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音楽
新たな進化と深化。May’nレーベル移籍後初のシングル「オレンジ」インタビュー

深く広がっていくMay’nの音楽に期待して欲しい――TVアニメ『プラオレ!』『シキザクラ』ED主題歌を収録したMay’nさんレーベル移籍後初のシングル「オレンジ」ロングインタビュー

May’n さんが【Digital Double】レーベル移籍後初のシングル「オレンジ」を11月24日(水)に発売する。

表題曲の「オレンジ」はTVアニメ『プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~』のエンディング主題歌を。カップリング曲「シキザクラ」はTVアニメ『シキザクラ』のエンディング主題歌をそれぞれ飾っている。さらに、エレクトロニックダンスミュージックやDJとしても活躍するアーティスト・TeddyLoid氏が作曲・編曲を手掛けた「B.H.U.」をパッケージした。

May’n さんがタイアップ曲で作詞・作曲を手掛けるのは今回が初。 “初めての挑戦”がたくさん詰まった今作についてたっぷりと語ってもらった。

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みんなと会える、みんなに喜んでもらえることがパワーの源

──今年はいつも以上にご多忙ですよね。特に9月~10月は音楽活動だけではなく、ミュージカル『ジャック・ザ・リッパ―』(ヒロイン・グロリア役として出演)も並行していて。さらに10月21日(木)には誕生日ライブ、11月にシングル「オレンジ」の発売、12月にはミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』(ヒロイン・ユリア役として出演)を控えられています。

May’nさん(以下、May’n):結構怒涛ですね。歌手活動とミュージカルの並行で忙しいなと思っていましたが、『ジャック・ザ・リッパー』の大千穐楽の翌日から『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』のリハーサルに入っていたんです。忙しい日々ではあるんですけど「みんなに会える」「みんなに喜んでもらえる」ことが私の何よりのパワーになっていて。だからこそ、ずっとワクワクしていました。

──また10月公開の『劇場短編マクロスF 〜時の迷宮〜』では、ランカ・リー=中島 愛/シェリル・ノーム starring May'n名義で主題歌「時の迷宮」を歌唱されています。劇場に映画を観に行かれたとTwitterで報告されていましたね。

May’n:またシェリルとしての歌を届けられたことがとても嬉しかったです。ずっと応援してくださっている皆さまのおかげですね。

劇場へは遠藤綾さんと一緒に行きました。『イツワリ』(『劇場版 マクロスF 虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜』)も『サヨツバ』(『劇場版 マクロスF 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜』)も一緒に観に行っていたので、儀式のような感じで(笑)。冒頭から二人揃って号泣してしまいました。しかも同じところで泣いていたんですよね。シェリルのシーンは幻想的でとても素敵でした。

応援してくれたマクロスFファンの方にとって、喜んでもらえる映像になっていたと思います。この先のことはわかりませんが、「もしかしたらまた奇跡が起こるのかもしれないな」と感じさせるラストだったので嬉しかったですね。

今井了介氏は「中学生の時から憧れの方」

──『プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~』(以下、『プラオレ!』)ED主題歌「オレンジ」の作詞・作曲を手掛けられたのはMay’nさん。念願のタイアップ作品での、作詞・作曲ですね!

May’n:そうなんです!『momentbook』(6月発売の移籍第一弾作品)のインタビューの時もお話していたことではあるんですけど、新生May’nチームと「自分のパーソナルな部分や等身大な部分を活かした音楽を作りたい」「いつかタイアップ作品の作詞・作曲を作ってみたい」という話をしていて。アルバム後のシングルで早速実現させてもらえたのは、すごくありがたいことです。

──「オレンジ」の編曲・サウンドプロデュースを手掛けられたのは今井了介さんです。

May’n:中学生の時から憧れの方だったんです。今井さんと初めてお会いしたのは一年前、ラジオでの共演がキッカケで。そのときに「いつか一緒に楽曲制作をしたいです」とお話をさせていただいていました。

シングル制作にあたって「大好きなクリエイターさんと一緒に作りたい」と話させてもらっていたのですが、時を同じくして『プラオレ!』チームから「スポーツやスタジアムが似合うプロデューサーを探している」という話をうかがって。

私にとって今井さんはR&Bの神様なんですけど、その一方で、スポーツ関係のテーマソングも手掛けられている方。今井さんの音楽であればスポーツの熱狂にも似合うんじゃないかなと思って、今井さんのお名前を上げさせてもらったんです。

そうしたご縁も重なって今回オファーさせていただきました。自分が初めて手掛けるタイアップ曲で、青春の最中にいる『プラオレ!』の女の子たちを彩る楽曲を、自分の青春時代を彩ってくれていた今井さんと作れたことは、すごくうれしいです。運命的だなと思います。

「ひとりも悪くない。でもみんなとならもっと楽しい」

──エンディング曲の制作にあたって『プラオレ!』チームからリクエストはあったんですか?

