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音楽

「Re:Contact」は、はじまりの一枚であり最後の歌のプレゼント──茅原実里さんのラストアルバム発売記念インタビュー

Lantisレーベルにて2007年に1stアルバムをリリースし、数々の名曲を歌い上げた茅原実里さん。先日、2021年をもって歌手活動を休止することを発表しました。

そんな茅原さんは、2021年11月18日に最後のアルバム「Re:Contact」を送り出します。彼女自身がこれまでの活動を支えてきてくれたファンへ心の底からの感謝と愛を込めて作られた本アルバム。これまで彼女の音楽を創り上げてきた作家達とともに創り上げた渾身のラストアルバムに注目です。

今回、リリースを記念して茅原さんにインタビューを実施! 各曲の聴きどころに加えて、レコーディング時の思い出や特典にまつわるお話もいただいています。

 

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ゆかりのあるクリエイターたちにした“わがまま”とは?

――11月18日にラストアルバム「Re:Contact」が発売されます。今作は、どんなテーマやコンセプトで制作されたのでしょうか。また、アルバム全体を通じてこだわった部分や、トータルな色を出すために工夫した部分があれば、併せてお聞かせ下さい。

茅原実里さん(以下、茅原):私が新しい世界に再びContactしていくという意味があって、「Re:Contact」は音楽活動の大きな節目を迎えるとともにはじまりの一枚になります。

大好きなファンのみんなに、茅原実里の歌を好きでいてくれるみんなに、最後に私から歌のプレゼントをしたかったんです。ゆかりのあるクリエイターのみなさんにはこちらからお声がけをして、客観的にファンのみんなが喜んでくれるような楽曲を、逆に私にプレゼントして欲しいっていうようなわがままなお願いをさせてもらいました(笑)。

サウンドの方向性は初期の「Contact」のイメージを織り交ぜながら作ることになっていたんですけど、基本的には曲も詞も具体的は希望は出さずにお任せにさせてもらったんです。これは信頼がある方々だからこそできたことですね。茅原実里の歴史が丸ごと詰まった作品が完成しました。

 

 

――1曲目「Re:Contact」(作詞:畑亜貴、作曲/編曲:菊田大介)は、ドラマチックなサウンドの、高揚感あふれる楽曲です。この楽曲のテーマ、注目してほしい聴きどころ、お気に入りのフレーズ等、お聞かせ下さい。

茅原:言葉にはできないほど感動的で「Contact」を彷彿とさせるめちゃくちゃかっこいい曲です!一曲の中に過去の菊田さんの色々な楽曲の欠片が散りばめられているので、その時代その時代に自分がワープするような不思議な感覚になりました。また菊田さんの曲を唄えたことで心が晴れましたね。

畑さんにはいつも私の心は見抜かれていて、「純白サンクチュアリィ」から…、もっと遡ると「雪、無音、窓辺にて」からですよね。それからずっと私のことを見守り続けてくれて畑さんから受け取るメッセージと一緒に成長させていただきました。畑さんの言葉にどけほど救われてきたか…。

今回は疾走感のあるドラマチックな楽曲だけど歌詞だけを読むと語りかけられているような静の印象が強くて。「翼がないままでも 明日を飛ぼう」「光見えなくても 明日を飛ぼう」 …あぁ、そうか、私はこのまま生きていけばいいんだって思えたし、これまでの思い出がこれからの私を強くしてくれるんだって前向きに思える力強いメッセージをいただきました。

 

 

――2曲目「a・b・y」(作詞:奥井雅美、作曲:俊龍、編曲:藤田淳平)は、アップテンポのエモーショナルな楽曲です。この楽曲のテーマ、注目してほしい聴きどころ、お気に入りのフレーズ等、お聞かせ下さい。

茅原:俊龍さんと藤田淳平さんのタッグはファンのみんなに愛されてきました。とても情熱的で美しいメロディといえば、俊龍さんの右に出るものはいないと思っています。最後の作品にもぜひこのお二人に参加していただきたいと思って、打ち合わせの時に俊龍さんには「確かなものをお願いします。」と言いました(笑)。そんなことが言えてしまうのも、養成所時代から一緒に切磋琢磨してきた仲間で戦友でもある彼だからこそなんです。

奥井さんには久しぶりにお会いしてお話をさせてもらいましたが、私の気持ちやファンのみんなの気持ちを大切に考えてくださいましたね。奥井さん自身の願いも込めて完成された歌詞はとてもストレートで心に刺さりました。

