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「大アクアプラス祭 -30th Anniversary-」公式レポ|平野綾、生天目仁美、寺島拓篤ら出演

「大アクアプラス祭 -30th Anniversary-」公式レポートが到着! トークあり、ライブあり、朗読劇あり!30周年にふさわしい大ボリュームの2日間!

株式会社アクアプラスの設立30周年記念イベント「大アクアプラス祭 -30th Anniversary-」が、2024年11月9・10日に横浜BUNTAIにて開催。

豪華声優陣が出演し、トーク、ライブ、朗読劇など30周年を祝うに相応しい公演が2日間にわたって行われました!

本稿では、大きな盛り上がりを見せた本イベントの公式レポートをお届けします。

「大アクアプラス祭 -30th Anniversary-」開催レポートが公開!

DAY1

2015年に東京・両国国技館で開催された「大アクアプラス祭 -20th Anniversary-」以来、約10年ぶりとなる本イベント。DAY1では、開演に先立ち、『うたわれるもの』シリーズよりハクオロ(小山力也さん)とエルルゥ(柚木涼香さん)による掛け合いからスタート。小山力也さんがいきなりアドリブをきかせるなど、かつてのインターネットラジオ番組「うたわれるものらじお」を彷彿とさせる痛快なやりとりに会場からは大きな笑いが起きていました。

その後、DAY1に登場する全キャスト陣が1人ずつステージ中央から登壇。『ToHeart』、『WHITE ALBUM』、『うたわれるもの』、『ティアーズ・トゥ・ティアラ』シリーズを中心に、アクアプラス作品にゆかりのある総勢24名の声優陣&アーティストが登場しました。なお、DAY1、DAY2ともにMCは浪川大輔さん、アシスタントMCは利根健太朗さんが務めました。

スタートを飾るライブパートの1曲目は、小木曽雪菜役・米澤円さんによる「届かない恋」(『WHITE ALBUM2 -introductory chapter-』OP)。米澤さんは物語において重要な鍵を握る同曲を、生バンド演奏とともに切なく歌い上げ、観客を作品の雰囲気へと一気に引き込んでいきました。2曲目は、冬馬かずさ役・生天目仁美さんが米澤さんと交代する形で登場し、『WHITE ALBUM2 -closing chapter-』のOPテーマ「幸せな記憶」を披露。雪菜、かずさという2大ヒロインの想いをそれぞれ存分に感じられました。

生天目さんが呼び込む形で登場したのは、飯塚武也役・寺島拓篤さん。『WHITE ALBUM』ヒロインのひとり、緒方理奈の代表曲「SOUND OF DESTINY」を持ち前のシックな声で格好良く歌い上げました。寺島さんはその後、『WHITE ALBUM2 -closing chapter-』のEDテーマ「愛する心」を披露。曲の途中で水沢依緒役・中上育実さんが登場し、デュエットする展開へ。飯塚武也、水沢依緒という作中で大変深い関係にあるキャラクターを演じる2人が、歌唱しながら少しずつ近寄り、最後は見つめ合う、ムードたっぷりな展開を見せてくれました。

アクアプラスイベント恒例の朗読劇では、「30周年も大事だけど、ロストフラグ5周年も大事だよね」と題し、『うたわれるもの』シリーズより、ハクオロ(小山力也さん)、ハク(利根健太朗さん)、アクタ(中井和哉さん)を中心に話題を展開。「ロスフラる(ロストフラグに登場する)」というオリジナルワードを元に、まだ"ロスフラっていない"『ティアーズ・トゥ・ティアラ』アルサル(石井真さん)が怒涛の展開に振り回されるなど、ここでしか見られないクロスオーバーストーリーが展開され、会場を大いに盛り上げました。

