音楽
『華Doll*』Anthos*声優7名へインタビュー!

『華Doll*』3rdシーズンAnthos*の1stアルバムに出演する、濱野大輝さん&堀江瞬さん&伊東健人さん&駒田航さん&土岐隼一さん&山下誠一郎さん&増田俊樹さんにインタビュー!

考察要素満載の“知的興奮型”音楽ドラマCDコンテンツの『華Doll*』(読み:ハナドール)から、5月26日に3rdシーズンAnthos*の1stアルバム「THINK OF ME:FAKE」が発売されました。

3rdシーズンに突入し、これまでの伏線を回収しつつ、いよいよアントスメンバーそれぞれの秘められた過去やプロジェクトの根幹に迫っていくストーリーが展開しています。

「FAKE」では、メンバーの灯堂理人とチセを中心に、アイドルとしての理想と、内に隠された真実との間で葛藤する7人がドラマパートで描かれています。

今回は、本作の収録を終えたAnthos*キャストの濱野さん、堀江さん、伊東さん、駒田さん、土岐さん、山下さん、増田さんのオフィシャルインタビューをお届けします!

「華Doll* 3rd season THINK OF ME: FAKE」インタビュー

▲左から影河凌駕:濱野大輝さん、八代刹那:堀江 瞬さん、清瀬陽汰:増田俊樹さん

▲左から影河凌駕:濱野大輝さん、八代刹那:堀江 瞬さん、清瀬陽汰:増田俊樹さん

▲左から如月 薫 :土岐隼一さん、チセ:駒田 航さん、結城眞紘:山下誠一郎さん、灯堂理人:伊東健人さん

▲左から如月 薫 :土岐隼一さん、チセ:駒田 航さん、結城眞紘:山下誠一郎さん、灯堂理人:伊東健人さん

※以下、敬称を省略させていただいております。

――収録の感想をお願いします。

【濱野】静かに歩み寄ってくる不穏な影を、気づかないふり、見ないふりをしながら言葉を交換している。そんな雰囲気の漂う物語の収録だったので……とても、暗く……は、ならずに、ずっとふざけて笑い合っていました。『華Doll*』の収録はいつも笑いが絶えないです。

【堀江】色々なことがジリ貧で、ガタが来ていて、ぎりぎりのところで辛うじて均衡が保たれている危うさが、すごく怖かったです。特に薫。どんどんやばいことになっていくので、心が沈みました(笑)。最後も明るく終わるんですけど、内容は絶対にハッピーじゃなくて……。撒かれていた不穏の種が少しずつ芽吹いていることに恐怖を感じています。

【伊東】理人的にはかなり心の動きが多かった回だったのではないでしょうか。父親も含めた家族の話も、なんだか新しい面が見えてきそうで、これから先がまた楽しみになりました。理人の心は相変わらず心配ですが……。

【駒田】収録時に久々に複数人で掛け合うことができたので、ドラマの臨場感も感じられつつ、内容的にもチセが……やっぱり彼には安定した時期がないんだなって(笑)。理人との距離に、演じていて少し切なくなりましたし、2人の未来が気になるので早く次の収録がしたいです(笑)。

【土岐】前回あれほど怖がっていた記憶が薄れていくという症状をさも当たり前に受け入れてしまっているように見える薫ですが、記憶が薄れ記憶がなくなること自体も忘れてしまった時、薫の側に誰もいなかったら彼は何を思うんでしょうか。

【山下】久々の収録でも、いざ始まればいつものやり取り・Anthos*の空気感を作ることが出来ました。これは経験の賜物だと思いますし、物語の流れと合わせて変わってゆくキャラクター、その芝居を現場で聴くことができて幸せです。

【増田】収録が久しぶりなのもあって、シナリオを追うごとに今回のシーズンこんな空気感だったなと思い出しながら収録しました。演じている側だから感じているのかわかりませんが、陽汰以外なんか関係性がおかしくなっていってる気がして、傍から見ていてしんどかったです。

――3rdシーズンはアイドルとしてのAnthos*よりも、内側にある彼らの“人間らしさ”にフォーカスしたシーンが多く描かれています。今回のストーリーでご自身の演じるキャラの見どころ、注目ポイントをあげるとしたら?

