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『マッシュル-MASHLE-』七魔牙ワース・マドルの解説&情報まとめ

『マッシュル-MASHLE-』七魔牙(マギア・ルプス)第三魔牙ワース・マドルの情報をまとめてご紹介! 固有魔法やプロフィール、マドル兄弟の関係などを解説

週刊少年ジャンプ(集英社刊)にて連載し、2023年7月に完結した甲本 一先生の漫画『マッシュル-MASHLE-』。全世界シリーズ累計発行部数1,000万部を突破している大人気コミックで、2023年4月よりTVアニメ第1期、2024年1月より第2期「神覚者候補選抜試験編」を放送。さらに、アニメ続編の制作が決定しました。

物語の舞台は、誰もが当たり前のように魔法が使える「魔法界」。魔法が使えない主人公マッシュ・バーンデッドは鍛え上げた筋力で魔法を粉砕していき、魔法界の頂点である「神覚者」を目指します。

本稿では、七魔牙の第三魔牙ワース・マドルの情報をまとめてご紹介! ワースの固有魔法やプロフィール、価値ある人間にこだわる理由、マドル兄弟の関係を解説していきます。

※本稿には『マッシュル-MASHLE-』のネタバレが含まれます。

 

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目次

ワース・マドルのプロフィール

 

 
〈プロフィール〉
誕生日:1月13日
年齢:18歳
血液型:A型
身長:180cm
体重:71㎏
足のサイズ:27cm
家族構成:父、母、兄
固有魔法:泥の魔法

イーストン魔法学校レアン寮3年生で、七魔牙の第三魔牙(サード)。マドル家は両親が魔法局に勤めるエリート一家。ワースは親の価値観に縛られて育ち、価値ある人間を志して人一倍努力を重ねてきた秀才です。兄は神覚者のオーター・マドル。

 

七魔牙(マギア・ルプス)の第三魔牙(サード)

 

ワースはレアン寮の中枢を担う「七魔牙」の一人。校内トップクラスの実力者たち7名で構成される七魔牙は第一魔牙のアベルを最上位とし、ワースは「第三魔牙」の位を与えられています。

生まれながらにして、魔力量を示す顔のアザは2本。(二線魔導師は10万人に1人の割合でしか存在せず、魔法に選ばれし存在と言われています。)非常に努力家で七魔牙のなかで一番勉強ができ、さらに字が綺麗なのだそうです。

秀才である上に顔も良く、作者の甲本先生によるイケメンランキングは第2位。ちなみに第1位はランス・クラウン、第3位はアビス・レイザーです。

 

価値ある人間を志して人一倍努力してきた秀才

魔法局に勤める父と母を持ち、魔法に関する英才教育を受けてきたワース。「人の価値はこの世でどれだけ成功したかで決まる」「魔法が全てのこの世界では魔法で人の価値が決まる」と教え込まれて育ったため、その偏った親の価値観に縛られながらいつしか同じような考えを持つように。

幼少期からエリート校に通い、中等部からはイーストン魔法学校へ。当然のように七魔牙に所属して寮のトップ層の地位を得ました。エリート街道を歩んできた自負はありますが、どこか不安な様子も。自分は強くて当然、強くならないはずがないと自身に言い聞かせるような姿も見られます。

 

兄は砂の神杖の神覚者オーター・マドル

 
ワースはマドル家の次男であり、兄は神覚者のオーター・マドルです。

親の思想に翻弄されながら、価値ある人間を志して人一倍努力を重ねてきたワース。いくら結果を出しても褒められることはなく、「兄さんを見習え」と言われて比較されてきました。ワースにとって神覚者である兄は目標とも言える存在。

マドル兄弟は疎遠状態ですが、兄のオーターが「弟との過ごしかた」という本を読んでいるのをランスに目撃されています。兄弟の仲が良くないとはいえ、心では弟のワースのことを気にかけているのでしょう。いつかは良い関係になってほしいですね。

ちなみにオーターとワースはお互いに「お前」と「テメェ」呼びだそうです。

 

シュエン・ゲツクとは幼馴染

 

レアン寮1年生のシュエン・ゲツクはワースの幼馴染。級硬貨争奪戦の際にワースに頼まれ、侵入者を排除するために決闘場で待ち伏せをしていた「イケてる」魔法使いです。ファンクラブを持つほどのイケメンであるため、イケメン嫌いのドット・バレットから激しく妬まれています。実力はありますが七魔牙への参入は断ったのだとか。

シュエンの話によると、ワースは兄オーターへのコンプレックスを拗らせまくっていて、サングラスは兄の眼鏡と同じデザインなのだそうです。

 

固有魔法【泥の魔法】

『マッシュル-MASHLE-』の世界における魔法には、才能があれば誰でも使える「基礎魔法」と個人の能力によって決まる「固有魔法」があります。

ワースの固有魔法は【泥の魔法】「マッドロス」。泥を生み出して攻撃し、相手の足を固定したり自分自身が泥の空間に入ったりも可能。泥で自身のダミーを作って本体を紛れさせ、相手をかく乱する戦法もとります。

◆セコンズ「マッドロデビルス」
マッドロスセコンズ「マッドロデビルス」では、泥で巨大な悪魔を形作って攻撃を繰り出していきます

 

ワースの注目シーンは?

