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「リスアニ!LIVE 2024」公式レポート到着|内田雄馬、TrySailら全17組が出演

「リスアニ!LIVE 2024」日本武道館で2日間にわたって開催! 内田雄馬さん・ASCAさん・MyGO!!!!!・TrySailら全17組が熱演

2024年1月27日(土)、28日(日)に日本武道館で開催された「リスアニ!LIVE 2024」。このたび、速報レポートが公開されました!

2020年以来4年ぶりの声出し開演となった本イベントには、内田雄馬さん、ASCAさん、MyGO!!!!!、TrySailら全17組が出演し、会場のオーディエンスを熱狂させました。

SATURDAY STAGE公式レポート

1日目のトップバッターは、2024年春からTVアニメの放送を控える「アイドルマスター シャイニーカラーズ」より、イルミネーションスターズとコメティックの2組。

まずはイルミネーションスターズの近藤玲奈(風野灯織役)、峯田茉優(八宮めぐる役)が登場し、彼女たちらしいフレッシュなポップチューン「PRISISM」とエモーショナルな光を湛えた「Twinkle way」を続けて披露すると、川口莉奈(斑鳩ルカ役)、三川華月(鈴木羽那役)、小澤麗那(郁田はるき役)から成るコメティックにバトンタッチし、浮遊感と激しさが同居した「くだらないや」、フォーメーションでも魅せながらアップテンポに駆け抜けていく「平行線の美学」をパフォーマンス。それぞれ対照的な輝きで観客を魅了する。

そしてイルミネーションスターズは「BRIGHTEST WHITE」で晴れやかに、コメティックが「無自覚アプリオリ」で熱狂的に締め括り、リスアニ!バンドの生演奏をバックにしたレアなライブで、各々のアイドルとしてのカラーを示した。

続いてステージに上がったのは“リスアニ!LIVE”初参戦となる声優アーティストの内田雄馬。

自身のバックバンドを引き連れ、歌唱だけでなくアクティブな動きでも楽しませるアグレッシブなステージングで、武道館を一気に自分色に染め上げる。

「Comin' Back」(TVアニメ『灼熱カバディ』EDテーマ)を皮切りに、重厚なアレンジでラウドに変貌した「Hope」(TVアニメ『デッドマウント・デスプレイ』第2クールEDテーマ)、ディスコなグルーヴがご機嫌な「SHAKE!SHAKE!SHAKE!」(TVアニメ『怪病医ラムネ』OPテーマ)といったアニメタイアップ曲を連発しつつ、ヘビーなファンク「Relax」でノリノリのアクションを見せるなど、自身のアーティスト性をアピールするのも忘れない。

ラストはTVアニメ『あひるの空』EDテーマ「Over」で、限界を感じさせない爽快な歌声を会場中に響き渡らせた。

ここからは“UPCOMING ARTIST”の3組が連続で登場。

いずれも“リスアニ!LIVE”には初参加となる。まずはソニーミュージック発の多次元アイドルプロジェクト「UniteUp!」より、11人のキャストから成るUniteUp!が揃いの衣装でステージに立ち、2月14日リリースの1st EPの表題曲でもあるロックテイストな最新曲「ELEVEN」を、息の合った振付やフォーメーションと共に披露する。

そしてTVアニメ『UniteUp!』のOPテーマでもある代表曲「Unite up!」では、アイドルならではのキラキラしたパフォーマンスで魅了する。普段はPROTOSTAR、LEGIT、JAXX/JAXXの3ユニットで活動する彼らだが、11人集まったときの可能性は無限大ということを改めて感じさせるステージだった。

作曲家・澤野弘之のプロデュースで2022年にメジャーデビューを果たした注目株・SennaRinは、TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』のEDテーマ「最果て」でライブをスタート。

ダークかつトライバルな曲調とパワフルなボーカルが共鳴し合って、ディープな世界観が武道館を飲み込むように広がっていく。

そこからアッパーな「NOD」を畳みかけると、アニメ『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突』テーマソングとして知られる壮大なバラード「melt」では、楽曲のスケール感に負けないどころかそれを凌駕するような、力強くも包容力のある歌声を展開。初の“リスアニ!LIVE”でしっかりと爪痕を残した。