【濱野】今回、というか最近の凌駕は、以前の張り詰めた緊張感みたいなものは薄れて来ている様な気がします。今の環境、ヒロが安全圏にいる現状に安心している様な印象を受けています。以前とのその差に注目して、感じてほしいです。

【堀江】今回刹那は癒し枠です(笑)。他の方々が途轍もない不穏パートを担っている分、刹那は今回ほんわかをお届け出来ると思っています。特に眞紘と話している時の彼は恋する乙女のようで可愛らしいです。

【伊東】最近の理人の、チセに執着する理由だったり、父親を憎んでいたり……その謎のピースが少しずつ明らかになっていきます。物語の始まりではしっかり者で、元モデルで、歌も上手く完璧に近く見えた彼の弱い部分が見えてきます。なかなか聴くのが辛い部分もあると思うのですが、理人の人間形成に至った部分のお話を知ってほしいです。

【駒田】チセの葛藤って、他者からどう見られているとか“自分自身”への葛藤が中心だったんですけど、今回の彼の大きな悩みの種のひとつが理人なんですよね。チセのベクトルが自分自身ではなく他者に向いていることが、ある意味の成長だと思います。チセ推しとしては一緒に悩んでしまうし、チセがこの葛藤にどう打ち勝つのかが注目ポイントですよね。

【土岐】ただただ心配です。親心でしょうか(笑)。皆と一緒にいることで人間らしさを実感しつつ、それが徐々に中から腐り落ちていく感覚に陥っているのではないかと思います。でもそれこそが彼の透明感や清涼感をより引き立ててしまうのではないでしょうか。

【山下】眞紘のセンターとしての貫禄・内面の成長が板についてきたような印象でした。水面下で色々な謎・疑惑が浮かんでいますが、各々がそれに気づき始めていることが嵐の前の静けさのようで……。数々の困難を乗り越えた眞紘の、これからの歩みに注目していただけたらと思います。

【増田】人にたくさん頼れるようになったのかなと思いました。自分の中で抱え込みすぎていたような悩みも、ほんの少し打ち明ければ物事は前向きに進むのかもしれないと彼の中で気づきがあったかもしれません。

――今回のCDに収録される楽曲「Fake Veil」「Regret」の聴きどころ、注目してほしい点など教えてください。

【濱野】ラップと歌のハーモニー、シンクロ率が高い2曲です。掛け合いと、歌への切り替えが要チェックです!

【堀江】2曲とも、どことなく本編の不穏な雰囲気が踏襲されているように感じ、本編を踏まえる前と後で印象がガラリと変わりそうだと思いました。歌はどちらもお洒落でイカしていて、夜の静かな街に繰り出したくなるような気持ちになります。

【伊東】楽曲も「力強さ」とかまた違ったところを表現する楽曲たちで、理人の歌い方的にも儚さだったりとか、ある意味での「弱さ」を意識して歌唱しました。

【駒田】「Fake Veil」のほうは、僕の想像だと最初のエフェクトがベールに包まれているような、クリアではない音が広がっている感じがして、サビに向かってパーンと開けたサウンドになっていくのが心地良いのかなと思います。“偽りのベール”っていうタイトルがどうリリックに表現されているのか一緒に読み解いてほしいなという気持ちです!

「Regret」はディープな音から始まっているけど、爽やかさを含んでいるサビや、ラップの入りの部分とか織り交ぜ方がかっこいいです。そういう意味でも凌駕と眞紘のラップの重ね合いも是非楽しんでいただきたいなと思います。

【土岐】タイトルや歌詞にある全員が自分のために誰かのために偽り続け後悔をしていることが如実ですが、それってとても“人間らしい”行動だなぁと思いました。

【山下】スマートさというか余裕というか、どちらも艶を感じるとともに妖しさみたいなものが秘められている気がします。ラップ担当という部分も遺憾なく発揮しつつ、高音域の歌唱にも挑戦しました。まだまだ伸びしろがあると自分を鼓舞しつつ、これからも精進します。

【増田】Anthos*らしい楽曲で、新しい楽曲がでるたびに更にさらに斬新さを感じています。陽汰自身、ダンスが強みのキャラなので、歌の部分における歌唱力的個性の主張は抑えていますが、徐々に上達しているかもしれない変化を聞き分けていただけるとちょっと嬉しいかもしれません。

――CDを聴くファンへのメッセージをお願いします。

【濱野】不穏な場面や不思議に感じる場面が多いかも知れません。僕もドキドキして、先の展開が気になるストーリー展開でした! ドキドキしながら、たくさん考察して楽しんでください!

