映画『スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース』小野賢章さん、悠木碧さん、宮野真守さん、関智一さんら登壇の舞台挨拶レポート｜ファイナル予告の生アフレコ披露、主題歌を担当するLiSAさんがサプライズ登場

『スパイダーマン』シリーズ最新作、『スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース』が2023年6月16日（金）より全国の映画館で公開となります。

本作は巧みなアニメーション技術で大ヒット、アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した『スパイダーマン：スパイダーバース』の続編となり、日本公開前から注目されている作品です。

そんな本作の「豪華吹替声優 舞台挨拶付き試写会イベント」が6月13日にTOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われました。

本舞台挨拶には小野賢章さん（マイルス・モラレス／スパイダーマン役）、悠木碧さん（グウェン・ステイシー／スパイダー・グウェン役）、宮野真守さん（ピーター・B・パーカー／スパイダーマン役）、関智一さん（ミゲル・オハラ／スパイダーマン2099役）さんなど吹替版メインキャスト、更に、日本語吹替版主題歌を担当するLiSAさんが登壇しました。

豪華声優陣によるキャラクター、作品の見どころ紹介などトークパートの他、先日公開された「ファイナル予告（字幕版）」を今夜限りの吹替生アフレコの披露。LiSAさんのサプライズ登場など、盛り上がりを見せた舞台挨拶の様子をお届けします。

登壇者

登場するスパイダーマンは総勢240！　映像、音楽、キャラクターたち全てがパワーアップした作品に

MCに呼び込びこまれ、キャスト陣が登壇し舞台挨拶がスタート。観客に一言ずつ挨拶をした後、前作の反響を振り返った小野さんと宮野さんは、沢山の人から絶賛され、その理由は本シリーズの特徴でもあるアーティスティックなビジュアルや画作りにあるのではないかと語りました。

キャスト陣が演じるキャラクターたちの、前作から変化した部分や演じるの上で意識したことを尋ねられると、小野さんは「前作のマイルズは大人の階段を登っている真っ最中。成長してスパイダーマンとしての自分に慣れてきた様子を声で表現した」と語り、一方でマイルズを見守っていたグウェンに関して悠木さんは「先輩のようだったグウェンも、若者としての悩みを抱えていて、一生懸命に目標に向かっている事がわかった」と、本作で深掘りされていく彼女の背景を明かしました。

　
マイルズの師匠のような存在であるピーターは一児の父親になっている事が明かされており、「おじさんです（笑）　スパイダーマンたちの間を取り持つ役割や、娘とのシーンなど、愛情たっぷりに描かれており楽しく演じることができた」と宮野さん。前作ラストでコミカルに描かれたミゲル・オハラ／スパイダーマン2099を演じた関さんは、「前作の漫才のようなやり取りから一変して、背中で語るような引っ張っていく存在になっている」と、ストーリーの鍵を握るミゲル・オハラの存在をアピールしました。
　

　
また、作品としてパワーアップしている要素として「登場するスパイダーマンの数」の話題となり、その数はなんと240にものぼるとのこと。それぞれが強烈な個性を発揮し、スパイダーマンたちが躍動するアクションシーンや音楽にも注目して欲しいと観客に呼びかけました。