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『天官賜福』美しき主人公・謝憐(太子殿下)の魅力をご紹介

『天官賜福』謝憐特集|美しき主人公・謝憐(太子殿下)の魅力や注目ポイントをご紹介! 華麗な伝説を残し、17歳で飛昇した一人の神を取り巻く八百年にわたる珠玉の物語

 

謝憐の魅力とは?

 

天賦の才と義侠心

謝憐は三度も飛昇していますが、百年過酷な修練をしたとしても天劫(試練として天から与えられる罰や災い)を得ることが叶わない者も多く、たとえその機会が訪れたとしてもその試練を乗り越えられない者がほとんどだといいます。

そんななか、謝憐はまさに天の寵児でした。一人の神が誕生するのに百年はかかるところ、謝憐は17歳で飛昇することに。眉目秀麗で穏やかな性格、さらに法力を封じられているためか忘れがちになってしまいますが、謝憐は武神であり、武芸に秀でています。八百年前から、彼の剣術は見事なものでした。

天賦の才に満ち溢れ、幼い頃から一心に修行に打ち込んでいた謝憐。強い義侠心を持ち、人々を救おうと行動してきました。困っている者、虐げられている者、傷つけられている者を放っておくことができず、迷わず救いの手を差し伸べるような人で、たとえ結果は散々なものであっても謝憐を慕う者や救われた者もいます。

 

 

人々の心に残る謝憐の言葉

人の世の正道であり、世界の中心とも言われた謝憐。昔から俗世の権力や贅沢な暮らしには興味がなく、あるのは「衆生を救いたい!」(日本語版小説第1巻より引用)という信念でした。

また、謝憐が一念橋で出会った神武大帝の前で口にした「身は無間、心は桃源」(日本語版小説第1巻より引用)という有名な言葉があります。この身が無間地獄に堕ちようとも心は桃源郷の如く清くあれ──との意味を持つその言葉は、仙楽国の石碑や扁額など至るところに刻まれていました。しかし、悲惨な状況のなかでは心を清いものに保つことができないと謝憐は人界で身をもって知ることになります。

衆生を救うことが叶わなかった上に耐えがたい苦しみを経験、二度も天界から追放された謝憐ですが、悪の道に染まることなく真面目に生きていました。万人を救いたいと口にしなくなったとはいえ、彼は義侠心をなくすことなく何かあれば矢面に立ち、物事の善悪や因果応報について説くことも。

遠い昔、生きることに何の意味があるのかとある人に聞かれたときに謝憐が答えた印象深い言葉がありました。記憶を辿りながら、謝憐は花城に当時のことを話しています。生きるのが辛くて仕方がないなか、謝憐からその言葉をかけてもらった人がその後どう生きたのか……思いを馳せてしまいますね。

 

「なんのために生きればいいかわからないなら、私のために生きなさい。生きる意味がわからないなら、ひとまず私が君の生きる意味で、私が君の人生を支える柱だと思ってみて」(日本語版小説第1巻より引用)

 

 

謎に包まれた謝憐、注目ポイントをご紹介

風信&慕情との関係

謝憐が初めて飛昇するときに、配下として指名されて天界に昇った風信(フォン・シン)と慕情(ムー・チン)。二人とも謝憐とは八百年にわたる付き合いですが、少々複雑な関係です。謝憐と共に天界から追放されたのちに風信と慕情は彼の元を去っており、その後、それぞれが自ら飛昇して上天庭の武神となっています。

八百年前、風信は仙楽宮太子殿に仕える第一神将で慕情は副将でしたが、今では風信(南陽(ナンヤン)将軍)は東南を守護する武神として、慕情(玄真(シュエンジェン)将軍)は西南を守護する武神として、ともに多くの信徒を抱えるように。風信と慕情は昔から反りが合わず、南陽殿と玄真殿が年がら年中いがみ合っていることも広く知られています。

一方、主君であった謝憐には今や宮観もなく信徒もいません。いつも辛辣で刺々しい風信と慕情ですが、かつて謝憐の元を離れるに至ったことも含めて、彼らなりに思うところもあるのでしょうか。謝憐のことが気になって仕方がないようです。

