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映画『ハケンアニメ!』劇中アニメの原画や絵コンテなどを特別公開!

映画『ハケンアニメ!』より、劇中アニメ『サバク』『リデル』の原画や絵コンテなどを特別公開!

直木賞&本屋大賞受賞作家・辻村深月氏の大人気小説を映画化した『ハケンアニメ!』。世界中が注目する日本のアニメ業界を舞台に、最も成功したアニメの称号=「ハケン(覇権)」を手にすべく奮闘する者たちの姿を描いた、“胸熱”お仕事ムービーが大ヒット公開中!

劇中アニメの制作には、『攻殻機動隊』シリーズなどで知られるProduction I.Gをはじめ、日本を代表するアニメプロダクションやトップクリエイター陣が参加しています。

今回は、劇中アニメ『サバク』と『リデル』の貴重な資料を大公開! 制作秘話と合わせてご紹介します。また、オリジナル絵コンテマスキングテープ(5個)のプレゼント情報も到着したので、あわせてご紹介しましょう。

劇中アニメ『サバク』と『リデル』とは

普段は表に出ることのないアニメ制作の裏側や、そこに生まれるアツいドラマを描く本作。中でも一際注目を浴びているのが、豪華クリエイターと声優陣が集結した、実写映画のアニメパートとは思えないほどハイクオリティな劇中アニメ。

吉岡里帆さん演じる新人アニメ監督・斎藤瞳の監督作『サウンドバック 奏の石』(通称:サバク)と、中村倫也さん演じるライバルとなる天才ワガママ監督・王子千晴の監督作『運命戦線リデルライト』(通称:リデル)。

同クール・同時間帯に放送されるこの2作が視聴率を競い合い、熾烈な“ハケン(覇権)”争いを繰り広げる!

2作のアニメで実際に監督を務めたのは、人気作を手掛けるアニメ監督たち。『サバク』はテレビアニメ「若おかみは小学生!」などの谷東氏、『リデル』の監督は劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』などの大塚隆史氏が、“ハケン(覇権)”を争うにふさわしいハイクオリティな作品を完成させています。

『サウンドバック 奏の石』

特報

ある日突然巨大ロボットに襲われたのどかな田舎町。地球を守るため、トワコ(声:高野麻里佳)やリュウイチ(声:梶裕貴)、タカヤ(声:潘めぐみ)たちはロボットに乗って戦う。サウンドバックとは、「奏(かなで)」と呼ばれる石が、現実の音を吸い込むことによって変形したロボットのこと。

その形状は音によって変わり、1話ごとにノックや風鈴など異なる音が捧げられ、毎回違う形のロボットが登場する。「奏」は戦いを終えると力を失い、ただの石に戻るが、捧げた音とそれにまつわる記憶はヒロインのトワコから奪われていくという秘密があった……。果たしてトワコは失った音の記憶を取り戻せるのか?そして衝撃と感動のラストが待ち受ける!

“神”アニメーターの描き下ろし!雑誌の表紙を飾る『サバク』イラスト

劇中で人気雑誌「アニメゾン」の表紙となる、印象的な一枚。瞳を振り回すつかみどころのない超クセ者プロデューサー・行城理(柄本佑)の判断から、急遽白羽の矢を立てられた天才アニメーター・並澤和奈(小野花梨)が描き下ろしたという設定。

行城の無茶ぶりで混乱する現場、プライベートタイムを邪魔され憤慨するも、いざペンを取ると豹変したように美しいイラストを描き下ろす和奈など、個性的なキャラクターたちのドラマも見どころなシーンに登場しています。

ちなみに、実際にこのイラストを手掛けたのは、本作キャラクター原案担当の漫画家・イラストレーターの窪之内英策氏

「機動戦士ガンダム00」の柳瀬敬之氏がデザインを手掛ける、本格的なロボット!

『サバク』に登場する、音の力で変形する不思議なロボット「サウンドバック」のメカデザインを担当したのは、『機動戦士ガンダム00』『交響詩篇エウレカセブン』などで知られる柳瀬敬之氏

アニメ制作に際して作成されたラフには、「外装は岩っぽいが装甲として形成されている」など細かな特徴や設定が。なお、『サバク』は毎話形の異なるロボットが登場するため、劇中でも、アニメパートで柳瀬デザインの迫力溢れるロボットデザインを堪能することができます!

デジタル派の瞳らしい、ペンタブで描かれた原画や絵コンテ!

■原画

■絵コンテ

後にアニメ業界を目指すきっかけとなる王子監督『光のヨスガ』を観るまで、どちらかというと“アニメを避けてきた”主人公・瞳。

元公務員という異業種からの転職組なこともあり、昔ながらのアナログスタイルより、合理性に長けたペンタブレットを好んでいる。そんな瞳の設定を反映させ、『サバク』の原画や絵コンテの制作にもペンタブレットが用いられました。ちなみに効果音までイラストのように存在感たっぷりなこの絵コンテは、谷東監督が手掛けたものです。

『運命戦線リデルライト』

特報



行方不明の妹を探す魔法少女の充莉(声:高橋李依)は、自らの魂の力で乗るバイク「リデルライト」を変形させ、ライバルたちとレースで競い合う。

第1話に6歳で登場する充莉は、年に1度のバイクレースでのバトルを通して、仲間や敵対する魔法少女の清良(声:花澤香菜)たちとともに1話1歳ずつ年を重ねていく。“成長するヒロイン”充莉は、そして彼女たちの運命は!?

映画『ハケンアニメ!』のメガホンを取った吉野耕平監督の狙いは、「王子の性格が伝わる」アニメ!

吉野監督が『リデル』で重視したのは、何より“王子らしさ”。自身がアニメファンでもあり、ファンが喜ぶ“お約束”を十分知った上それを壊してもみせるような、王子の性格を反映したビジュアルを目指したといいます。

2D・手描きによるアニメの自由さを存分に活かすことを重視し、描き線の太さやタッチの強弱、決め画やポスターでも映えるデザイン、キャラクターの性格やキーカラーが伝わる顔やコスチュームなど、細部にまでこだわっています。

■『リデル』キャラクター原案

原画や絵コンテは、王子らしさを重視した“度肝を抜く”鉛筆書きに!

■原画

■絵コンテ

アニメという文化そのものが好きで、過去の伝統も受け継いでいる王子。絵コンテは「紙に鉛筆書き」のアナログスタイルで、劇中でも王子が頭を悩ませながら机に向かうシーンが登場します。

『リデル』でもそんな王子らしさを体現すべく、制作陣がこだわったのは「鉛筆書きの原画だけで度肝を抜くこと」、として「天才らしく奇想天外な表現を重視し、ギラギラした色使いを具現化すること」。

ほとんど無茶ぶりに近いリクエストながら、大塚監督は、一度話をすれば次には完璧な状態で仕上がってくるという神業で制作陣を驚かせました。

映画『ハケンアニメ!』作品情報

■全国劇場にて大ヒット公開中!
■出演:吉岡里帆 中村倫也 工藤阿須加 小野花梨 高野麻里佳 六角精児 柄本 佑 尾野真千子
■原作:辻村深月「ハケンアニメ!」(マガジンハウス刊)
■監督:吉野耕平
■脚本:政池洋佑
■音楽:池頼広
■主題歌:ジェニーハイ 「エクレール」(unBORDE/WARNER MUSIC JAPAN)
■制作プロダクション:東映東京撮影所
■配給:東映

公式サイト
公式ツイッター(@hakenanime2022)

(C)2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会
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