声優
2022年5月後半の総括(吉岡茉祐 )|青山吉能『みずいろPlace』#48

2022年5月後半の総括(吉岡茉祐 )|青山吉能『みずいろPlace』#48

皆さんこんにちは、元気ですか?

わたしは元気です。

青山吉能です。

先日、朝起きて謎のたんこぶと大きめな膝のあざを観測したので、ああ、春だなと思いました。

脱ぎ散らかった靴とやや畳まれた衣服という光景は、わたしのあわてんぼうぶりと律儀さがどちらも中途半端であるということを現しています。

なんだか最近はとんでもない数の学生集団をさまざまな駅でたくさん見ます。修学旅行かな?春なの、いいな。

前の人から適度な間隔を空けて正しく歩く生徒や、どうしてもおふざけをして先生から目をつけられたい子や・・・、狭く無限大の社会で生きる青い輝きに胸がキュとなります。

わたしが高校生の頃も、修学旅行先は東京でした。修学旅行に向かう前日、突然の所用で東京に向かい最終便でトンボ帰り。その次の日にも何食わぬ顔で同じ空港に向かうのですから、なんだか不思議な気持ちでした。

所用、というのはまさにWake Up, Girls!オーディションの合格をお知らせするもので、昨日東京に行ったことは誰にも言ってはならない、ましてやそこでなにがあったかなんて・・・!あああぁ

はじめて抱える秘密と新鮮な記憶のままの飛行機と、純粋な修学旅行に対するときめきとで、わたしの羽も鼻ものびのびとしていました。

当時は校則で携帯の持ち込みも禁止されていたので、クラスメイトの持つデジカメが今のスマホ代わり。どうにかしてスカイツリーの全てと我々が同時に映らないか試行錯誤した結果まるっと諦めたり、していたらしい。もう十年も前のことです。

当時はわたし含め5人で仲良いグループのようなものがあったのですが、修学旅行の班が4人までという残酷なルールにつき、5人のなかで最も社交的な子が引くて数多に引き抜かれて別行動になってしまった、みたいなこともありました。

もう社会人にもなると「仲良いグループ」みたいな文字にすら懐かしさと苦しみを覚えますが、あの時はそれが人生だったな。

今度久々に会えたらいいね、なんて話をしているので、また思い出話にはなを(伸ばさず)咲かせようと思います。

わたしとまゆしぃはとっても「普通」

そんなときめき修学旅行が終わって出会ったのが、まゆしぃです。

今回のテーマは“吉岡茉祐”というものをいただいたので書いていきたいと思います。

わたしたち二人は、出会った時の喧嘩エピソードやアニメで演じた役柄の関係性などを同一視されて、たびたび「エモい」と言われることが多いです。

なにかちょっとでも物事が動けばそれを意味深に捉えられたり、拡大解釈されたり、こういったテーマが振られるのもそういったワクワクを求められているんだろうなあ、というのを肝心のわたしはそれをとても冷静に見つめています。

なぜならわたしとまゆしぃはとっても「普通」だからです。

そんな心境なので本当にちゃんとわたしらしく書けるのか分からないのですが、ひとまず筆を動かしてみることにします。

でもやっぱり欠席裁判な気がして、わたしはそういったのものに対して実はすごくすご〜〜く気がひけるタイプなので、大事なところはちゃんと配信イベント等でお話していきます。今日は軽くだけ。

歩く百面相と本来の自分派

わたしはいつも、相対する人・ものによって態度を大きく変えます。先輩だったらニャンゴロするし、後輩だったら無理矢理ウェイウェイします。それが女性だったら、男性だったら、店員さんだったら、具合の悪そうな人だったら、アルパカだったらetc…カードが挿入されていません。

歩く百面相です。

では、わたしのお面はまゆしぃ相手だったらどうなっているか。

いま思い出してみたのですが、努めてアホであろうとしてるかもな、と思いました。

というのも、まゆしぃってわたしが相手だととてもしっかりしているなあと思うのです。それは対アオヤマ戦を幾度となく立ち向かった長年の経験がそうさせているのか分からないのですが、あまりにしっかりとしているため、どこまでしっかりしているんだろうとバランスを取りたくなるのがわたしの性。気がついたら対ヨシオカ戦はしっかり者とアホの子の戦いになっていました。

ここがちょっと我々似ているところで、それこそおよそ十年前、「まゆしぃは11人いる」ということになっていました。

日によってキャラクターが変わったかのようになるまゆしぃに、「いま何人目?」なんてよく冗談でみんな言っていましたよね。今でも、他の媒体とかちらっと見聞きしたとき、あまりのギャップに本当驚きます。

わたしも前述の通りそのようなことがあるのですが、そこに本当の自分というのはどこにも存在していないという考えを持っています。

まゆしぃは全てが本来の自分派、のように見えるけれどどうだろうか。

明日聞いてみます。わたしが忘れていなければ。

それではこの辺りで終わります。

5月15日のメインイベントは終わりましたがまだまだ気は抜けませんからね。引き続き身も心も引き締めてゆきましょう。

いつか盛大に打ち上がるために。ヒュ〜〜〜〜〜〜……ドンッ___

さようなら。

青山吉能

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編集担当:川野優希

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