ちなみに、謝憐の三度目の飛昇の際、その振動でとある武神の頭上に鐘が落ちたのですが、その武神とは慕情。また、同時に壊れた金殿は風信のものでした。あまりにも偶然でわざとではないかと思えてしまいますが、謝憐はそういう運を持つ人なのです。彼ら三人の関係も本作の見どころのひとつとなっています。

 

 

志願してきた南風&扶揺

自ら志願して謝憐の手助けをしている中天庭の武官・南風(ナンフォン)と扶揺(フーヤオ)。友好的ではないものの、なんだかんだと言いながらも与君山や半月関で謝憐に従順に仕えていたのが印象的です。

南風は南陽殿に属する風信の配下で、扶揺は玄真殿に属する慕情の配下。優秀で理路整然とした考えを持つ二人です。将軍たちと同様に、南風と扶揺は度々衝突していますが、仲が悪いのに謝憐の元へ一緒に志願しにやって来るんですよね。南風はひたすら罵り、扶揺は冷淡で皮肉めいていますが、二人は何かと謝憐のことを気にかけているようで、彼らが善意から言っているのも謝憐は理解しています。

 

 

南風と扶揺は、素性の分からない怪しげな「三郎」を警戒して瞬間的に攻撃に出ようとしますが、謝憐から三郎をいじめないで仲良くするように言われて、仕方なく共に行動することに。三郎に探りを入れる南風と扶揺、やたらと二人を煽るけど謝憐の言うことは素直に聞く三郎、そして三人を宥める謝憐という、彼らの関係も面白いところ。花城が、南風と扶揺を見て見覚えがあると言っているのも注目です。

 

 

気になる謝憐の過去

謝憐の修行の道はある意味特殊なもので、誘惑されても何を見ても基本的には心を動かされないようです。また、非常に運が悪く、毒を持つ生き物に数千回と噛まれてきた彼はどんなものを食べても死なないという特異体質を持っています。

そして、人に何を言われてもどんな態度をされてもあまり気にしない謝憐。その達観したところや落ち着きぶりは、どこか壮絶な過去の重みも感じさせます。謎に包まれた花城のことも気になりますが、謝憐の過去もまた謎で覆い被された空白の部分があります。

注目ポイントは、白衣を身に纏って悲喜面で顔を覆っているという「白衣禍世」とも呼ばれる「白無相(バイウーシャン)」。等級は「絶」で、その名を聞いた謝憐の反応から見ても、本作の重要キャラクターの一人であることがうかがえます。仙楽国を滅亡へと追い込んだ人物ですが、すでに消されたと言われています。

また、謝憐は与君山で遭遇した包帯の少年の人面疫の痕を見て、放心状態になるほど動揺していました。八百年前、仙楽国の皇城で疫病が蔓延して国がそのまま滅んでしまったのですが、その疫病こそ人面疫。とはいえ、人面疫はとうの昔に撲滅されており、何故少年の顔にその痕があるのかなど謎を残しています。

 

 

謝憐の声を担当しているのは?

アニメ中国語版:姜広涛さん(アニメ第2期は鄧宥希さんと発表)
アニメ日本語吹替版:神谷浩史さん

 

 

花城との関係から目が離せない!

「太子殿下」や「殿下」と呼ばれることが多い謝憐ですが、花城に「太子殿下」と呼ばれると他の人とは違って、この上なく大切にされているような感覚を覚えています。彼の本来の姿も見たいと思うなど、たった数日間で花城の存在は大きなものとなっていることがうかがえますし、謝憐が特定の人に関心を持つこと自体、特別なことだとも感じます。

花城は本来の姿を見せることに思うところがある様子ですが、実際のところ非常に美しく、最初からほとんど本来の姿に近いものだったとも言えます。花城の方が少し背が高いものの、これまで謝憐は何とか目線を合わせられていました。本来の姿だと謝憐が見上げなければ目線が合わないという身長差もいいですよね。

尊いながら謝憐と花城それぞれ可愛い面があって、愛しくて切なくてたまらない気持ちになってしまう人も多いのではないでしょうか。誠意を見せる花城の言葉や行動に触れるなかで募らせていく謝憐の感情、そして二人の関係から目が離せません。

 

 

この記事をかいた人

藤崎萌恵
大阪府在住のライター。数年前にBLと出会い、心に潤いを取り戻しました。

 

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