【堀江】今回、物語が大きく動き出しているように感じました。この先に明るい未来があるのか、到底あるようには思えないのが怖く、辛く、それでも知ってみたいというぞくぞくする好奇心が刺激されます。是非、曲と併せて楽しんで震えてもらえると嬉しいです。

【伊東】僕は最近ずっと理人が心配です! というか、『華Doll*』においては基本皆を心配な目で見てしまうのですが(笑)。これはお話の次のステップのための助走のハラハラなのか、はたまた……良い方向に転がれ!と願っています。兎にも角にも話が大きく動きそうな予感がしています。引き続き見守っていてください。

【駒田】今回の曲もちゃんと意味をはらんでいて、彼らの表情がうかがえるような曲調になっているし、キャスト陣もそういう気持ちで収録に挑んでいるので曲を是非たくさん噛みしめていただきたいです。

そのうえでドラマを聴いてもらうと直接リンクするわけではないかもしれませんが、彼らの人間模様などが改めて見えてくると思います。今回のドラマも1回ではスッキリ理解はできない構成になっておりますので何度も聞いて楽しんでいただけると嬉しいです(笑)。

【土岐】ミステリーともホラーとも違う、ずっと背筋にゾクゾクとしたものを走らせる『華Doll*』。薫はもちろんですが、他のメンバーの行き先も気になるところです!! 一緒に見守っていきましょう。

【山下】3rdシーズンの勢いもさらに盛り上がり、コンテンツとしても躍進を続けているのを嬉しく光栄に思います。伏線という名の種が、少しずつ芽を出してきているのがおそろしくもあるのですが(笑)、覚悟は出来ています。

これからの『華Doll*』の物語が楽しみですし、それはひとえに皆様の応援あってのものです。本当にありがとうございます。そしてこれからも、よろしくお願いします!

【増田】3rdシーズンも始まったばかり、この先どんなことが彼らを待ち受けているのか。ストーリーとしての彼らを楽しみ、アイドルとしての彼らをこれからも変わらず楽しんでいただけると嬉しいです。

商品情報

華Doll* 3rd season THINK OF ME: FAKE

発売日:2023年5月26日(金)
価格:3,300円(税込)
品番記号:HNDL-0034
JANコード:4549743747729

<出演>
影河凌駕:濱野大輝、八代刹那:堀江瞬、灯堂理人:伊東健人、チセ:駒田航、如月薫:土岐隼一、結城眞紘:山下誠一郎、清瀬陽汰:増田俊樹

<内容>
ドラマパート5トラック+ユニット楽曲2曲

封入特典

▼トレーディングカード(14種からランダムで2枚)
※新規ビジュアルを使用したノーマル・複製サイン入りの計14種となります。

店舗特典

▼アニメイトオリジナル特典
ポスタービジュアルカード1種
※ポストカードサイズのカード

▼ステラワースオリジナル特典
ジャケットビジュアルスクエア缶バッジ 1種

▼ムービック通販オリジナル特典
ジャケットビジュアルカード 1種
※丸角カードサイズ

【アニメイト通販購入ページ】
【ステラワース通販購入ページ】
【ムービック通販購入ページ】

『華Doll*』とは

体内に特殊な花の種を埋め込まれ、「完璧なアイドル」を人工的に作り出すプロジェクト:通称【華人形プロジェクト】に人生を捧げる少年たち「Anthos*(アントス)」「Loulou*di(ルルディ)」を中心に、彼らの成長と人生を描いたストーリーが、ドラマパートと楽曲収録のCDシリーズで展開していくSFディストピア作品です。

関連リンク

■天霧プロダクション公式サイト
■天霧プロダクション公式Twitter @Amagiri_Prod
■Anthos*メンバー公式Twitter @Anthos_twt

(C)2019HANA-Doll
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