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アニメ映画『バブル』 カイ役・梶裕貴さんインタビュー

アニメ映画『バブル』 カイ役・梶裕貴さんインタビュー|盟友だから感じる「荒木監督にしか作れないアニメ」とは?

「動」のパルクールと恋物語の「静」をうまく映像に

ーー映像をご覧になった感想をお聞かせください。

梶:すさまじかったです!まさに荒木哲郎監督作品だなという印象でした。実は僕も、かつて「パルクールの作品があったら面白そうだな」なんて思ったことがあったんです。でも、同時に「実際にそれをアニメーションで動かすのは本当に大変だろうから難しいかな」とも感じていて。

にも関わらず、荒木監督とWIT STUDIOさんは、それを見事にやってのけてくれたわけです!しかも、パルクールのアクションシーンなど「動」の部分に加えて、せつない恋の物語という「静」の部分も、絶妙なバランスで表現されていて。素晴らしいですよね。加えて、そこにさらに花を添えてくださっているのが澤野弘之さんの音楽。もはや、荒木監督作品には欠かせない要素です。そんな盤石のチームで、予想の数倍上をいくクオリティの名作を生み出してくださいました。

この取材までにもいくつか、作品についてコメントをさせていただく機会がありましたが、その度にキーワードとして挙げてきたのが「泡沫(うたかた)の恋」というもの。人魚姫がモチーフになっている作品ということもあり、まさに泡のように儚く繊細で、美しい物語だなと感じたんですよね。

カイの片想いとヒビキとのバディ感に注目!

ーー改めて本作の見どころや注目ポイント、そして皆さんへのメッセージをお願いします。

梶:荒木監督らしさはもちろん、新たな一面にも触れていただける作品になっているんじゃないかなと思います。スタッフ・キャスト陣の座組を考えても、監督がのびのびと、作りたいものを作れるメンバーが揃っていたのかなと。

演じさせていただいたカイとしての見どころは、ヒビキとのバディ感と、マコトさんへの片想いですかね。それが、作品全体へのスパイスにもなっているのかなと。

りりあ。さんが歌うエンディング曲の歌詞にも注目しつつ、どうか最後の最後まで作品を感じてください。

 

アニメ映画『バブル』作品情報

<劇場版>2022年5月13日(金)全国公開
<NETFLIX 版>2022年4月28日(木)全世界配信

ストーリー

本作の舞台は世界に降り注いだ泡〈バブル〉で、重力が壊れた東京。ライフラインが断たれた東京は家族を失った一部の若者たちの遊び場となり、ビルからビルに駆け回るパルクールのチームバトルの戦場となっていた。ある日、危険なプレイスタイルで注目を集めていたエースのヒビキは無軌道なプレイで重力が歪む海へ落下してしまった。そこに突如現れた、不思議な力を持つ少女ウタがヒビキの命を救った。

そして、2 人にだけ特別な音が聞こえた…。なぜ、ウタはヒビキの前に現れたのか。二人の出会いは、世界を変える真実へとつながる。


 
監督:荒木哲郎
脚本:虚淵玄[ニトロプラス]
キャラクターデザイン原案:小畑健
音楽:澤野弘之
企画・プロデュース:川村元気
制作スタジオ:WIT STUDIO
配給:ワーナー・ブラザース映画

声の出演:
志尊淳
宮野真守
梶裕貴
畠中祐
千本木彩花
井上麻里奈
三木眞一郎
広瀬アリス
 
公式 HP オフィシャルサイト
オフィシャル Twitter(@bubblemovie_jp)

(C)2022「バブル」製作委員会
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