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『ブルーロック』名言&名シーン集

『ブルーロック』己こそがナンバーワン!!選手は全員エゴイスト! 究極の状況から誕生した最もエゴい&イカれた名台詞・名シーンをまとめました!!

累計発行部数930万部を突破し、第45回講談社漫画賞少年部門も受賞した、原作・金城宗幸先生、漫画・ノ村優介先生の豪華タッグによる大人気コミックス『ブルーロック』。2022年10月からテレビ朝日系全国24局ネット“NUMAnimation 枠”にてTVアニメ放送も決定しています。

そんな本作は、最も“エゴい(エゴイストな)”FW(フォワード)選手を生み出すべく、300人の若き高校生たちが「ブルーロック(青い監獄)」に入寮し1人1人が同じゴールを目指し突き進んでいくといったサッカー漫画です。

生き残れるのは1人だけという境遇の中、選手たちに芽生える絆。しかしW杯優勝に必要な“たった1人の世界一のストライカー”になるべく、争い合う選手たちの姿に胸が熱くなってしまう方も少なくはないはず。

今回はそんな魅力的なキャラ達の究極の状況から誕生した最もエゴい&イカれた名台詞・名シーンをご紹介!

※本記事では原作コミックスの最終19巻までの内容が含まれます。

 

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ブルーロック
世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない。日本をW杯優勝に導くストライカーを育てるため、日本フットボール連合はある計画を立ち上げる。その名も、“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクト。集められたのは300人の高校生。しかも、全員FW(フォワード)。299人のサッカー生命を犠牲に誕生する、日本サッカーに革命を起こすストライカーとは──?──今、史上最もアツく、最もイカれたサッカーアニメが開幕する。作品名ブルーロック放送形態TVアニメスケジュール2022年10月8日(土)〜2023年3月25日(土)テレビ朝日ほか話数全24話キャスト潔世一:浦和希蜂楽廻:海渡翼國神錬介:小野友樹千切豹馬:斉藤壮馬久遠渉:中澤まさとも雷市陣吾:松岡禎丞今村遊大:千葉翔也我牙丸吟:仲村宗悟成早朝日:梶田大嗣伊右衛門送人:綿貫竜之介五十嵐栗夢:市川蒼吉良涼介:鈴村健一絵心甚八:神谷浩史帝襟アンリ:幸村恵理馬狼照英:諏訪部順一凪誠士郎:島﨑信長御影玲王:内田雄馬剣城斬鉄:興津和幸ニ子一揮:花江夏樹鰐間淳壱:鈴木崚汰鰐間計助:鈴木崚汰糸師冴:櫻井孝宏糸師凛:内山昂輝蟻生十兵衛:小西克幸時光青志:立花慎之介スタッフ原作:金城宗幸漫画:ノ村優介(講談社...

 

目次

【帝襟 アンリの名言】

 

「誕生させます。この国をW杯優勝に導く救世主(プレイヤー)を!!」(コミックス1巻 1話)

この物語は日本フットボール連合(JFU)新入職員の帝襟アンリのこの一言がなかったら始まっていません…!

近年の日本代表の世界の舞台での残念な結果を受け、次に行われるW杯(ワールドカップ)へ向けた強化案を会議内で提示した際の言葉。会長の不乱蔦は“日本代表ブランド”から得る連合の金銭的な利益しか考えておらず、サッカーに対してアツい感情は持ち合わせていませんでした。

他の職員も日本代表のW杯優勝なんて夢にも思っていない中、帝襟だけが本気でした。会長からは「本気で信じてんの?日本がW杯優勝できるって!?」と自身の夢であるW杯優勝を馬鹿にされ、そこで具体的な案としてこの物語の最重要コーチ(キーマン)となる絵心甚八を投入することを、この言葉とともに皆の前で発表します。第1巻から目まぐるしい展開…波瀾万丈の予感しかないです…!!

