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冬アニメ『Buddy Daddies』豊永利行×内山昂輝が溺愛するミリの魅力を解説/インタビュー

冬アニメ『Buddy Daddies』来栖一騎役 豊永利行さん×諏訪零役 内山昂輝さんが溺愛するミリの魅力を解説!/インタビュー

2023年1月よりTOKYO MXほかにて放送中のTVアニメ『Buddy Daddies』。殺し屋バディがある案件をきっかけに子育てに大奮闘!

先日放送された第6話「LOVE IS BLIND」では、海坂ミリが遠足へ。お弁当を届けるため、来栖一騎と諏訪零は動物園へ向かい、ミリの保育園での過ごし方を垣間見ます。ふたりは友情や勇敢な姿を知り、ミリの成長が嬉しくなりました。

今回は、来栖一騎役 豊永利行さんと諏訪零役 内山昂輝さんのおふたりにインタビューを実施し、第6話までの印象に残っているエピソードや台詞、ミリの可愛さや子育ての難しさを感じるシーンについて語っていただきました。

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「殺し屋である前に“人間”」

――体験したことのない職業に対してどのように考えて役を構成されましたか?

豊永利行さん(以下、豊永):作品と声優によって違ってくるとは思いますが、本作では殺し屋だけどコミカルなので……。

内山昂輝さん(以下、内山):前提としては、リアルな表現というものが全てにおいて良いわけでもないと考えています。

豊永:そう、殺し屋である前に“人間”であるのが大前提ですから。ふたりは生死への揺らぎがないのが唯一普通の人と違うところです。殺すのが仕事なので、ためらうことはないよな……と考え、殺し屋をあまり意識していないですね。

――殺し屋はあくまで職業で、一騎も零も人ですもんね。

内山:そういうキャラクターを演じるという意味では、例えば、若いときは色々なバイトとかして経験をたくさん積んだ方が演技に活きるとよく言われますが、「殺人犯の役は?」と考えると、経験至上主義の是非が問われます。殺し屋も同じかな、と。

リアルな生々しい表現とアニメっぽい表現のメリット、両方の良さを活かしてやっていくのが最善だと考えているので、視聴者の方に、この作品世界ならこういうキャラクターや設定もリアルだな、というふうに感じていただければ成功になるのかなと思います。

ミリの母に共感! 豊永さんが感じた“子育ての永遠のテーマ”とは?

――第6話が放送され物語も折り返しですが、これまでで好きなシーンや台詞を教えてください。

豊永:保護者の立場である僕に刺さったのは、第3話「SPICE OF LIFE」でミリのお母さんの元へ行くエピソードですね。子どもの幸せを願うのが普通だと一騎が言うと、海坂美咲さんに「あんたに、何がわかるの……っ!」とキレられて過去の出来事を思い出して、心にグサッとくる場面です。親の目線から見ると美咲に「そう思うよな」と……。

―― 一騎に共感ではなく?

豊永:そうですね。これは“子育ての永遠のテーマ”だなと。もちろん一騎の気持ちもわかりますが、美咲の思いもわかりますし。第3話の台本を読んだ時に、「この作品はコミカルに描いているけど、重いし深いな」と確信しました。

――年齢層や立場でも作品の見方が変わりそうですよね。

豊永:全然違いますね。小さな子を持つ親御さんに刺さる場面があると思います。

――内山さんはどこがお好きな場面でしょうか?

内山:第6話「LOVE IS BLIND」が印象的です。ミリが二人のいないところで保育園の友達とどんなふうに交流しているのかが描かれていて面白かったです。ただ、途中でミリが勇敢すぎて、心配になりましたが。

豊永:(微笑みながら内山さんを見る)あはは(笑)。

内山:友達とのケンカとか、保育園でなにかトラブルがあったら、親御さんは心配して大変だろうなって。 

バディ作品なのに実はミリが物語を引っ張る!

――改めて木野日菜さん演じる海坂ミリの印象はいかがですか?

豊永:ミリは可愛い! とにかく可愛い! 第1話(「PIECE OF CAKE」)からだけど、4歳なのによく移動できるよな(笑)。もう、「はじめてのおつかい」だよ!

内山:あの曲が聞こえてきそう(笑)。

豊永:どこかにカメラさんいるかもと思ってしまうくらい(笑)。自分にも年の近い娘がいますが、あんなにアクティブに動けないと思います。

内山:人見知りもしないし、優秀だよね

豊永:尻込みしないで話せる大人っぽさ、頭の回転の早さに驚きましたが、子どもらしい無邪気さもあるのが魅力ですよね。あんなに可愛い笑顔で言われたら「も〜しょうがないな〜」と許してしまうお父さんは世にたくさんいるはずだと思います(笑)。僕は溺愛しちゃいますね。

――ミリの笑顔は無敵ですよね。内山さんはどんな印象をお持ちですか?

内山:バディをメインに描いた作品ですが、実は物語を引っ張っているのはミリだと思います。木野さんとは前にも共演したことがありますが、今回も素晴らしいお仕事をなさっています。そもそも声質が強いし、彼女にはますます良い未来があるだろうと思っています。

――特に零はミリに生活を掻き乱されていますね。

内山:年下の子どもに引っ張ってもらうという構図が面白いですよね。零と一騎のふたりだけの生活では、零は自分の興味あるものだけに集中して殻に閉じこもりがちですが、ミリによって新たな風が舞い込んできました。

――最後にミリを溺愛しているおふたりから、視聴者の方に注目してほしいミリの表情などを教えてください。

豊永:う〜ん、基本ずっと可愛いからな!

内山:ただ、表情は結構コロコロります変わるんですよね。

豊永:実は台本の裏表紙にミリの顔のアップが描かれていまして、その表情が常に違うので毎週楽しみにしていました。ちなみに僕は、ミリが嬉しくなった時に木野さんの声でキャッキャッとはしゃいでいる姿が好きですね。

内山:あと、ミリは可愛いだけじゃなくて、変顔というかコミカルな表情もたくさん描かれているので、その辺りにもぜひご注目ください!

[インタビュー・杉村美奈]

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TVアニメ『Buddy Daddies』

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作品名 Buddy Daddies
放送形態 TVアニメ
スケジュール 2023年1月6日(金)〜2023年3月31日(金)
TOKYO MXほか
話数 全12話
キャスト 来栖一騎:豊永利行
諏訪零:内山昂輝
海坂ミリ:木野日菜
九棋久太郎:森川智之
スタッフ 原作:KRM’s HOME
監督:浅井義之
ストーリー原案:下倉バイオ(ニトロプラス)
シリーズ構成:柿原優子、下倉バイオ(ニトロプラス)
キャラクター原案:エナミカツミ
キャラクターデザイン/総作画監督:佐古宗一郎
総作画監督:さとう沙名栄
衣装設定:石井かおり
プロップ設定:鍋田香代子
銃器設定:秋篠 Denforword 日和
美術設定:竹内志保、牧野博美
美術監督:杉浦美穂
色彩設計:中野尚美
撮影監督:川瀬輝之
3D監督:鈴木晴輝
2Dworks:向井吉秀(J.C.STAFF)
特殊効果:村上正博
編集:髙橋歩
音楽:北川勝利(ROUND TABLE)
音響監督:飯田里樹
音響効果:小山恭正
音響制作:ビットグルーヴプロモーション
制作:P.A.WORKS
主題歌 OP:「SHOCK!」Ayase
ED:「My Plan」DURDN
公開開始年&季節 2023冬アニメ

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『Buddy Daddies』公式サイト
『Buddy Daddies』公式Twitter
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