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【ネタバレあり】秋アニメ『さんかく窓の外側は夜』最終回直前に後半ストーリーを振り返り!

最終回直前にチェックしておきたい! 三角は冷川の“戻る場所”になれるのか? 秋アニメ『さんかく窓の外側は夜』第7話〜第11話の後半ストーリーをまとめて振り返り【ネタバレあり】

ヤマシタトモコ先生による漫画が原作、ホラー×ミステリー×バディ愛という世界観が魅力的なアニメ『さんかく窓の外側は夜』が、ついに最終回を迎えます!

前回、アニメイトタイムズでは第1話〜第6話までの前半ストーリーをネタバレありで紹介しましたが、今回は最終直前ということで第7話〜第11話までの後半ストーリーを振り返り!

話数を重ねていくたびにストーリーが濃くなり、振り返りにも話が尽きません。ぜひ一緒にアニメならではの見どころやポイントを見返してみてください。

「守るための力にしたい」

英莉可の回と言っても過言ではない第7話「贖罪」。サブタイトルから見て取れるように、これまでやってきた罪を償いたい英莉可の心情が痛いほどに伝わってくるお話でした。

死がまとわりつき力が暴走してしまう英莉可に対し、「信じているものを本当にする力がある」と力強い言葉で真摯に受け入れようとする三角は、本当にまっすぐです。

その三角の言葉に反応するかのように、自分の素直な気持ちを伝える英莉可。

これまで親や先生など自分の気持ちを聞いてくれなかった人たちの中で生きてきましたが、三角、冷川との出会いをきっかけに“ありのままの自分”を認め受け入れていく……逆木も守ろうとしてくれる“分かりにくい優しさ”に英莉可は救われたような気がします。

その後、自分が呪ってしまった冴子(半澤の奥さん)のところへ。英莉可は死人を使って呪い屋をしてきましたが、今度は初めて呪いを解きます。英莉可の力は呪うことだけでなく、使役した死人に帰ってきてもらうことで呪いが解けるとわかりました。

そしてちゃんとこれからのことを話すために、占い師の迎系多にも協力を願います。みんなで話し合っている中、先生や研究会の話になり、研究会の初代が冷川の母親であることが明らかに。“力を利用された”こと、冷川と英莉可は境遇が似ています。

あまり気が進まない冷川に、まっすぐ向き合い喝を入れる三角という最後のシーンは見どころの1つ。また、そんな2人の様子を見て、迎、英莉可、逆木がちゃちゃを入れるのも面白いです。

今度は自分の力を「守るための力にしたい」と覚悟を決める英莉可。果たして先生と研究会とどう立ち向かっていくのか、物語は佳境へと進みます……!

それぞれの“戻る場所”

第8話「孤独」は、それぞれの“戻る場所”がテーマになっている回でした。

先生の弱みを見つけるために、三角と冷川が霊体になって先生の自宅へ侵入。家の中を回るうちにどこか懐かしさを感じる冷川は、先生の自宅が過去自分がいた研究会の跡地だったことを知ります。

嫌な場所だから帰ったほうがいいのでは……と心配する三角をよそに、冷川は「思い出すも何も、忘れたことはない」と平気な様子。ある意味、忘れられないほどの記憶が冷川の心の奥深いところに根付いているのでしょう。

キッチンで穢れを見つけ、それを浄化しようとした三角に自分の力まで浄化されてしまうのでは……という恐ろしくもある冷川の無表情さに、三角は圧倒されます。

場面は変わり、半澤から冷川の人生は壮絶だったと聞かされる三角と迎。「(冷川の)孤独に呑まれるな」と半澤からの警告に、三角は改めて“戻る場所”がある自分がいかに恵まれているのかを実感します。

戻る場所がある三角、戻る場所がない冷川、そして戻る場所をいま現在模索している英莉可と逆木。ハッキリとしているそれぞれの立場がよりストーリーを際立たせていたように感じます。いつか冷川の”戻る場所”が三角になったら良いなと一視聴者として思わずにはいられません。

そしてBパートでは、先生が登場。先生も一度は戻る場所を見つけましたが、そこから離れてしまい、自分の心とどう向き合えばいいのかわからなくなっているようです。「子供を殺しておけばよかった」と異様な表情の先生は本当に恐ろしい……。

自宅に侵入した三角の気配から、かつて愛した人の記憶を感じ取る先生。先生もまた自分の“戻る場所”を探し求め、恋しがっているんだと実感します。

(C)ヤマシタトモコ/リブレ・さんかく窓プロジェクト
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