
『白聖女と黒牧師』第9話放送後インタビュー:ギーゼルベルト役・前野智昭さん|基本は良い人でもシーン毎に感じる印象が異なるような表現を意識した
フレデリカの儚さや繊細さは、これまでとはまた違った感情で皆さんに訴えかけるものがあると思います
――アフレコ現場での他キャストさんとのエピソードやスタッフ陣からの印象に残ったディレクション等がございましたら、お伺いできますでしょうか。
前野:フレデリカ役の上田さんとゲームの話を少ししつつ、界人くんと2022年の年末の過ごし方について語ったのを覚えています。
――ギーゼベルトとフレデリカのエピソードは全体的に和やかな雰囲気の本作の中でも印象に残る切なさがあったように思えます。実際に演じられていかがだったでしょうか?
前野:フレデリカの儚さや繊細さは、これまでとはまた違った感情で皆さんに訴えかけるものがあると思います。上田さんのお芝居によりそれが助長され、それに対しギーゼルベルトはどこまで感情を表現するか等、現場で色々と相談させて頂きました。ギーゼルベルトの過去が垣間見える貴重なエピソードになっていると思います。
――また、フレデリカとの出来事からローレンスと立ち位置が近く、色々と思う所のあるキャラクターの様に思えます。ローレンスやセシリアとの掛け合いのシーンではどのようなことを意識されましたでしょうか。
前野:近い立ち位置だからこそ、自らの経験を元に助言をしたりはするのですが、だからと言って前に出過ぎず、引き過ぎず、シーンによってはミステリアスな雰囲気や切ない表情を出しつつ…基本は良い人でも、そのシーン毎に感じて頂く印象が異なるような、そんな表現を意識しました。
――今回のメールインタビューは、第9話放送後の掲載となります。改めて第9話を見返す際にファンのみなさんに注目して欲しい点をお伺いできればと思います。
前野:ギーゼルベルトやフレデリカのエピソードにより、また新たなスパイスが作品に生まれたと思いますが、それによりローレンス達にどういう変化があるのか、彼らの距離感を改めて楽しんで頂ければと思います。






![2023夏アニメおすすめランキング[アニメイトタイムズ選定]](https://img2.animatetimes.com/2023/06/d0b43aeaa6cfd1cf01b5eefd468550a7658e7823d78e64_44027069_8faa7b373cf158cd51e723d6a28134fd4870b032.png)












