 

ランスとの交戦

 

アドラ寮VS七魔牙の「級硬貨争奪戦」が始まり、ワースはアドラ寮のランスと交戦。ワースはランスに対し、才能はあるのに環境が悪いと告げ、無価値な人間とつるんでいると自分まで価値が落ちていくと持論を展開。名門クラウン家のランスの血筋と実力を見込んで、七魔牙に勧誘までしています。

アドラ寮の仲間のことを蔑まれて怒りを滲ませるランスは、自分の信念の強さは環境ごときで左右される生半可なものではないと反論。自分からすればワースの方こそ二流だと返しています。ワースの持論によると自分の環境の方が優れているのだと、ランスは自身の仲間への敬意も見せていました。

ランスの重力魔法に対して、ワースは泥の空間でクッションをつくって衝撃を吸収。泥の柔軟性や自由度を上手く活かして、敵を叩きつける場所があってこその重力魔法を躱していました。しかしランスはその仕組みを見破っていたようで、冷静に対処してワースを追い込んでいきます。

するとワースは他の生徒から抽出したという「魔力の濃縮液」を飲み、魔力量を一気に上げてセコンズ魔法を発動。(この魔力濃縮液はそのままだと飲みづらいため、ワースは炭酸水を足していたそうです。)

しかしランスのセコンズ魔法により、ワースがつくりだしたマッドロデビルスは凄まじい重力で四方に引っ張られて霧散。その圧倒的魔力を前にワースは敗北してしまいます。

 

 

ワースの本当の思い

負けることが許されないワースは、ランスに敗れて自らの存在価値を見失いそうに。いくら努力を重ねても「この程度で満足するな」と言われてきたワース。イーストン校のトップにならなければ意味はなく、寮の上位層に入っても親から認められることはありませんでした。

世間体や自分の立場に何よりの価値を見出していた両親を持つランスは、ワースの言動から自分と大差ない環境で育ったのだろうと理解し、その上で才能や立場で人の価値が決まるとは思わないと主張しています。

ランスはワースの言動全てが気に入らないながらも、使い古されたワースの参考書に努力の跡を感じ取っており「その努力だけは認めてやる」と言い残して去りました。

ランスがこれまでの努力を肯定する言葉をくれたことで、ワースは呪縛のような価値観から解放されたようです。本当は価値のある人間になりたかったわけではなく、自分を認めてもらいたかったのですね、ずっと。

 

ワース・マドルの声優は伊東健人さん

アニメでワース・マドルを演じているのは声優の伊東健人(いとう けんと)さん。10月18日生まれ、東京都出身。『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』の観音坂独歩役をはじめ、『ヲタクに恋は難しい』の二藤宏嵩役など、人気作品のキャラクターを多く演じています。

 

TVアニメ『マッシュル-MASHLE-』作品情報

 

イントロダクション

週刊少年ジャンプ(集英社刊)にて連載し、2023年7月に完結した全世界発行部数1,000万部を突破している、甲本一による大人気コミック「マッシュル-MASHLE-」。

魔法界を舞台に繰り広げられる個性豊かなキャラクターたちの友情や戦いとシュールなギャグによって生まれるギャップに話題沸騰、日本をはじめ、世界各国・地域でも人気を呼んでいる。

2023年4月にはTVアニメ第1期が放送され、2024年1月には第2期「神覚者候補選抜試験編」を放送。そのほか、小説版・舞台化といった数々のメディアミックス展開がなされている。

そんな筋肉×魔法の独特な世界観が繰り広げるアブノーマル魔法ファンタジーのアニメ続編制作が決定!!

 

ストーリー

ここは、魔法界。
ここは、魔法が当然のものとして使用される世界。
そんな魔法界の魔法学校に通う、マッシュ・バーンデッド──。
家族との平穏な暮らしを守るため、魔法が使えないという事実を隠し、トップである「神覚者」を目指すことに。
彼の鍛え抜かれた筋肉で、精鋭の魔法使いたちをも凌駕し「神覚者候補選抜試験」に臨む。
鍛え抜かれたパワーがすべての魔法を粉砕する、アブノーマル魔法ファンタジー!!

 

キャスト

マッシュ・バーンデッド:小林千晃
フィン・エイムズ:川島零士
ランス・クラウン:石川界人
ドット・バレット:江口拓也
レモン・アーヴィン:上田麗奈
ナレーション:平田広明
ライオ・グランツ:諏訪部順一
オーター・マドル:小野友樹
カルド・ゲヘナ:島﨑信長
レイン・エイムズ:梶裕貴
マーガレット・マカロン:子安武人
カルパッチョ・ローヤン:内山昂輝
ウォールバーグ・バイガン:麦人
無邪気な淵源:三木眞一郎
セル・ウォー:花江夏樹
アベル・ウォーカー:梅原裕一郎
アビス・レイザー:七海ひろき

(C)甲本 一/集英社・マッシュル製作委員会(C)甲本 一/集英社

TVアニメ『マッシュル-MASHLE-』公式サイト
TVアニメ『マッシュル-MASHLE-』公式X

 

この記事をかいた人

藤崎萌恵
大阪府在住のライター。数年前にBLと出会い、心に潤いを取り戻しました。

 

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