音楽
Suara 8thフルアルバム『Infinity 希望の扉』発売記念インタビュー

Suaraさん8thフルアルバム『Infinity 希望の扉』発売記念インタビュー|約4年ぶりのアルバムにはTVアニメ『うたわれるもの 二人の白皇』のOP&ED曲ほか全16曲を収録! 自身作詞作曲の「希望の扉」は今の状況を素直な気持ちと願いで歌った楽曲

歌手・Suaraさんの約4年ぶりとなる8thフルアルバム『Infinity 希望の扉』が、2022年11月23日(水)に発売!

本アルバムには、スマートフォン用ゲームアプリ『うたわれるもの ロストフラグ』関連曲、現在クライマックスを迎えているTVアニメ『うたわれるもの 二人の白皇』OP&ED主題歌、11月17日発売のゲーム『モノクロームメビウス 刻ノ代贖』のOP/挿入歌/EDなどのタイアップ曲に、書き下ろし新曲を加えた全16曲が収録されています。

また、初回限定盤『B-Side Collection』には、過去のシングルのカップリング曲が収録されており、メインアルバムと合わせてなんと30曲という大ボリュームに!

そんなファン待望のアルバム発売を記念し、アニメイトタイムズではインタビューを実施。各楽曲の紹介や、アルバムタイトル、書き下ろし楽曲に込めた想いを語っていただきました。

タイトルワード「Infinity」「希望の扉」それぞれに込められた想いとは?

――約4年ぶりにアルバムをリリースする感想をお聞かせください。

Suaraさん(以下、Suara):前回からいつの間にか4年経っていました(笑)。今回収録されている16曲中13曲がタイアップで、4年の間にこんなに歌わせていただいたんだと自分でもビックリしました。

アルバムはリード曲となるタイアップ作品のゲームの発売に合わせてのリリースが多く、今回も、ゲーム『モノクロームメビウス 刻ノ代贖』のOP曲「トキノタイカ」がリード曲だったので、発売日(11月17日)を楽しみにしていました。

収録されている「人なんだ」がOP曲で、「百日草」がED曲となっているアニメ『うたわれるもの 二人の白皇』もいよいよ佳境に入るので、そういった意味でもいいタイミングかもしれませんね。

他にも、アプリゲーム『うたわれるもの ロストフラグ』の主題歌や周年記念曲もたくさん収録されていて、豪華でボリュームたっぷりのアルバムになったと思います。

――『うたわれるもの』関連の楽曲が多いため、他のタイアップ曲や新録曲と合わせて1枚にまとめるとなると難しそうに思いましたが、逆に『うたわれるもの』関連の曲はいろいろな曲調やサウンド感でバラエティに富んでいたことで、リスニング感的にもいいバランスのアルバムになったのかなと感じました。

Suara:ありがとうございます。最初曲順は悩みました。『うたわれるもの』とそれ以外、というふうに分けるというのに少し不安もありましたが、実際に並べて聴いてみたら、いい流れになっていて、うまく収まったかなと思います。

『うたわれるもの』と聞くと、世界観が大きく、壮大な物語という印象があるかもしれませんが、今回の楽曲は、そういった戦いや人間関係など、作品に寄り添いつつも、私たちが日常生活を送る上でのヒントになったり、背中を押してくれるようなものになっていると思います。

シリアスな部分がありながらも、最後は希望が見える内容の歌詞も多いので、『希望の扉』というアルバムタイトルにも繋がっていると思います。

――改めて、タイトルの由来を教えてください。

Suara:12曲が『うたわれるもの』関連の曲なので、『うたわれるもの』の世界観から付けようか悩みましたが、あくまで今回は、8枚目のオリジナルアルバムとして皆さんにお届けするものなので、自分の今の気持ちを込めたものにしようと思いました。

16曲目に収録されている自作曲「希望の扉」を制作している中で、「希望」という言葉がキーワードのような気がして。気持ちの浮き沈みがある中でも、希望は忘れずに生きていきたいなという想いが大きかったので、「希望」というポジティブな言葉を入れたいと思いました。

そこからポジティブなワードを探していく中で、「インフィニティ=無限大」という言葉が浮かんできたんです。8枚目のアルバムなので「8」からイメージする言葉も考えていて、インフィニティを表す記号は8を横にした「∞」ですし、ロゴマークをよく見てもらえると分かりますが、「∞」が「メビウスの輪」にもなっていて、『モノクロームメビウス』にも掛けてたりとか(笑)、『うたわれるもの』の世界でもずっと輪廻し続ける、無限の部分にも繋がっていて、結果的に「これしかない!」と思えるくらい、素敵なタイトルになったと思います。

4曲ずつがブロックになったおもしろい構成。冒頭の4曲は『うたわれるもの』関連のノリのいい楽曲

――では収録曲のご紹介をお願いします。まず1曲目はリード曲であり、『モノクロームメビウス 刻ノ代贖』のOP曲「トキノタイカ」。アルバムのOPチューンらしい勢いと迫力がある曲ですね。

Suara:この曲を一番最初に持ってきたのはリード曲であることと、ここから『うたわれるもの』の世界が始まります、という導入のような位置づけで聴いていただこうと思ったからです。

イントロから何かが始まるワクワク感を感じさせつつも、ちょっと聴くのが怖いような緊張感もあって。『モノクロームメビウス 刻ノ代贖』がどんなゲームなのか、そしてこれから始まる16曲の旅がどうなるのかと期待感を膨らませていただけるような曲になっています。

ちなみに『うたわれるもの』でたくさんの楽曲を手掛けてきた衣笠道雄さんの作曲・編曲(作曲は松岡純也さんとの共作)で、2曲目の「戦刃幻夢」と同時期にレコーディングした曲でもあり、衣笠さんと一緒に行ったレコーディングで最後に収録した曲という意味でも想い入れが深い楽曲になりました。

――2曲目の「戦刃幻夢」は途中からユーロビートのようなサウンドになってビックリしました。

Suara:こちらはゲーム『うたわれるもの斬2』のOP曲です。このアルバムの10曲目に入っている「理燃―コトワリ―」が『うたわれるもの斬』のOP曲ですが、その曲もユーロビートっぽい雰囲気を持った曲で、『斬』シリーズはこういう感じなのかなと。と言ってもまだ2曲しかありませんが(笑)。

「戦刃幻夢」は90年代に流行ったユーロビートの懐かしさと新しさを感じられるカッコいいサウンドですね。「理燃―コトワリ―」の時、『うたわれるもの』とユーロビートの融合に私自身も驚きましたが、ファンの皆さんの反応や反響がすごく良かったですし、「戦刃幻夢」が世に出た時も「カッコいいです!」という声をたくさんいただいて。『うたわれるもの』という作品の懐の深さと楽曲の幅の広さを改めて感じました。

――3曲目「人なんだ」は現在放送中のTVアニメ『うたわれるもの 二人の白皇』のOP曲で、冒頭から畳みかけてくるパワフルさがありますね。

Suara:そうですね。「人なんだ」はスピード感もパワー感も揃った今までのSuaraや“うたわれ”のイメージにない楽曲に仕上がりましたし、「永劫の定め」(アプリ『うたわれるもの ロストフラグ』1周年記念楽曲)は“うたわれ”の和のテイストにモダンな雰囲気が入った軽快な感じがあり、4曲目までノリのいいテンポ感で聴いてもらえると思います。今回はレコード盤でもリリースすることになった(2023年春発売予定)ので、片面4曲ずつ、裏表で8曲×2枚組という構成なので、4曲ずつ世界観を振り分けるように意識した曲順にもなっています。

 

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