと気にしてないんでしょうけどね……(笑)。ラストスパートに向けて駆け抜けたいと思います」このメッセージは、ファンにとっても大きなサプライズとなった。

逢坂さんも「第4部はすごく楽しみなんですが、これで出番が無かったらクリム君は本当に可愛そうだと思っているので、監督、よろしくお願いします! 出れなくても一ガンダムファンとして楽しみにしている作品です。期待を上回ってくると思っていますので、楽しみに公開を待っていただければと思います」と挨拶。

さらに「僕も佐藤拓也さんからメッセージを……もらっていないんですが、お会いしまして、すごくマニィに会いたがっていました。“本当に悔しいから言っておいて”と。これだけは伝えておいてください」との言葉に高垣さんも大喜び。

嶋村さんからは「第4部が一番変化がありそうな噂を聞いているので、私たちの知らない『G-レコ』が待っているんですよ。そして、劇場版になって新たに気づくことがすごく多い作品なので、第4部もどんな発見、どんな出会いがあるのかなとすごくワクワクしている気持ちでいます。まずは第3部のこのエネルギーをみなさんに受け取っていただいて、それを第4部、第5部へとつなげていけたらなと思っております」と語った。

最後の挨拶は、石井さん。「みなさんの前にこうして立てていることが本当に嬉しいです。そうした感謝の気持ちを込めて、この後まだ控えている第4部、第5部に向けて僕は全力で駆け抜けていくだけだなと思っていますので、ぜひぜひ、最後の最後まで皆さんに楽しんでいただける作品になるよう頑張っていきますので応援をなにとぞよろしくお願いいたします」と次回作へ向けた抱負で舞台挨拶を締めくくった。

劇場版『Gのレコンギスタ Ⅲ』「宇宙からの遺産」作品情報

2021年7月22日(木・祝)より全国公開中!

【イントロダクション】
ポスト宇宙世紀とも呼べる「リギルド・センチュリー(Regild Century=R.C.)」を舞台に、ガンダムの原作者である富野由悠季自身が総監督・脚本を手がけた『Gのレコンギスタ』。

その作品が5年以上の月日を経て、新たに劇場版として再編集された。2019年11月、2020年2月に上映された第1部、第2部に続く第3部はさらに新作カットを増し、ハイパーな作品としてよみがえる。今、時代を鮮やかに生き抜く若者たちの物語がここに!!

【あらすじ】
STORY of Ⅰ&Ⅱ
R.C.1014年、かつての宇宙戦争によって多くの科学技術や知識が失われた時代。だが、地球上の全エネルギーを供給するキャピタル・タワーを支えに少しずつ再興の兆しを見せてもいた。

ある日、キャピタル・ガードの候補生ベルリは、謎のMS「G-セルフ」でタワーを襲撃してきた宇宙海賊の少女アイーダと出会う。アイーダに惹かれたベルリは彼女の行動に巻き込まれ、海賊部隊の母艦「メガファウナ」に乗船することに。そこでG-セルフのパイロットとなったベルリは、軍事組織キャピタル・アーミィの執拗な攻撃を幾度も退ける。

そんな中、大国アメリアが宇宙艦隊を編成、キャピタル・タワー制圧のために出撃する。アメリア軍の隠密部隊であった宇宙海賊も追従し、ベルリやアイーダたちは宇宙へ飛び出した。大気圏外で繰り広げられる激しい戦いのさなか、アメリア軍、続いてキャピタル・アーミィとメガファウナがキャピタル・タワーの最上部であるザンクト・ポルトに到達する。

Story of Ⅲ
突如、ザンクト・ポルトにいるアメリア軍の航宙艦が攻撃を受けた。スペースコロニー国家トワサンガが、地球への帰還を目指す「レコンギスタ」作戦を開始したためだった。

ザンクト・ポルトには地球内外の4勢力が集結、それぞれが権利を主張して意見を戦わせる中、アイーダは真実を求め、ベルリや仲間とトワサンガを目指すことを決意する。そして月の裏側にあるトワサンガで、ベルリとアイーダに衝撃の事実が明かされる……。

【メインスタッフ】
総監督・脚本:富野由悠季
原作:矢立 肇、富野由悠季
演出:吉沢俊一
キャラクターデザイン:吉田健一
メカニカルデザイン:安田 朗、形部一平、山根公利
デザインワークス:コヤマシゲト、西村キヌ、剛田チーズ、内田パブロ、沙倉拓実、倉島亜由美、桑名郁朗、中谷誠一
美術監督:岡田有章、佐藤 歩
色彩設計:水田信子
ディスプレイデザイン:青木 隆
CGディレクター:藤江智洋
撮影監督:脇 顯太朗
編集:今井大介
音楽:菅野祐悟
音響監督:木村絵理子
企画・製作:サンライズ
配給:バンダイナムコアーツ、サンライズ
劇場版『Gのレコンギスタ』テーマソングアーティスト:DREAMS COME TRUE

【メインキャスト】
ベルリ・ゼナム:石井マーク
アイーダ・スルガン:嶋村 侑
ノレド・ナグ:寿 美菜子
マスク:佐藤拓也
クリム・ニック:逢坂良太
マニィ・アンバサダ:高垣彩陽
ラライヤ・マンディ:福井裕佳梨
ミック・ジャック:鶏冠井美智子
バララ・ペオール:中原麻衣

公式サイト
公式ツイッター(@gundam_reco)

(C)創通・サンライズ
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