 

【絵心 甚八の名言】

 

「世界一のエゴイストでなければ世界一のストライカーにはなれない」 「己のゴールを何よりの喜びとし その瞬間のためだけに生きろ それが“ストライカー”だろ?」(コミックス1巻 1話)

絵心は日本をW杯優勝させるために雇われた人物。そんな絵心が独断と偏見で選んだ18歳以下(高校生)のストライカー(FW選手)300名の中から、世界一のストライカーを創る実験をするための施設が“青い監獄(ブルーロック)”です。この言葉は“ブルーロック”入寮前の300名の目の前で挨拶をした際の発言でした。

「世界一の」ということは残りの299名を蹴落として1番を獲得するということ。さらには蹴落とした299名はこの先、一生日本代表になる権利を失ってしまいます。

そこで絵心は世界一のストライカーを例に挙げて「20世紀最高のフットボーラー エリック・カントナはこう言った チームなんてどうでもいい 俺が目立てばいい と」「史上最高のフットボーラー ペレはこう言った 世界一のFW 世界一のMF 世界一のDF 世界一のGK どれを訊かれても自分だと答える と」と話しました。

革命的なストライカーは皆、稀代の“エゴイスト”であるという共通点を示し、今の日本サッカーには足りないのはその“エゴ”だと。そんな世界一になるための真理を聞かされた300名の選手全員が戸惑いながらも、“エゴ”の片鱗をチラつかせ、飢えた獣のように入寮への扉へ歩んでいく姿に読者はワクワクとしてしまうこと間違いなし!

 

「“才能”とは「己の能力を証明する力」のコトだ それを俺は“天才”と呼ぶ――俺はこの“青い監獄”で天才を創る これは俺の人生を懸けた証明だ」(コミックス7巻 56話)

ブルーロックセントラル会議室にて、JFU会長・不乱蔦率いる役員全員の前で二次選考の概要を報告した際に絵心が不乱蔦に発言した言葉です。

1巻の頃から変わらずサッカーでお金儲けのことしか考えていない不乱蔦に対し、「どこまでも金儲けしか考えてねぇ年寄り共だな…お前らはそうやって何人の“天才”を潰してきた?」と問いました。続いて、連合がビジネス的に“仮そめの天才”を生み出すというループを断ち切らない限り日本は未来永劫三流のままだとも話しました。

絵心はブルーロックのメンバーに対し日々シビアな言葉を放っていますが、それは本気で取り組んでいるからこその厳しさなのです。このシーンでは絵心の「本気で世界一を志す日本の選手たち」に対し真摯に向き合っているという姿勢が伝わってきます。

 

【潔 世一の名言】

 

「俺は初めて…本当の意味で理解した――勝つってことは…負ける奴がいるってことで 俺がその夢を叶えるってことは それはつまり…誰かの夢を終わらせるってことだ」(コミックス1巻 2話)

ブルーロック初の選手生命を懸けた入寮テストで、ランキング(※ランキング上位5名は無条件で6ヶ月後に行われるU-20W杯のFW登録選手になれます)暫定下から2番目(299位)の潔が「人生を変える」と決意した時の心情描写で出てきた言葉です。テスト内容は“鬼ごっこ”。最後にサッカーボールを当てられた選手は退場になるというシンプルなものでした。

そんな場面で潔は、全国高校サッカー選手権大会でつい最近敗北した――自分よりも強い相手である吉良涼介に最後の最後でボールを当て退場させました。なぜ自分が蜂楽 廻からパスされたボールを吉良に当てたのか、本人も無意識に身体が動いたといいます。

潔自身の中では、日本サッカー界期待の若手(ホープ)とも呼ばれていた吉良を退場させたことへの罪悪感よりも、誰かの夢を終わらせたことへの感情の昂りの方が大きく、「それでも1番になりたい」という潔のエゴが初めて見えた瞬間でもありました。

 

「俺が日本をU-20W杯で優勝させます」(コミックス17巻 149話)

U-20日本代表vsブルーロック選抜チーム。ブルーロックが勝てばU-20の座を奪える代わりに負ければブルーロックは消滅するという一戦。

激戦の中、最後に自身がゴールを決め3-4で勝利したブルーロックチームを代表し、TVインタビュアーの「今後の意気込みは?」との質問に答えたセリフです。夢が実現しだしたブルーロック。これにてブルーロックプロジェクト第一段階が完遂します。

 

【蜂楽 廻の名言】

 

