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『はめつのおうこく』リレーインタビュー第2回:和氣あず未

秋アニメ『はめつのおうこく』リレーインタビュー第2回:ドロカ役:和氣あず未さん|世界がどんなに醜くても、ドロカちゃんだけは“救いの場”であってほしい

10月よりTVアニメの放送がスタートした『はめつのおうこく』。アニメイトタイムズでは、作品の魅力に迫る出演声優のリレーインタビューを実施しています。

本作の舞台となるのは、かつて人間と魔女が共存していたリディア帝国。魔法を凌駕する科学文明を手に入れた帝国は、魔女の力を恐れ“魔女狩り”を実行します。主人公アドニスは最愛の師である魔女クロエを失い、帝国への復讐を開始。戦いの中で魔女が全滅していなかったことを知り、魔女もまた人間への復讐を目論み、クロエの復活を計画していることを看破します。

リレーインタビュー第2回は、魔女ドロカを演じる和氣あず未さんが登場。ドロカはアドニスにクロエ復活の計画を持ちかけながらも命を落としますが、第4話では衝撃の展開が待ち受けていました。息もつかせぬストーリーをどのように受け止め、ドロカという女性をどのように捉えたのか、たっぷりうかがいました。

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はめつのおうこく
人類に知恵と安寧をもたらした存在――“魔女”。しかし、リディア帝国の“超産業革命(ギア・エクスパンション)”は魔法を凌駕する科学文明を生み出し、魔女は進歩を阻害する“敵”と見做されてしまう。かくして“魔女狩り”が始まった。魔女クロエに育てられた人間アドニスは最愛の師を奪われ、同族である人類への復讐を誓う。絶望を糧にした修羅は、殺戮の果てにいかなる“救い”を見いだすのか――。作品名はめつのおうこく放送形態TVアニメスケジュール2023年10月6日(金)~TBSほかキャストアドニス:石川界人ドロカ:和氣あず未クロエ:白石涼子ヤマト:日野聡ユキ:遠野ひかるシロウサギ:谷山紀章スタッフ原作:yoruhashi(マッグガーデン「月刊コミックガーデン」「MAGCOMI」連載)監督:元永慶太郎シリーズ構成:鴻野貴光キャラクターデザイン:加藤裕美プロップデザイン:村山章子銃器デザイン:松田未来美術監督:栫ヒロツグ(鹿児島ラメカヒリム)美術設定:山口大悟郎(鹿児島ラメカヒリム) 三浦智(鹿児島ラメカヒリム)色彩設計:松山愛子(颱風グラフィックス)2Dワークス:矢崎宏幸CG監督:遠藤誠(トライスラッシュ)撮影監督:今泉秀樹(颱風グラフィックス)編集:木村祥明音響監督:えびなやすのり音楽...

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ドロカちゃんだけはみんなの救いの場や癒しの場にしたい

――最初に原作をご覧になったときの感想はいかがでしたか?

和氣あず未さん(以下、和氣):重たい話だなぁ……と思いました。人間が嫌いになっちゃいますよね(笑)。

――(笑)。

和氣:アドニスが魔法の力を持っている“魔女の弟子”なので、「人間ってなんて身勝手なんだ!」って、どうしても魔女側の視点で見てしまうんです。さんざん魔女から恩恵をもらっていたくせにって。でも、読み進めていくと魔女には魔女のたくらみがあるとわかって、そこでまた心が揺さぶられるんです。本当に見入ってしまいました。

――ドロカを演じる際は、どのようなアプローチを考えたのでしょうか?

和氣:ドロカちゃんはどんな過酷な目に遭っても優しさをずっと忘れない子です。人間と魔女の醜い部分がどれだけ描かれても、ドロカちゃんだけはみんなの救いの場や癒しの場にしたいと思って、絶対に黒い部分が感じられないようなお芝居を意識しました。

――確かに、ドロカが登場するとすごく明るくなりますよね。

和氣:そうなんです。最初から明るさを絶やさず、焦って空回りもすれば、ギャグ顔もたくさん見せてくれて。この作品はただハードな展開だけじゃないことが伝わったらいいなと思いました。

――第1話Bパートを見ただけでも、正義感に溢れ、勇気のある子だなと感じました。

和氣:ドロカちゃんはしっかりとした芯を持っていて、いいことはいい、悪いことは悪いとはっきり言える子です。しかも、ただ悪いことを悪いと判断するだけじゃなく、なんとかしていい方向に導きたいと考えられるんです。

例えば、街が破壊されていくのを見ても決して喜ばず、むしろアドニスを復活させたことを後悔して、なんとか説得を試みようとします。魔女のドロカちゃんも人間への恨みはあるはずなのに、最悪を避ける方向を目指そうとするんです。すごく大人だなと感じました。

――お芝居に関して音響監督や監督とは、何か話し合いはありましたか?

和氣:ドロカちゃんはしっかりしていて真面目なところもあるんですが、作品そのものに重い空気感が漂い、アドニスが淡々としているので、「温かい心は忘れない子だからあまり飲まれすぎないでください」というディレクションをいただきました。「アドニスの手を引っ張っていくようなキャラクターでいてください」と。

確かに、ドロカちゃんは重い空気に引っ張られることがあっても、常に前向きで、状況をいい方向に持っていくようなキャラクターです。なので、二人が絡むところはあまり同じテンション感にならないように気をつけました。

――第2話のBパートで、ドロカとアドニスが言葉を交わすシーンはいかがでしたか?

和氣:全然、信用されていないのがひしひしと伝わってきました。アドニスは憎悪に飲まれている状態で、完全に感情がそちらに振り切れていたので、この先、仲良くなれるのかなって(笑)。殺されなかっただけ優しかったのかもしれないですけど、手錠を壊してくれるシーンも含めて、取るに足りないものとして見られている感覚でした。

――ドロカはどのように演じられようと?

和氣:ドロカちゃんは自分が魔女だと告白し、クロエを蘇らせることを嘘偽りなく明かすので、少しでもアドニスに伝わったらいいなと、ただただまっすぐなお芝居を意識しました。

――「クロエ」という言葉はアドニスの逆鱗に触れてしまいますが、結果的にはアドニスの心を動かすことができましたね。

和氣:たぶん、アドニスが10年前に見ていた景色は、「クロエ以外はすべて敵」という世界だったと思うんです。まともに会話ができたのはクロエだけ。だから、同じ目線で誰かとちゃんと向き合う機会がなかった。ドロカは久しぶりに攻撃手段ではない、言葉というものでコミュニケーションを取ってくれる人だったから、どこかクロエと重なるものがあったのかなと思いました。

 

(C)2023 yoruhashi/マッグガーデン・「はめつのおうこく」製作委員会
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