音楽
『よう実』3期ED「今世大革命」「Fixer」に込められた想いとは/ZAQ×ニノミヤユイ インタビュー後編

『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』主題歌アーティスト・ZAQさん×ニノミヤユイさん インタビュー後編|EDテーマ「今世大革命」の歌い方が“平坦”な理由とは? 第5話特殊ED「Fixer」についてのお話も

毎週ハラハラドキドキする展開を見せ、大きな注目を集めているTVアニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』。

そんな『よう実』の世界を歌で彩っているアーティスト同士の対談が実現!

これまで全シリーズのOPテーマを担当してきたZAQさんと、3期で初めてEDテーマを担当したニノミヤユイさんに、それぞれどんな思いで楽曲制作をしていったのか伺いました。

後編では、ニノミヤさんによるEDテーマ「今世大革命」と、第5話特殊ED「Fixer」のお話を中心にお届けします。

 

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ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season
東京都高度育成高等学校、それは進学率・就職率100%を誇り、毎月10万円の金銭に相当するポイントが支給される夢のような学校。しかし、その内実は一部の成績優秀者のみが好待遇を受けられる実力至上主義の学校であった。3学期を迎え、DクラスからCクラスに昇格した綾小路たちは、林間学校へと向かう。そこで実施されるのは「混合合宿」と呼ばれる全学年合同で行われる特別試験。その名の通り、男女別に分かれ、必ず複数のクラスが混合するグループをいくつか作り、そのグループ単位で採点される試験である。これまで敵として争っていた他のクラスの生徒たちとも協力しなければ、高得点を得ることができない状況、そして何よりボーダーラインに届かなかったグループからは退学者が出るというルールに慄く一同。波乱を呼ぶ激動の3学期が今、幕を開ける!作品名ようこそ実力至上主義の教室へ3rdSeason放送形態TVアニメシリーズようこそ実力至上主義の教室へスケジュール2024年1月3日(水)~2024年3月27日(水)AT-X・TOKYOMXほか話数全13話キャスト綾小路清隆:千葉翔也坂柳有栖:日高里菜堀北鈴音:鬼頭明里櫛田桔梗:久保ユリカ軽井沢恵:竹達彩奈平田洋介:逢坂良太高円寺六助:岩澤俊樹一之瀬帆...

 

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「今世大革命」は感情が見えにくい、あえて平坦な歌い方に。2番からは心が乱れていく様子も

――ニノミヤさんのEDテーマ「今世大革命」についてですが、こちらはどんなことを考えて作っていったのですか?

ニノミヤユイさん(以下、ニノミヤ):作品サイドから、「3期はもう少しシリアスになっていきます」という概要を聞かせていただいたので、重い感じの曲になるのかなと想像していたんですが、曲自体の発注としては、「EDだけどあえて終始感を出さずに次回への緊張感が出る、インパクトが残るような曲」っていうオーダーだったんです。

そこから歌詞の原案を書いたんですが、そこでは綾小路と堀北をイメージしました。綾小路は上から静観する冷徹さ。堀北は、櫛田桔梗との関係をどうにかしたいとか、クラス全体をどうにかしたい、自分も上り詰めていきたい。その2人の気持ちを汲み取りながら、『よう実』らしさを抽出できたらいいなと思って、重めの原案を書いて、100回嘔吐さんに提出しました。そうしたら、この曲と歌詞になって返ってきたので、驚いたというか。意外な感じになったと思いました。

 

 

――作詞作業は、まず原案を書いていく感じなんですね。

ニノミヤ:そうなんです。共作の場合は、原案を書かせていただいて、そこから組み立ててもらうような感じにしています。なので、言葉は私の言葉だけど、文章の組み立て方に作家さんの個性が出る、という場合が多いです。

ZAQさん(以下、ZAQ):詞先で作っているんだね。

――意外な感じになった、というのは?

ニノミヤ:100回嘔吐さんは、すごく耳に残る、キャッチーな曲も作るんですが、やっぱり“変な曲”を作る方なので、初めて聴いたときは、意外とポップだなって思ったんです。でも何回か繰り返し聴いていくうちに、見え隠れする闇みたいなものがにじみ出てきて、これは噛めば噛むほど系の曲だなと思いました。

 

 

――確かに、サビとかはポップですからね。

ニノミヤ:サウンド的には明るいのに、何か病んでいるようにも感じるんですよね。

ZAQ:いや、そこがいいのよ! それもユイちゃんの歌い方なんだと思うんだよなぁ。

ニノミヤ:ボーカルディレクションも100回嘔吐さんがやってくださったので、声質というか、歌い方はこだわりました。「いつもより声質的にはかわいくていいけど、情緒豊かに歌わなくていい」ということをよく言われました。もはやボーカロイドに近いというか。その平坦さが、「何か逆に裏があるのではないか」という感じを掻き立てるのかなって解釈しながら、いつもより甘めに、でも感情を抑えめにして歌っていました。

 

 

――そのほうが曲調に合っていますよね。ZAQさんは曲を聴いていかがでしたか?

ZAQ:今、話を聞いて、「そういうことか」と思いました。かわいいけれど、明るくはなくて、まったく笑顔が見えない速さなんです。この速さで、まったく感情の動きが見えないから、「ボカロっぽい」と言われたら、確かにそうなんですよね。実際にそういう風に歌っていたという話を聞いて、腑に落ちたというか。でもめちゃくちゃ耳に残るんですよ。ラップの部分とかも。

私もユイちゃんのボーカルディレクションを一度したことがあるんですが、(声の)マイク乗りがすごく良くて、真っ直ぐマイクに入っていくんです。何も音が散らないというか、すごくクリアな音で歌うから、聴いていてストレートに入ってくるんです。速いけど、すごく入ってくるし、頭の中にメロディが回るのは、そういう歌い方だからなんだと思います。

 

 

――2番以降は、かなり変化がありますね。

ニノミヤ:そうですね。2コーラス目からはガラッと変わって、〈どうでもいい どうでもいい…か?〉とか、繰り返しのメロディがきたり、だんだんヤケクソな面も見えてくるんです。感情が乱雑になっていく様、心が乱れる感じが出ていると思うので、2番は結構自分事が多いのかなって思います。

ZAQ:2番のほうが自我が出ることってあるよね。

ニノミヤ:ありますね(笑)。

――同じ作品をテーマにしながら、ここまで違う世界観が生まれてくるのが面白いですね。

ZAQ:私も3曲書いてきましたが、まだまだ『よう実』に関しては書ける気がするので、それだけ特殊な作品なんだと思います。主人公の立ち位置も、他の作品では見ない感じだから書きやすいというか。

 

 

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