声優
『STATION IDOL LATCH!』林 優大&岩崎 友泰インタビュー 

正反対のふたりが織りなすアイドルデイズ――『STATION IDOL LATCH!』3on☆star 林 優大さん(渋谷駅・蜂谷 恒星役)&岩崎 友泰さん(原宿駅・竹下 宮斗役)インタビュー

JR山手線・全30駅の個性豊かな駅員キャラクターたちが、彼らの駅や街を盛り上げるべく、業務時間を終えるとアイドルとして活躍するまったく新しいアイドルプロジェクト『STATION IDOL LATCH!』。トークプログラムとボイスドラマを交互に配信する番組「STATION IDOL LATCH! 駅前広場 −radio & drama−」を文化放送「PodcastQR」にて配信中です。また、ストーリーの展開に合わせ、新曲を順次配信リリースしています。

その第8弾として、渋谷駅・蜂谷 恒星/原宿駅・竹下 宮斗/代々木駅・樅野 葵からなるユニット・3on☆star(モンスター)の新曲「We are 3on☆star」が好評配信中です。今作の作詞・作曲・編曲を手掛けたのは多くのアニソンヒット曲を持つFLOWのギタリスト・TAKEさん。3人らしい、ポジティブでパンキッシュな曲になっています。

楽曲について、そして「LATCH!」の活動について、林 優大さん(渋谷駅・蜂谷 恒星役)と岩崎 友泰さん(原宿駅・竹下 宮斗役)にお話を伺いました。お乗り遅れのないよう、要チェック♪

正反対で腐れ縁? 意外なふたりの関係性

──「アニメイトガールズフェスティバル2022」のニコ生特番後の取材となります。公開生放送はいかがでしたか?

渋谷駅・蜂谷 恒星役/林 優大さん(以下、林):想像以上に人がたくさんいらっしゃって、しどろもどろになってしまいました(笑)。「大丈夫かな?」と思いつつも、なるようになるだろうと。

原宿駅・竹下 宮斗役/岩崎 友泰さん(以下、岩崎):勢いに乗ってね(笑)。隣で大暴れしてるから僕は「言葉遣いに気をつけなさい」と思っていました。「(新曲を)聴きたいですか? 聴かせてあげます」とか言うから(笑)。MCのおふたりも気さくな方々だったので、すごく話しやすかったです。

林:自分の暴走も止めていただきました(笑)。

──では改めて、おふたりの演じるキャラクターについて教えていただけますか?

岩崎:僕は原宿駅の駅員・竹下 宮斗くんを演じています。宮斗くんは神社の家系に生まれた真面目な男の子。独自のファッションセンスを持っていて、自分の“好き”を貫いています。僕もこだわりが強いほうなので共感するところがありますね。ただ宮斗くんは“好き”がゆえのこだわりの強さなんですが、僕の場合は保身ゆえのこだわりです(笑)。

林:僕が演じる渋谷駅の駅員・蜂谷 恒星くんは新しいもの好きな自由人。祭りやイベントごとも大好きで、アクティブ。僕もフェスが好きなので、性格的に重なるところが多いです。あと片付けが苦手なところも似ています(笑)。僕自身、スイッチが入らないと片付けや掃除ができないタイプです。

そして僕らは、福崎 那由他くんが演じる、代々木駅の駅員・樅野 葵くんと一緒に3on☆starというユニットを組んでいます。3on☆starは『LATCH!』として初の試みであるオーディション形式によって選ばれた新進気鋭のユニットです。新米の「LATCH!」として、これから活躍していく予定です。

──『LATCH!』にはベテラン勢も多いですが、得ることも多いですか?

林:はい。ただ、コロナ禍ということもあって先輩方全員とお話できているわけではないんです。

岩崎:先輩方とは3月に行われた「STATION IDOL LATCH! 1st LIVE“All aboard!!”のときにお話させていただきました。井上 和彦さんにご挨拶させていただいたときにバスソルトをくださったんです。皆さんに持ってきてくださったそうで、僕がいただいたのはゆずの香りでした。大先輩なのにそういった気配りができるのは格好良いなって思いました。

──素敵なエピソードです。ところで、さきほど岩崎さんが“保身のためのこだわり”とおっしゃっていましたが、どういうことなんでしょう?(笑)

岩崎:僕はネガティブな思想の持ち主で、コンプレックスの塊なんですよ。うまくいかなかったことをまた起こさないためにこだわっています。でも気をつけていてもまた起きるんですよね。極度に運が悪いんですよ。

──例えば?

岩崎:あと1分で電車に乗らなきゃいけない!ってときに残高不足で改札に引っかかったり……。

林:それは自分が悪い(笑)。

岩崎:それに関しては自分のツメの甘さが要因です(笑)。ただ他にもいろいろあって。頑なになってしまっている部分があるので、そういうところは直していかないといけないなと……。

──お話を聞いていると、リアルのおふたりの性格は正反対なんですね。

林:マジで正反対です。

岩崎:毎日喧嘩してる(笑)。

──それはじゃれ合い的な感じですよね?

岩崎:いや、大喧嘩です(笑)。

林:本気で喧嘩します。例えば「大阪に行ったらどこに行く?」的な話題で意見が食い違うんですよ(笑)。本当にくだらない話から始まるんですけど、バッチバチの大喧嘩になったりして。

岩崎:林は年下ではあるんですけど、僕はいつもキレられています。僕が論理的に説明すると「意味わかんねぇ!」と。でもめちゃくちゃ意見が合うこともあって、ご飯の趣味も近いんです。

林:まあそれくらい仲がいいと言えばいいというか……。

岩崎:不思議な関係性なんです。そもそも芸能の仕事をする前からの知り合いで。お互い地元が近くてバイト先が一緒で……。

──えっ!?

林:しかもバイト先の面接の日まで一緒(笑)。

岩崎:で、その帰りに一緒に帰宅したんですよ。「顔格好良いね」って言ったら「よく言われるっす」って言われて(笑)。

林:えっ、全然覚えてない!(笑) でもバイト先にいざ出勤したら、お互い「あれ? 受かったんだ?」って感じだったのは覚えています。

岩崎:バイト先では「林というイケメンが入ってきた」という話題で持ち切りになってたんです。「俺は!?」と(笑)。で、その一方で、僕は着々と(「JUNON×AMUSEアイドルオーディション」の)オーディションを進めていて。で、最終審査の会場行きのバスに乗ったら「あれ?林がいる!?」と。

林:バイト先もオーディションも一緒で、しかも同じ「LATCH!賞」(『STATION IDOL LATCH!』賞)をもらって……。

──そんなことあるんですか? もはや運命的。

岩崎:バイト時代も仲がいいわけではなかったので本当に偶然だったんですよ(笑)。

林:腐れ縁というか(笑)。この話をすると驚かれることが多いです。

──お互いをよく知っているだけに、息も合うのではないでしょうか。

岩崎:確かに「やろうぜ!」ってなった時に同じテンションになりますね。

林:そうですね。そこは確かに。

──那由他さんが入ることでおふたりの関係性は少し変わります?

岩崎:いや、那由他くんとは個人的にとても仲良くさせてもらっていますが、那由他くんが静かにしてる横で口喧嘩していますね(笑)。

林:(笑)。でも3人で世間話をすることも多いです。

 

(C)LATCH! Project/JRE
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