どんな気持ちで唄えばいいのか難しく感じたのは、核心を突かれていたからなんだと思います。あらためて奥井さんに引き受けていただいて感謝しています。このアルバムの中では毛色の違ったパンチのある楽曲です。ラストライブでは心を裸にして唄いたいなって思っています。

 

――3曲目「FEEL YOUR FLAG」(作詞:松井洋平、作曲:藤末樹、編曲:藤末樹・XELIK)は、明るい曲調の中に、力強さもある楽曲です。この楽曲のテーマ、注目してほしい聴きどころ、お気に入りのフレーズ等、お聞かせ下さい。

茅原:藤末さんにはキラキラと希望に溢れる旗曲を作っていただきたいというお話をしました。楽しさや切なさや美しさ…色んな要素の詰まったドラマチックな楽曲であっという間に聴き終わってしまうんですよ〜。遊び心も詰まっているし「KEY FOR LIFE」と同じメロディで力強く締めくくられているのにも愛のこもったメッセージを感じています……。

松井さんとの打ち合わせは、ずっと泣いていました〜(笑)。これまではパレードの先頭で旗を振っていた私に、今度はファンのみんなが旗を振って私の船出を応援してあげる、見送ってあげる、そんなイメージで希望のある歌詞にしたいっておっしゃってくれて…。実は詞の中にはこれまでのアルバムタイトルのすべてのワードが刻まれているので茅原実里の歴史を辿る旅のような歌だなと思っています。

 

――4曲目「いつだって青空」(作詞:こだまさおり、作曲/編曲:黒須克彦)は、爽やかなサウンドに、伸びやかな歌声が映える楽曲です。この楽曲のテーマ、注目してほしい聴きどころ、お気に入りのフレーズ等、お聞かせ下さい。

茅原:黒須さんが作ってくれる曲にはいつも大きな愛が溢れています。これまで様々な名曲を作ってもらいましたが、今回はみんなと心を一つに重ね合わせることのできるような幸せな曲にして欲しいってお願いしました。いただいた楽曲は本当にあたたかくて透明感があって、黒須さんの人間性そのもので、デモを聴いた時は涙に笑顔でした。

こだまさんとの打ち合わせをした時もボロボロ泣いていました(笑)。久々に会ったというのもあったし、これが最後というのもあったし……。ランティスさんで音楽活動をはじめた時から私はこだまさんの歌詞が本当に大好きでした。いつも唄うのが楽しみでした。今回もきっと今の私の姿を見て、私の話を聞いて、私へのメッセージを書いてくださった。

はじめて「いつだって青空」を読んだ時は、陽だまりのようなあたたかさに包まれているような感覚になりました。大丈夫だよ。これから先の未来にもまだまだたくさんの喜びが溢れているんだよ、待っているんだよって。ずっと泣いていた私の背中をさすってポンポンってたたいて励ましてくれているような歌です。

 

――アルバムを締め括る5曲目「Sing」(作詞:茅原実里、作曲/編曲:須藤賢一)は、ご自身で作詞をされ、ピアノ伴奏に茅原様の歌声が凛と響く楽曲です。この楽曲のテーマ、注目してほしい聴きどころ、ご自身で手掛けられた歌詞にどのような想いを込めたか等、お聞かせ下さい。

茅原:2007年からバンマスとして私を支えてくれたケニーこと須藤賢一さんにどうしても曲を作って欲しくなってお願いしました。ケニーとの打ち合わせの時に詞先でいくことが決まったので、河口湖ステラシアターで最後のライブを終えてファンのみんなからの気持ちを受け取ってから自分と向き合って書いてみようと。いつもの楽曲制作は曲先なので、まさか最後の最後で私の言葉からメロディを生み出してもらえるなんて飛び上がるくらい嬉しかったです。

サマチャンが終わってから締め切りまで一週間なかったんですけど、みんなへの想いというのはとてもシンプルだったのでスムーズに書き終えたと思います。これまで私は、「唄うこと」と「みんなの笑顔」が大好きだったからここまで唄い続けてくることができました。

歌から離れれば、きっとみんなと会う機会も少なくなると思います。だけど、 “いつだって同じ空の下にいるよ!”って伝えたかったんです。いつだって私はみんなのことを応援してるし、いつだってみんなには笑っていて欲しくて。

 


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