2022年興行収入No.1映画『ONE PIECE FILM RED（ワンピースフィルムレッド）』ウタの情報を一挙にご紹介！ウタの能力や生い立ちから人間関係、プロフィールを解説！【ネタバレ注意】

大人気を記録している『ONE PIECE FILM RED』。今作はシリーズ15作目、原作者・尾田栄一郎先生が総合プロデューサーを務める『ONE PIECE FILM』シリーズ第4弾。現在まで国内動員1379万人、興行収入190億円突破し、2022年の興収ナンバーワン作品となりました。また、国外でもシリーズ最多の90以上の国と地域で公開され、シリーズ史上最高の興収＆動員を記録したメガヒット作品です。

ヒロインを務めるウタは、昨年のNHK紅白歌合戦にも出場。アニメのキャラクターが紅白歌手として出場するのは、紅白歌合戦史上初のことで、そのほか多くの歌番組にも出演。新しい記録を次々と打ち出し、まさに新時代のアイコンと呼べる存在です。

本稿では映画公開大ヒット記念企画として、ウタの情報をご紹介します。ウタの能力や生い立ちから人間関係、キャスト情報などをまとめました。

ウタの基本情報・プロフィール

名前：ウタ
年齢：21歳
誕生日：10月1日
身長169cm
星座：天びん座
血液型：XF型
出身：ヒミツ☆
趣味：歌うこと！
好きなもの：カワイイもの♡
キライなもの:海ぞく！！
好きな食べ物：ホイップましましのパンケーキ
朝起きてすること：ストレッチかな？
旅行に行くならどこ？：クリミナルの本店
最近ハマっていること：メッセージ映像の発信
座右の銘：楽しんだもの勝ち！！

シャンクスとの出会い

ウタは2歳の時に故郷を海賊に襲われ、両親を失います。そのまま海賊にさらわれたところ、遭遇したシャンクス率いる赤髪海賊団が海賊船を撃破。奪った海賊船には宝箱があり、他の財宝の中に紛れこんだウタをシャンクスが見つけます。当時20歳のシャンクスでしたが、娘として船で育てることにするのです。

それはシャンクスの生い立ちにも関係します。38年前に起こったゴッドバレー事件（※1）にて、船長のロジャーが奪った財宝に紛れ込んだ赤ん坊が1歳のシャンクスでした。シャンクスとウタの奇妙なめぐり合わせは運命的なものかもしれません。

※1ゴッドバレー事件：当時世界最強と呼ばれたロックス海賊団がゴッドバレーで壊滅した事件。

シャンクスとの関係

ウタは類まれなる歌声の持ち主として、赤髪海賊団の音楽家として成長していきます。シャンクスから歌手としての才能を見込まれ、ウタが9歳の時に音楽の国「エレジア」を訪れることに。エレジアでもウタの歌声は多くの人を魅了しますが、その夜、エレジアは火の海となって壊滅。

ウタが目覚めた時にはシャンクスたちは既に自分を置いて出航。エレジア壊滅の犯人は赤髪海賊団だと聞かされ、シャンクスと海賊に強い恨みを持ちます。その後は生き残ったエレジア国王のゴードンに育てられ、「歌を通じて世界中の人を幸せにしたい」という信念から、素性を隠して世界に歌声を発信するのです。

ウタの母親は？

ウタの母親について、原作では明らかにはされていませんが、ファンの間では様々な考察がされています。最初に名前が挙がったのは、フーシャ村に住む酒場の店主マキノ。コミックスに登場する扉絵でマキノが子供を抱えているのが、ウタではないかと言われていたからです。

また、髪色や容姿が似ているという観点から、百獣海賊団の幹部キングと同じルナーリア族、カイドウの子・ヤマトと同じ母親、リュウグウ王国の王女しらほし、ビッグマム海賊団のシャーロット・リンリンなどの血の繋がりも噂されています。

原作者の尾田先生によるスタッフ用年表から、「ウタは2歳の時に故郷を海賊に襲われ、両親を失う」と記されているので、一般人ではないかという説も浮上しています。中にはウタは人造人間だという声も。様々な母親説もあり、誰が母親なのか気になるところです。

ルフィとの関係

ウタが8歳の時、赤髪海賊団の音楽家として東の海のフーシャ村に停泊し、ルフィと出会います。年が近い2人は意気投合し、様々な対決やチキンレース勝負といった真剣勝負を183回も繰り返す程の関係に。それぞれの新時代を語り合い、ルフィから新時代のマーク（シャンクスの麦わらぼうしの絵）を渡されるのです。

その後、エレジアへ向かった赤髪海賊団がフーシャ村に戻った際、ウタが不在だったことから、ルフィとは会うことはなく、時を経て作中のライブで再会。ライブのウタの衣装の袖口にあるマークは、その時のマークで新時代の誓いを表わしています。形は違っても、思い出や新時代という夢を共有するルフィは、ウタにとって特別な存在です。

ウタの能力「ウタウタの実」

・歌を聴いた人間・動物・船など意思の宿った無機物達の意識を自身が創ったウタウタの世界（ウタワールド）に招く。
・ウタワールドでは、自身の思い通りの現象を起こし、現実世界では、ウタワールドに意識を取り込まれ眠っているものたちを身体能力や技も含めて自由自在に操れる。
・歌の魔王・トットムジカ（ウタワールドと現実世界両方に姿を現し、破壊のかぎりを尽くす）召喚。

ウタウタの実の弱点は、使用中は体力の消耗が激しくなり、ウタが現実世界で眠りについた場合、能力に囚われた人間が解放されること。作中では、弱点を補うために食べた者を不眠状態にするネズキノコという毒キノコを服用しています。ネズキノコは、人格の凶暴化、体力消耗により、衰弱死するという副作用もあり、食べ続けると、恐ろしい結果を招くことになるのです。

ウタの夢「新時代」

ウタは子どもの頃から空想世界を描くようになります。ルフィとの出会いの中でも、幸せな世界を思い浮かべて歌うシーンが登場。2人は夢=新時代について、語り合うシーンがあり、幸せに肉体は必要ないというウタと、肉体を使う体験を重視するルフィと意見が分かれています。それでも、それぞれの新時代に向かって進むため、ルフィから「新時代の誓い」のマークを渡されます。

成長しても、ウタは新時代の誓いを大切にしています。いつまでも楽しい時の終わりが来ないようにと、夢の中で新時代を見出そうとするウタ。彼女は子どもの頃に描き、自分の信じた新時代を貫き、目指そうとするのです。