「「絶体絶命ってやつはビビる局面(とこ)じゃない!ワクワクする舞台(とこ)」!!」(コミックス4巻 28話)

ブルーロック内で行われた一次選考は、入寮テストで合格した275名が壱、弐、参、肆、伍棟に分けられ、その同棟内5チーム(11人×5グループ)による総当たりグループリーグでした。全10試合終了時の勝ち得点上位2チームは勝ち残り、ほか3チームは退場(しかし、各グループ内の得点王だけは勝ち残れます)となってしまいます。一次から5棟×25名で計125名しか残れません。

一次選考の最終戦でもある、潔率いるチームZと凪 誠士郎率いるチームVの試合の終盤。この試合に負ければチームZ全員のサッカー人生が終了するという非常に重要な局面の最中。凪という天才的かつ圧倒的なトラップテクニックを持つ強大な壁に打ち当たり、そのトリッキーさゆえ「絶望的に勝てる気がしない…」とチームのモチベーションが下がっていく中、蜂楽だけはひとり静かに燃え上がっていました。

チームZの他の誰もが自チームの勝利を信じることが出来ない状況下で、「いいね!いいね!楽しくなってきた♪」と軽快に話すのです。その後、このセリフと共に蜂楽は皆に喝を入れるかの如く5人抜きのスーパースペシャルゴールを決めました。チームZ初得点、3-1という勝利への希望が見えた瞬間でした。

短いながらもこの台詞からは、蜂楽のおちゃらけているけど向上心が高いという性格がビシビシと伝わってきますね!

 

「俺信じるよ 俺がずっと待ち焦がれた――ずっと逢いたくて 探してた――“かいぶつ(ともだち)”ならきっとそこにいる――」(コミックス9巻 71話)

蜂楽がいう“かいぶつ(ともだち)”とは、蜂楽にしか見えない存在・イマジナリーフレンドのこと。幼い頃からサッカーが大好きだった蜂楽ですが、自分と同じくらいサッカーができる同級生が周りにはいなかったため、いつしか“かいぶつ”とサッカーをするようになりました。(側から見たら1人でおしゃべりしながらサッカーしているように見えます)

元々、“かいぶつ”はサッカーの楽しさを思いっきり共有できる、蜂楽が求める理想のサッカープレイヤーの形です。

そして、この言葉は今まで自分にしか見えない“かいぶつ”に匹敵する存在・潔にブルーロック入寮テストで出会った時の心情になります。「もしこの中にも“かいぶつ”に敵う人間なんていなくて もしこの中にも――理解し合える人間がいなかったとしたら――その時はまた死んでしまいそうなくらいに寂しい あの毎日に戻ってしまうってコト――…それだけは嫌だ!!」という言葉と共に、潔にパスを回し吉良にボールを当てるアシストをしています。

潔に出会う前は、“サッカーの楽しさ”を信じ続ける反面、時折、心の底からサッカーの楽しさを共有できる存在に出会えなかったとしたら…と蜂楽は1人寂しく考え込むことがありました。蜂楽は出会った直後から潔を信頼していますが、その理由は今まで信じてきたかいぶつ(イマジナリーフレンド)に「パスを出せ 潔世一がかいぶつだ」と教えられたからです。

この回は、蜂楽に対し「初めてサッカーの楽しさを共有できる友達に出会えて良かったね…」としみじみ感じてしまう読者も中にはいるのではないでしょうか。

 

「ありがとう潔 お前無しで戦えるようになった俺は お前がいるともっと楽しい」(コミックス11巻 86話)

二次選考2ndステージは、1stステージ通過者の中で3人1組のチームを組むこと。そして3rdステージは、その組んだチームで試合をし勝ったチームが負けたチームから1人選手を奪うことができる(いわゆる花いちもんめ)システムで勝つこと。3rdステージで勝つとメンバーは4人となり4thステージに上がります。5人メンバーを揃えたら5thステージ到達で二次選考クリアとなります。