そしてTikTokなどのSNSで人気を集める楽曲の数々を歌い、“SNSで最も使われる歌声”とも評される注目のシンガーソングライター、asmiが登場。

まずは、MAISONdes feat. asmi, すりぃ名義で歌ったTVアニメ『うる星やつら』第2クールOPテーマ「アイワナムチュー」で、賑やかに盛り上げると、続いてTikTokでバズを引き起こして「TikTok流行語大賞2022」にもノミネートされた中毒性の高いポップチューン「PAKU」をパクッと披露。

さらにasmi feat. Chinozo名義による、カラフルでジェットコースターのように展開するナンバー「ドキメキダイアリー」(TVアニメ『ポケットモンスター』OPテーマ)をパフォーマンスし、キャッチーで耳に残る独特の歌声の魅力をしっかりと届けた。

“リスアニ!LIVE”初出演ながら、繊細かつ表現力豊かな歌声でオーディエンスをとりこにしたのが、シンガーソングライターとして活動していた熊川みゆによる音楽プロジェクト、Myuk。

透明感と芯の強さを併せ持った歌声が持ち味で、今回はアコギ、キーボード、6人のストリングス隊という特別な編成でライブを届ける。

TVアニメ『豚のレバーは加熱しろ』のEDテーマ「ひとりじゃないよ」における抑揚をつけたドラマチックな歌唱から、Eve提供によるデビュー曲「魔法」(TVアニメ『約束のネバーランド』Season2 EDテーマ)での切なくも温かみのある歌い口、tofubeatsが作編曲を手がけた「Gift」(アニメ映画『北極百貨店のコンシェルジュさん』主題歌)の優しい響きなど、多彩な色のボーカルが観客の心に染み渡っていく。

ダンサブルなビートとポップかつ真摯なメッセージが印象的な「愛の唄」、力強くも郷愁を誘うメロディと歌声が心に残る「Arcana」と、Guianoが提供した2曲も素晴らしく、新たな才能の登場を感じさせた。

昨年に続き5度目の“リスアニ!LIVE”出演となったのが、力強い歌声を駆使したエネルギッシュなパフォーマンスで人気を集めるASCA。

この日は優しく伸びやかな歌い方が新鮮な「私が笑う理由は」で幕を開けると、人気作曲家の杉山勝彦が詞曲を手がけたライブバンガーなEDM「Stellar」と続け、アーティストとしての新たな一面を見せていく。

彼女らしい劇的に展開していく歌唱表現が印象的な「リンネ」(TVアニメ『EDENS ZERO』EDテーマ)では、進化と成長を堂々とアピール。そして彼女のライブでは欠かせないナンバーとなっている「Howling」(TVアニメ『魔法科高校の劣等生 来訪者編』OPテーマ)で会場からの叫びのような大合唱を引き出すと、ラストはTVアニメ『ソードアート・オンライン アリシゼーション』OPテーマ「RESISTER」を投下してさらにヒートアップ。

今や“リスアニ!LIVE”常連組と言える彼女が、今年も凄みと爆発力のある圧巻のライブで観客の心を掴んだ。

ここで“リスアニ!LIVE”の14年にわたる歴史において、特別な時間が訪れる。作曲家・梶浦由記によるソロプロジェクト、FictionJunctionが、“リスアニ!LIVE”に初降臨したのだ。

梶浦が様々なミュージシャンをフィーチャーして活動している本プロジェクト、今回は近年のライブでレギュラーとなっている4人の歌姫、KAORI、KEIKO、YURIKO KAIDA、Joelleがボーカルとして参加。

天上の調べのようなオーバーチュアと共に梶浦を含むバンドメンバーと歌姫たちが登場すると、まずは梶浦が劇伴を手がけるアニメ『ソードアート・オンライン』の10周年記念テーマソング「蒼穹のファンファーレ」が披露され、4声の美しい歌声が壮大な景色を描き出す。

