ラップパートで新たな手法を用いる？　20回、30回と挑んだレコーディング秘話！　『モルガナティック・アイドル』exe Creed「Break Away」フルver.公開記念！　Hugh役・千葉翔也さんインタビュー

リリースを間近に控える本作から、Xeno（CV：江口拓也）、Ivy（CV：榎木淳弥）、Jace（CV：西山宏太朗）、Finn（CV：武内駿輔）、Hugh（CV：千葉翔也）によるユニット「exe Creed」の楽曲「Break Away」フルver.が【公式LINE】にて公開！

さらに「exe Creed」待望の新曲「BADA BING BADA BOOM」のMVもYouTubeに公開されました！

このたび、「Break Away」の収録を終えたキャストにインタビューを実施！　今回はHugh役の千葉翔也さんに楽曲やレコーディングの感想を伺いました。

千葉翔也｜アニメキャラ・プロフィール・出演情報・最新情報まとめ

声優の千葉翔也（ちばしょうや）さんは、8月29日生まれ、東京都出身。『ようこそ実力至上主義の教室へ』の綾小路清隆役をはじめ、『86-エイティシックス-』のシンエイ・ノウゼン役など、人気作品のキャラクターを多く演じています。こちらでは、千葉翔也さんのオススメ記事をご紹介！

20回、30回と挑んだレコーディング秘話

── 収録を終えての感想を教えてください。

5人のユニットなので歌うパート自体は5分の1ですが、ラップパートのビートへの乗り方であったり、フロウの作り方であったり、かなりテクニックを必要とする楽曲でした。

YHANAELさんには非常に細かいところまでこだわってディレクションしていただき、同時に僕自身の良さを底上げしてくださるようなアドバイスもいただいたので、すごく貴重な経験になりました。2曲同時収録だったこともあってかなり体力を使いましたが、とても楽しく歌わせていただきました。

── 今回の楽曲は「TWICE」や「2PM」、「JO1」の作品を制作されていているYHANAELさんが手がけた楽曲ですが、デモを聴いた時にどんな印象を受けましたか？

YHANAELさんが制作されているというお話を伺う前に曲を聴いたんですけど、すでに活躍しているグループの新曲なんじゃないか⁉ と思ってしまうぐらい、デモの段階で何度もループして聴けてしまうような完成された楽曲でした。

これまでもキャラクターソングのラップパートを歌わせていただく機会が何度かあったので、その経験を活かせたらいいなと思い収録に臨んだのですが、今までに挑戦したことのない、あえて喉を締める方法や、抑揚をつけないで歌う手法、イメージの中で声の置き所を変えて音の出し方を変化させるなど、新たな歌い方にチャレンジさせていただいたので、とても新鮮でした。こうやるとこういう声になるんだといった発見があったり、だから仮歌はこういう風になっていたんだという気づきがあったりと、すごく勉強になりましたね。

YHANAELさんには途中で見捨てられなくて良かったです（笑）。ディレクションをいただく際に感性で説明をしてくださるのが分かりやすくて、すごく「言葉」を感じました。フレーズ毎に合う表現を選んでいき実際に歌ってみると、一つ一つが繋がっていくような納得感があり、世界が広がった感じがします。

── 楽曲で気に入っているフレーズはありますか？

歌っていて気持ちいいのは１番の最初のラップで「段々と湧いてくるだろ？　不安消そう　No more　捉え方次第で答え違うんだって」という部分ですね。日本語の音の区切りとは大きく違っていて、どちらかというと英語寄りに日本語の文字を読んでいくというのがここは気持ちいいので、是非皆さんにも歌ってほしいなというところです。

あと、Hughはサビの大事なパートを任せてもらっていて「Break away, break away」というこの曲の顔と言っても過言ではないような部分を歌っていますので、是非そこは好きになってほしいなと思います。

20回も30回もリテイクするところがあれば、2回でOKが出るところもあったので本当にその箇所によってハードルがあるんだなというのを感じましたし、それがやりがいにもなりました。

数回でOKをいただくと、個人的には大丈夫だったかな…と不安になってしまうんです。でも20回、30回と録り直している部分がある中で1回、2回のOKが出ると、本当に良かったと思ってくれたんだなと感じられるんですよね。
　

── 歌う上でのポイントや意識した部分などはありますか？

「BADA BING BADA BOOM」を初めて聴いたときは、馴染みがないフレーズが多くて、正直何をどうすれば歌として成立してカッコよく聴こえるかがまったく頭に浮かびませんでした。

そんな中で今回のレコーディングでは、ベンディングという音の文字を足すような抑揚をつける歌唱方法や、ビートへの乗り方、ブレスの入れ方などの細かいディレクションをいただけたので非常に分かりやすかったです。この「BADA BING BADA BOOM」のサビは、おそらく頭で考えていたら何もできなかったと思うので、逆に空っぽで臨めたのが良かったのかなと収録を終えて感じています。

2番Aの力強く入ってくるところは、この曲の中だけでも幅がすごくあるんだなという魅せ方ができたと思うので、楽曲を聴いた皆さんにHughってラップができるんだなという風に思っていただけたら嬉しいな思います。

── 最近はどんな音楽を聴かれていますか？

数ヶ月前はヒップホップを中心に聴いていたんですけど、最近はJ-POPのヒットランキングでトップ10に入るような曲をしっかり1から10まで聴こうと思って聴いています。曲を聴いていると改めてプロってすごいんだなあと感じますね。

やっぱり、多くの人に聴きかれている歌手の方というのは、非常にテクニカルで「しゃくり」や「こぶし」だけではなく、物凄い細かいところにテクニックを詰め込まれているんだなと。まずはJ-POPをしっかり聴いて勉強したいなと思っています。

── 楽曲のタイトル「BreakAway」には決別するという意味もあるのですが、最近やめて良かったことはありますか？

真面目な方でいうと自分に先入観を持つのをやめたことですかね。周りが思う「自分」というところに身を置きすぎたなと思っていて、1回素直に生きようって思いました。

日常の中で言うと傘を持ち歩かずに生きるということをやめました。今までは、雨が降っても意地でも傘を持たなかったのですが、いい加減ちょっと良くないなと思いまして。ちゃんと朝から傘を持ち歩いたり、日傘を持ち歩いたりするようになりました。濡れるのをやめたということで（笑）。

── ファンの皆様へメッセージをお願いします。

「モルガナティック・アイドル」をプレイしてくださる皆さんありがとうございます。今回歌わせていただいた楽曲は、一度聴いたらその良さにビックリすると思いますし、日本語ベースでありながらもどこか海外の雰囲気を感じるような、“世界的なアイドルグループ”であるという凄さを感じていただける楽曲になっていると思います。

今後ライバルユニットも登場していくということですが、今回の楽曲を聴くまでは、ポップとクールといったような、二極にはっきりと分かれた主人公の曲とライバルチームの曲を想像していました。ただ正直このクオリティーの楽曲が出てきた段階で、ライバルチームは一体何をやったらライバルとして成立するんだろうかと、現段階では全くイメージできないんですよね。

ライブシーンはもちろん、楽曲のみでも楽しんでいただけると思うので、ゲーム以外でも彼らに会うことができる、そんな非常に良い作品ができたんじゃないかなと思っております。たくさん聴いてください。

新曲「BADA BING BADA BOOM」MV

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📅 ～2/29(木)23:59

【歌唱】#江口拓也 #榎木淳弥 #西山宏太朗 #武内駿輔 #千葉翔也 https://t.co/0ZxbF1qyD9 #恋愛ゲーム pic.twitter.com/uuWP5YnkGj
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