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『響け!ユーフォニアム』新作映画公開記念 これまでのストーリーを振り返る!

『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』公開記念! これまでのシリーズ6作品のストーリーを一気に振り返る!

『響け!ユーフォニアム』は、武田綾乃先生の小説を原作としたアニメシリーズ。2015年4月にテレビアニメ化されてから、劇場版を含めて現在までに計6作品が制作されている人気タイトルです。

吹奏楽部の生徒たちが部活動を通じて人間関係やアイデンティティに迷い葛藤する様子が丁寧に描かれている本作。原作の小説から今もスピンオフを含め新作が発表されていることもあり、放送開始から8年経った現在も多くのファンの心を掴んでいます。

さらに、アニメーションとしてもリアルな演奏シーン、繊細な心理描写などの見どころが詰まっているところも、この作品が愛され続けてきた理由のひとつではないでしょうか。

そんな『響け!ユーフォニアム』シリーズ最後の劇場版が公開されてから今年で5年目。いよいよ8月4日に完全新作の劇場版が公開されます。そこで、ここでは新作劇場版の公開を前に、今まで放送、公開されてきた全6作品をひとつずつ振り返っていきましょう。

※本記事にはテレビアニメおよび劇場版『響け!ユーフォニアム』シリーズのネタバレが含まれます。ご了承ください。

 

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響け!ユーフォニアム
高校1年生の春。中学時代に吹奏楽部だった黄前久美子は、クラスメイトの加藤葉月、川島緑輝とともに吹奏楽部の見学に行く。そこで久美子は、かつての同級生・高坂麗奈の姿を見かける。葉月と緑輝は吹奏楽部への入部を決めたようだったが、まだ踏み切れない久美子。思い出すのは、中学の吹奏楽コンクールでの麗奈との出来事だった。作品名響け!ユーフォニアム放送形態TVアニメスケジュール2015年4月7日(火)~6月30日(火)TOKYOMXほか話数全13話キャスト黄前久美子:黒沢ともよ加藤葉月:朝井彩加川島緑輝:豊田萌絵高坂麗奈:安済知佳田中あすか:寿美菜子小笠原晴香:早見沙織中世古香織:茅原実里塚本秀一:石谷春貴後藤卓也:津田健次郎長瀬梨子:小堀幸中川夏紀:藤村鼓乃美吉川優子:山岡ゆり斎藤葵:日笠陽子黄前麻美子:沼倉愛美松本美知恵:久川綾滝昇:櫻井孝宏スタッフ原作:武田綾乃(宝島社文庫『響け!ユーフォニアム北宇治高校吹奏楽部へようこそ』)監督:石原立也シリーズ構成:花田十輝キャラクターデザイン:池田晶子シリーズ演出:山田尚子美術監督:篠原睦雄色彩設計:竹田明代楽器設定:髙橋博行撮影監督:髙尾一也音響監督:鶴岡陽太音楽:松田彬人音楽制作:ランティス...

 

『響け!ユーフォニアム』とは?

『響け!ユーフォニアム』シリーズの舞台は京都府立北宇治高校の吹奏楽部。そこへ主人公の黄前久美子(おうまえくみこ)が入学してくるところから物語は始まります。久美子は現実主義な一面と不器用なほどの正直さを併せ持った等身大の15歳です。久美子を中心にパートごと、学年ごとに交差するキャラクターの関係性もシリーズの魅力のひとつといっていいでしょう。

丁寧な作画やアニメーションは演奏シーンにおいても健在で、演奏者の指の動きやブレスの口元、演奏中の楽器の自然な動きなどが緻密に再現されています。大会のシーンではピリピリとした緊張感でスクリーン越しにも関わらず思わず息を止めてしまうほど。さらに、演奏は洗足学園音楽大学が担当していて、作品全体の完成度と世界観に磨きをかけています。

 

『響け!ユーフォニアム』 テレビアニメ第1期

 
吹奏楽と共に歩む青春群像劇はじめの一歩となる第1期では、久美子の吹奏楽部入部から京都府大会までの日々を描きます。

 

1話〜5話の見どころ

 
北宇治高校という誰も知らない環境で新しくスタートを切ろうと誓ったはずだった久美子。しかし蓋を開けてみれば中学校と同じ吹奏楽部に入部したうえ、そこで元同級生の高坂麗奈と再会してしまい波乱の幕開けとなります。

吹奏楽部内でも、新しくコーチとして就任した滝先生の指導方針に不満の声が上がるなどギクシャクした空気のスタートに。すると、滝先生は部員たちにある課題とともに部のあり方についての選択を迫るのでした。

現役で部活動に励んでいる人も、昔学生だった人も、何かしら身に覚えがあるのではないかと思えるマイルストーンを経て、少しずつ歩幅を合わせていく北宇治高校吹奏楽部。

5話で迎える初めての公式イベント「サンライズフェスティバル」のマーチング演奏は、新生北宇治高校吹奏楽部を象徴する圧巻のパフォーマンス。見たあとは達成感で胸がいっぱいになることうけあいです!