そしてライブの定番曲の1つ「stone cold」(TVアニメ『セイクリッドセブン』OPテーマ)では、トランス調のビートも加わったハイテンションなステージングで熱狂。さらにMCでLiSAを呼び込むと会場からはひと際大きな歓声が。リリースから4年、TVアニメ『鬼滅の刃』竈門炭治郎 立志編EDテーマとして知られるFictionJunction feat. LiSA名義の人気曲「from the edge」がライブ初披露される。LiSAの情熱的なボーカルとレギュラー歌姫たちの美麗な歌声が化学反応を起こして、武道館は凄まじい熱気に包まれる。

その1曲をもってLiSAは降壇し、最後は昨年リリースされた約9年ぶりのアルバム『PARADE』より「Parade」で締め。音楽という旅路を祝福するようなステージだった。

1日目の最後のアクトは、昨年に続いて4度目の登場となるJUNNA。“リスアニ!LIVE”でトリを飾るのは今回が初めてだ。

1曲目は石川智晶が提供した最新シングルの表題曲「眠らされたリネージュ」(TVアニメ『魔法使いの嫁 SEASON2』第2クールOPテーマ)。さらに「Here」(TVアニメ『魔法使いの嫁』OPテーマ)へと繋げ、ラテンのスパイスも取り入れつつ、『魔法使いの嫁』と同様に妖しくも美しい世界観に観客を引き込んでいく。MCを経て、ここからはJUNNA流の“ヤバイ”楽曲を連発。

パッション溢れるアッパーなロックチューン「Unite」、ジャジーなサウンドとギラついたパフォーマンスがマッチした「コノユビトマレ」(TVアニメ『賭ケグルイ××』OPテーマ)を続けて歌うと、ここでスペシャルな1曲をプレゼント。なんと『マクロスΔ』より、彼女が美雲ΔJUNNA名義で参加するユニット・ワルキューレの人気曲「いけないボーダーライン」をアーティスト・JUNNAとして届け、武道館はこの日一番の盛り上がりを見せる。

そしてラストは、暴力的なまでの重音で迫りくるロックチューン「風の音さえ聞こえない」(TVアニメ『錆喰いビスコ』OPテーマ)。始まると同時に銀テープが発射され、JUNNAはステージを走り回りながら生命力の塊のような歌をぶつける。最後は武道館全体が熱狂するなか、全員でジャンプして1日目を熱く締め括った。

2024年1月27日(土)SATURDAY STAGEセットリスト

アイドルマスター シャイニーカラーズ【イルミネーションスターズ・コメティック】
M1-1.PRISISM/イルミネーションスターズ
M1-2.Twinkle way/イルミネーションスターズ
M1-3.くだらないや/コメティック
M1-4.平行線の美学/コメティック
M1-5.BRIGHTEST WHITE/イルミネーションスターズ
M1-6.無自覚アプリオリ/コメティック

内田雄馬
M2-1.Comin' Back
M2-2.Hope
M2-3.Relax
M2-4.SHAKE!SHAKE!SHAKE!
M2-5.Over

UniteUp!
M3-1.ELEVEN
M3-2.Unite up!

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SennaRin
M4-1.最果て
M4-2.NOD
M4-3.melt

asmi
M5-1.アイワナムチュー feat. asmi, すりぃ
M5-2.PAKU
M5-3.ドキメキダイアリー

Myuk
M6-1.ひとりじゃないよ
M6-2.魔法
M6-3.Gift
M6-4.愛の唄
M6-5.Arcana

ASCA
M7-1.私が笑う理由は
M7-2.Stellar
M7-3.リンネ
M7-4.Howling
M7-5.RESISTER

FictionJunction
M8-1.蒼穹のファンファーレ
M8-2.stone cold
M8-3.from the edge
M8-4.Parade

JUNNA
M9-1.眠らされたリネージュ
M9-2.Here
M9-3.Unite
M9-4.コノユビトマレ
M9-5.いけないボーダーライン
M9-6.風の音さえ聞こえない

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