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「やっぱり怒っているガッツはガッツらしい」│『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』キャラクターデザイン・総作画監督 恩田尚之さんインタビュー

映画三部作『ベルセルク 黄金時代篇』の公開から10年。TVシリーズ『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』として、鷹の団の、あの輝かしい時代が再び語られていく。

原作は言わずとしれた三浦建太郎による同名コミック。2022年6月時点で全世界累計発行部数5,000万部(紙+電子)突破する、世界で愛され続けるダークファンタジーが、STUDIO4℃による鮮烈な映像表現でアニメーションとして描き出される。メモリアル・エディションでは映画版では描かれなかった「夢のかがり火」など原作珠玉の名シーンを追加。毎週土曜日24:30~好評放送中だ。

アニメイトタイムズでは、かつての制作秘話、新規シーンへのこだわりなど作品に込めた想いをスタッフ&キャストが語り明かす連載インタビューを実施。第9回は、戦いの日々に生まれた名前のつけることのできない心をすくい、時に繊細に、時に爆ぜるように表情を描き出したキャラクターデザイン・総作画監督の恩田尚之さんのインタビューをお届けする。

恩田尚之 描き下ろし動画|ガッツ
https://youtu.be/DPU2i7Zhsmw

恩田尚之 描き下ろし動画|グリフィス
https://youtu.be/WdstmCoKQMg

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ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION
己の剣だけを信じてきた。友も家族も帰る故郷もない──孤独な剣士ガッツは、百年戦争に揺れる地を傭兵として渡り歩いていた。身の丈を超える長大な剣を自在に操り、強大な敵をいとも簡単に倒すガッツ。そんな彼に目をつけたのが、傭兵集団“鷹の団”を率いるグリフィス。美しい姿からは想像もつかない統率力を持ち、大いなる野望を秘めたグリフィスは、自らの夢を叶えるためにガッツを決闘で制し、鷹の団に引き入れる。数々の激戦を共にくぐり抜けるうちに、信頼で結ばれていく仲間たち。なかでもグリフィスとガッツの絆は、今や特別なものとなっていた。やがて鷹の団はミッドランド王国の正規軍にのし上がるが、それはグリフィスの目指す頂点へのはじめの一歩にすぎなかった。一方ガッツは、グリフィスの「夢」に取り込まれ剣を振り回すだけの人生に疑問を抱き始める。だが、ガッツはまだ知らない。果てなき夢が二人に与えた、恐るべき宿命を──。作品名ベルセルク黄金時代篇MEMORIALEDITION放送形態TVアニメシリーズベルセルク放送スケジュール2022年10月1日(土)~2022年12月24日(土)TOKYOMXほか話数全13話キャストガッツ:岩永洋昭グリフィス:櫻井孝宏キャスカ:行成とあジュドー:梶裕貴リッケ...
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かなり若さを意識して設定していきました

──『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』の制作決定の報が届いたときのお気持ちを教えてください。

恩田:いろんな想いがこみ上げてきましたが、作品がまた新たな形で日の目を見るということで、ありがたいことだと思いました。

──恩田さんと『ベルセルク』の出会いは、どんなものだったのですか?

恩田:『剣風伝奇ベルセルク』(1997)を観て作品を知って、それから原作を読み漁りました。これは面白い、と。どん底に落ちていく、ガッツの復讐劇となっていく展開に引き込まれました。

──三浦建太郎先生の絵に感じる魅力とは?

恩田:あんなにも緻密な絵を連載マンガでずっと描き続けていたことは、ものすごい能力とエネルギーだなと思って、本当に感心していました。常人だったらとっくにどこかで諦めているはずの境地を突き進んで、しかも密度は増していっていたので。線に込められた圧のようなものをすごく感じます。

――恩田さんは映画のパイロット開発から関わられていたとのこと。3DCGと作画のアニメーションのハイブリットという当時の挑戦には、どんな想いで臨まれていましたか?

恩田:これが上手くいったら、すごく大変な甲冑とかを描かなくて済むんじゃないかという淡い期待を抱きながら(笑)参加させていただいた気がします。ハイブリット、要するにCGで作ったモデルに作画をはめ込んでいくというようなことをしていたのでチャレンジングな試みでしたし、楽しみにしていました。

ただ、実際にトライしてみると手描きのパーツと3Dのパーツを厳密に合わせるのは、やはりとても難しくて。何度もテストを重ねて結論に至ったんですよね、そうか、やはりある程度は手描きでやるしかないんだね、と。

――実制作に入られて、まず、キャラクターデザインはどのように固まっていったのでしょうか? 三浦先生のご意向としても、少年マンガ、あるいはアニメ的なデフォルメではなく、リアルで緻密な描写で、ということだったと伺っています。また、原作18巻くらいの絵柄を想定してほしいとのリクエストがあったということですね。

恩田:そうですね。それと、三浦さんがゲーム用に描いていた設定があって、そちらも参考にさせてもらいました。ただ、それらは時系列的には時が進んでいる頃の彼らなので、それを黄金時代篇の彼らとして設定していくのは難しかったですね。ガッツもグリフィスもキャスカも、若々しくしなければならない。

――第一部では、あどけなさも残っているくらいですよね。厳ついガッツでさえ。

恩田:はい。かなり若さを意識して設定していきました。でも、本編の作画が始まっちゃうと、作監的にはそのあたりをコントロールしていくのは難しかったですね。

――ガッツは比較的感情表現がストレートですが、グリフィスに関しては繊細な表現が求められた?

恩田:グリフィスは難しかったですね。ただ綺麗な顔の男というだけではなくて、野心がすごくあって眼が鋭い。そのバランスが難しかったです。そこに脆さも加わっていく。

――恩田さんの描くグリフィスの気高さ、危うさは本当に素晴らしいです。

恩田:ありがとうございます。佇まいはすごく意識していましたね。高貴なイメージで描いていました。自分自身もあらためて見返して、ここまで描いていたのかとけっこう驚きました。当時の絵もいいものだな、と。

――キャスカはいかがでしたか?

恩田:キャスカはボーイッシュに描くのが難しかったですね。その上で恋愛がらみの表情もあるので、乙女チックな顔にもしなきゃいけなくて。三浦さんが原作で描かれていたキャスカの雰囲気より、ベースはかなり大人っぽいので、その辺の出し方は気をつけました。舞踏会のシーンあたりは特にそうでしたね。

──そのほか、印象深いキャラクターというと……。

恩田:個人的にジュドーは好きでしたね。あのムードだけは壊さないぞと思ってやっていましたね。今回ジュドーのシーンも増えたので、すごくいいことだと思いました。

(C)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS
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