May’n:全くなくて。いただいた脚本や資料を読ませていただいた上で感じたことを楽曲にしました。

──その時感じた作品の印象はどのようなものだったのでしょうか。

May’n:純粋にすごく面白い作品だと思いました! スポーツアニメであると同時に、中学生の心の成長も描かれた作品でもあって。「みんなと一緒だからこそ掴めるものがある」ということを大きなテーマにしたいなと思いました。作品内にも登場する言葉である「つながり」や「絆」を大切にしつつも、中学生が部活に励む熱さ、葛藤、切なさを感じられる楽曲にしたいなって。

それと、作品タイトルの一部でもあるプライドという言葉を使いたいなと思いました。プライドって、日本人はネガティブな意味に捉えがちな気がするんです。「プライドが高い」「プライドが邪魔をする」のような使われ方をするじゃないですか。でも、私としてはプライドは持たなければいけないものでもあると思っていて。

──確かに。

May’n:プライドを持つことの大切さを描きつつ、そのプライドが変化していくような歌にしたいとなんとなく思っていた時に「それって(登場人物の)優の世界観と通じるかもしれないね」とプロデューサーさんに言っていただき、だったら優の世界観にしようと。

──冒頭に<きゅっと音を立てる 邪魔する築いたプライド>という言葉がありますね。

May’n:その言葉から入っているので、“プライド”の回収の仕方にはいちばんこだわりましたね。優は強豪チームに所属していた、いわばスター選手で。周りとの実力の差、考え方の差から、どんどん自分のプライドだけが高くなってしまうんです。「なんでついてこられないの!?」と思わず言ってしまうことも。

でも「アイスホッケーはひとりではできない。みんなと一緒にやるスポーツなんだ」と気づかされ、成長しながら、優もどんどんと輝いていく。そこにフォーカスを当てて楽曲を制作しました。

──みんなと絆を築いたことで、<涙で包んだプライド>がキラキラと輝きだして。さらに、曲の最後では<ずっと一緒にいられますように>と願っているという、その流れにグッときました。

May’n:優が掲げ続けてきたプライドは自分が努力してきたからこそのもので。だから優に「そのプライドは間違ってないよ。だけどもっと変化していけたら良いよね」「ひとりはダメじゃないし、ひとりも良い。でもみんながいたらもっと良いよね」って言ってあげたいなって。今を認めながらも、優しく「大丈夫だよ」って伝えられる曲にしたいと思っていました。

レコーディングでは嬉しい言葉も

──レコーディングは今井さんとご一緒に?

May’n:そうです! レコーディングの前に2、3回スタジオに入らせていただいて、すごく丁寧な楽曲制作をしていただきました。

──今井さんからはどのようなディレクションがあったんでしょうか。

May’n:「こうしてください」というより、「どっちの表現が良いと思う?」と聞かれることの方が多かったです。「オレンジ」は私が作詞・作曲をしていることもあって「May’nが思い浮かべているものをカタチにしよう」と言ってくださっていたので、すごくやりやすかったです。

自分自身ですごく気に入っているのが、Dメロのコーラスワーク。「コーラスを何か入れたいよね」と今井さんがおっしゃっていたので「どんどん仲間が増えていく感じにしたいから、コーラスが合わさっていくのはどうですか?」という提案をしたんです。そうしたら「君、天才だね!」って言ってくれて、すっごく嬉しくて(笑)。

──それは嬉しいお言葉!

May’n:「神様に天才って認められた!」って。あまりに嬉しすぎて詳しいことを覚えていなくて、もしかしたら私が「天才!」と自画自賛して、「そうだね」って言ってくれたかもしれません(笑)。

でも確実に共感してくれていました。あのコーラスはすごく気に入っています。直接言葉にしなくても、仲間が増えて心が強くなっていくことを声で表現できたので。憧れの方と一緒に、自分のクリエイティブ脳を刺激しながら楽曲制作ができたことはとても幸せなことだなと思っています。

──Dメロには<重ねてく手のひら伝う/この熱さ信じて>という言葉があります。“手”にまつわるワードは今回の曲すべてに共通して入っていますが、May’nさんの中でひとつテーマになったものだったのでしょうか。それとも偶然ですか?

May’n:偶然かもしれません。「オレンジ」はスポーツを思い浮かべながら書いたことが大きくて。私自身は学生時代水泳に打ち込んでいました。ひとりで泳いでタイムを競いあうことが中心だったので、みんなでスポーツをするという経験がなかったんですが、May’nの活動を通して、チーム感を知ったんです。

──May’nさんは普段から音楽活動を部活動に例えられていますしね。

May’n:そうなんです。楽曲制作をするチーム、ファンの皆さんとのライブとしてのチーム、それぞれで「みんなじゃないとできないな」と痛感しています。そういう思いってMay’nの青春のなかで、どんどん思いが強まってきたんです。「ひとりでも生きていけるけど、みんなと一緒のほうがもっといろいろなことができるし、もっと楽しいよね」って。

──ライ部(ライブ)の経験も思い返しながらの制作だったんですね。

May’n:そうですね。今回の曲を作るにあたって、May’nの中で「さあ、やるぞ!」という最初のスイッチってどこで入るんだろう?って考えたんですけど、ライブ前のバンドメンバーとの円陣だなって。団体スポーツの場合もみんなで円陣を組んでから試合に臨むと思うので、円陣を表す言葉を入れたいなと思って、<重ねていく手のひら>という言葉を書きました。

──なるほど。お話をうかがいながら、今だからこそ歌える言葉なのかなとも思いました。May’nさんが部長としてライ部をしてきた中で得た感覚も入っていて。バラードがシングルのタイトル曲というのも、新しい挑戦ですよね。

May’n:ああ、確かに。全部ではないですが「私、それでもひとりで生きていくわ」みたいな曲のほうが多いですし、それこそがMay’nという感じもあって。私自身の本質としてもそっちの方が近いんですよね。「人は誰しもひとりで生まれ、ひとりで死んでいく」という思いで生きてきたので(笑)。

──強い……! 

May’n:中林家ではそんな野生心を持って育ってきたんです(笑)。でも、ひとりでも生きていけるけど、みんなとのほうが楽しいなって。それはライブで教えてもらった気持ちなので、みんなとのライブがなかったら作れなかった曲だなというのはすごく思います。

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