続くトークパートでは、「第1回日本アクアデミー賞」というアクアプラスの"オリジナル"の賞レースを開催。10名のキャスト陣がアクアプラス作品にまつわるエピソードを披露し、30周年に最もふさわしい話を語った方が「大賞」として表彰されます。生焼けかもしれないメロンパンを配ったという中上育実さん、実は『WHITE ALBUM2』の収録時とても辛い恋愛をしていたという生天目仁美さん、すべて嘘のエピソードで脚本賞を一方的に狙った水島大宙さんなど、それぞれが特徴的なエピソードを語られていくなか、大賞には「そっとしておいてください」という、映画やダジャレを絡めた内容の小山力也さんが選ばれました。

ライブパート2部目は、中山愛梨沙さんによる『Routes』のビギニングテーマ「君をのせて」からスタート。中山さんにとってデビュー作となる楽曲を、明るくも力強い歌声で披露。続いて登場した津田朱里さんは『WHITE ALBUM2 -introductory chapter-』のEDであり、恋の切なさに包まれる「Twinkle Snow」でをしっとりと歌い上げました。

次は『WHITE ALBUM』シリーズ始まりの曲でもある「WHITE ALBUM」を、森川由綺役・平野綾さんが歌唱。その後、平野さんはSuaraさんを呼び込み、2人で『WHITE ALBUM』のED「POWDER SNOW」を披露しました。大アクアプラス祭ならではのスペシャルコラボ、2人が奏でるハーモニーが会場全体を優しく包み込みました。

休憩を挟んだあとは、「アクアプラス2択祭」という企画を実施。画面にアクアプラスにまつわる2択が表示され、キャスト陣たちは自分がこちらだと思う側に移動。それぞれの陣営同士で討論を繰り広げました。様々なテーマがあるなか、「40周年の大アクアプラス祭の開催地は?」というお題では、どちらも行きたいという第3の回答が誕生。全員がその意見に賛同するという、大アクアプラス祭らしいハチャメチャな内容になっていました。もっともご来場の方たちを説得出来た(影響力のあるプレゼンをした)人「モーストバリアブル2択」には、柚木涼香さんが選ばれました。

「大アクアプラス祭」の注目コーナーのひとつが新作発表です。今回は「うたわれるもの」シリーズ最新作『うたわれるもの 白への道標』(2025年秋発売予定)と、2015年に制作中止となった『ジャスミン』の開発再開が発表されると、観覧席から大きな歓声が会場に響いていました。

続く朗読劇2部では、「勝手にトゥハート」と題し、愛がこじれにこじれる『WHITE ALBUM2』のキャラクターたちが『ToHeart』の世界でハートフルラブコメディを繰り広げていく流れに。途中からハクオロを始めとした『うたわれるもの』のキャラクターたちも参戦し、どうしたら「ホワルバらないか(修羅場にならないか)」を模索していきました。結局ギスギスしていく流れに会場は大きな笑いに包まれていました。

イベントは、いよいよ最後のライブパートへ。中山愛梨沙さんが『ToHeart2』のOPテーマ「Heart To Heart」、『Tears to Tiara』のOPテーマ「Tears to Tiara」を披露し、希望にあふれる優しい歌声を響かせました。その後、バトンタッチした津田朱里さんは『ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔』より挿入歌「僕はいつだって」を歌唱。アップテンポな曲で会場の熱がさらに上がっていきます。

そしてSuaraさんによるTVアニメ『ティアーズ・トゥ・ティアラ』のOP「Free and Dream」が始まると、会場の熱はさらにヒートアップ。Suaraさんはさらに『うたわれるもの ロストフラグ』の主題歌「天命の傀儡(マリオネット)」を披露しました。そしてライブパートの最後を飾ったのは、SuaraさんによるTVアニメ『うたわれるもの 偽りの仮面』前期OPテーマ「不安定な神様」。歌詞中にある「また会えるその日まで」が実にラストに相応しく、観客もすべての力を出し切るように大きな歓声を上げている光景は圧巻でした。

エンディングでは、本日登壇したキャストたちが集合。イベントの感想などが述べられたあと、TVアニメ『うたわれるもの』OPテーマ「夢想歌」を歌唱し、大団円を迎えました。

<次ページ:DAY2>
(C)AQUAPLUS
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