 

6話〜13話の見どころ

 
京都府大会コンクールに向けての練習が始まった北宇治高校吹奏楽部。今年は出場メンバー選出のオーディションを実施することが決まり、さまざまな想いが交錯することになります。

中でも中心的な出来事は、3年生エースの中世古香織と1年生で高い実力をもつ高坂麗奈のトランペットソロ争い。さらに、ここまで傍観者側に立つことが多かった久美子にも、音楽と自分自身に向き合う試練がいよいよ訪れます。

自分のため、仲間のため、部のためにとそれぞれが思う「努力」を重ねていった先に奏でられるのはどのような音なのでしょうか。そして、コンクールでは無事に金賞をとることができるのでしょうか。

練習風景や日常の高校生らしい描写のひとつひとつが貴重で、想いを吐露するようなシーンでは緊張感とともにいじらしささえ感じてしまいます。自分も部員になったかのように一喜一憂した後に訪れるコンクールの感動はひとしおです。

 

『響け!ユーフォニアム 2』 テレビアニメ第2期

 

1話〜6話の見どころ

 
コーチを増員して、ますます練習に熱が入る北宇治高校吹奏楽部。息抜きもそこそこに音楽漬けの日々を過ごします。そんな中、昨年度退部した2年生の傘木希美がやってきます。希美は部活に復帰したいのですが、素直に歓迎できない部員もいて……。

部活とは、ある意味家族より濃く長い時間を共有する特殊な空間です。第2期では、そんな環境で友情や信頼関係に思い悩む姿がより深く描かれているように感じます。希美の復帰をめぐる同級生の動向、上級生の目論見、そしてそれに巻き込まれる下級生(久美子)と、当事者のいないところで奔走する部員たちの様子が痛々しいくらいリアルです。

しかしそんなハラハラ続きの展開に花を添えるのが第5話の「三日月の舞」演奏シーン。一曲まるまるノーカットで聴くことができます。

まるで会場で聞いているかのようなクオリティの演奏に合わせて、譜面の書き込みや演奏中の目配せなど、部員ひとりひとりに焦点を当てていくようなカットが続きます。テレビシリーズなのにセリフではなく演奏で物語を届けるという思い切った表現に驚きと感動が交互に押し寄せます。

 

7話〜13話の見どころ

 
第2期後半の鍵を握るのは田中あすかです。あすかは久美子と同じユーフォニアム担当で吹奏楽部副部長。そんなあすかに退部の危機が突然訪れ、部内は騒然とします。あすかは部に残ってみんなと全国大会に出場することができるのでしょうか。

どこか達観した印象の強かったあすかの言動の謎が、ここへきて解明されます。そしてそれはあすかに対する久美子の想いを確認することにも繋がるのです。

濃密な感情のぶつかり合いや告白が多くなり、ハンカチが何枚あっても足りない話が続く第2期後半。演奏シーンはやや少なめで、その分、部の幹部やユーフォニアムメンバーなど、さまざまな角度から人間関係を描いていて見応えたっぷりです。麗奈、久美子の恋愛模様にもややコミカルなタッチで触れていて、作品の空気を重くしすぎない緩急のバランスが物語から目を離せなくさせます。

時にシビアな人間模様を描いているものの、全体的なストーリーの流れが美しいので爽やかな感動と満足感で観ることができます!

 

『劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』

 
テレビアニメ第1期で放送した京都府大会までの道のりを、新規カットも交えて描かれます。焦点としては、久美子が入部してからの流れを中心にまとめられています。

 

『劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』の見どころ

 
総集編と侮るなかれ、テレビアニメに引けを取らない見応えのある仕上がりになっているのが「北宇治高校吹奏楽部へようこそ」です。

本作について筆者が一番紹介したい点は、「サンライズフェスティバル」での演奏がフルバージョンになっていることです。入部してから記念すべき初めての公式演奏ということ、そして久美子にとっても気づきが訪れる節目の演奏というとで、観る側の気持ちを盛り上げてくれます。

さらに、コンクールでの演奏シーンは映像がテレビ版からブラッシュアップされていて、観た人の心により吹奏楽部の物語として響くものになっています。

前半こそナレーションで話をまとめているものの、総集編というにはもったいない完成度の高さと見やすさです。時間がないという人にはぜひオススメしたいです。

 

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