そんな凛・蟻生・時光・蜂楽vs潔・凪・馬狼・千切の最終戦。この試合に勝ったチームはメンバーが5人揃うので二次選考5thステージクリアとなります。

試合中、蜂楽はあることに気づきます。今までは蜂楽は潔(または別のメンバー)と連携してゴールを決めることが多く、潔とサッカーすることが蜂楽の存在理由になっていた節がありました。蜂楽はその自分の欠点に気づき、“かいぶつ”が蜂楽の中に誕生する前のひとりぼっちでもただボールを追いかけているだけでも楽しかった幼い頃を思い出します。“かいぶつ”なんて必要なかったあの頃の自分を。サッカーをする理由なんてボールと一つになりたいという気持ちだけでも良いのだということに。

ここでまた新たに蜂楽は1人でもゴールを決められるプレースタイルを見出しました。潔がいなくても大丈夫。もう潔と連携しなくてもゴールは決めることができる。だから1人の選手として胸を張って「潔とサッカーが出来たらより楽しい」と言うことが出来たのです。

 

【千切 豹馬の名言】

 

「ブチ抜く瞬間だけ俺は俺を信じていられる!!!」 「もしこれが外れたら…これで俺の足が壊れたら…その時俺はサッカーを諦める。でももしゴールが奪えたら――もう一度夢を――もう一度世界一になるために…サッカーがしたい――」(コミックス3巻 21話)

一次選考、第伍号棟第7試合「チームW vs チームZ」の試合。対戦するチームWには千切の高校のサッカーのチームメイトである鰐間兄弟が居ました。千切は高校サッカーで右膝前十字靭帯断裂をしていて、もし再断裂した時にはもう選手として生きていくのは難しいと医者からも言われていました。

ブルーロックに入寮した理由も、夢を諦める理由を探しにきたと話しています。“才能がある”ともてはやされた高校生活も、靭帯を断裂させてからというもの、自分の思うようにプレーができなくなってしまった千切。そんな千切に追い討ちをかけるように鰐間兄弟が「才能のぶっ壊れた走れないお前になんの価値がある?」と煽るのでした。

今まで「この足で世界一になれる」と信じて疑わなかった分、ショックは計り知れません。本気でプレーをすることに対し臆病になっていた千切が、この第7試合中の潔の「世界一になる」と信じて疑わない熱いプレーに過去の自分の面影を重ね、再び走り出すことを決意した際の心情です。

もう右足が壊れることなんてどうでもいい。鰐間兄弟をブチ抜いてからの爽快なゴールは、トップスピードの天才・千切豹馬の復活を意味していました。右足に爆弾を抱えながらのサッカーは、精神的にも負担が大きいはず。その部分を克服して、「もう一度、夢を追いかけよう」とする姿に胸が熱くなってしまう読者も少なくはないのではないでしょうか。

 

【國神 錬介の名言】

 

「俺はもうヒーローじゃねぇ そんな青臭ぇ戯言なんて地獄に捨ててきた 覚悟しろ潔…世界一になるのは國神(おれ)だ」(コミックス18巻 156話)

「U-20日本代表vsブルーロック選抜チーム戦」後に始まったブルーロック第二段階は「世界最高峰欧州5大リーグ(イングランド・スペイン・イタリア・フランス・ドイツ)」で活躍中のプロフェッショナルの下で各々トレーニングに参加し「新英雄大戦(ネオ・エゴイスト・リーグ)」で自身の価値を証明することが求められます。

潔は憧れであるドイツ「バスタード・ミュンヘン」世界最高選手の称号を持つ指導者(マスター)ストライカーのノエル・ノア選手の下で学ぶことを決意しました。

また、絵心はブルーロック第二段階開始と同時に、二次選考3rdステージにて脱落した國神を召喚します。絵心が企てた「ノエル・ノアと同じ肉体を持つ“器”を創り出す実験」という名の敗者復活ルートを経て、國神はブルーロックに舞い戻ってきました。

國神も潔と同じドイツチームのトレーニングに参加するということで、「おかえりヒーロー!」と声をかけますが國神からは「俺はもうヒーローじゃねぇ そんな青臭ぇ戯言なんて地獄に捨ててきた 覚悟しろ潔…」と返ってきました。「スーパーヒーローになりたい」と無邪気に語っていた姿の影すら見えません。

絵心は「強制的に異なる哲学をブチ込んだ」と話しています。本人も言うように敗者復活ルートという名の地獄を見てきたようです。

 

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