
2025年も楽しいことだらけ! 「カラソニ」のこれまでとこれからが詰まった「東京カラーソニック!! the BUDDY CASE by BUMPEACE」に瀬文永久役・梶原岳人さん、財前未來役・木村良平さんが出演【イベントレポート】
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2024年7月26日に発売された「東京カラーソニック!! the BUDDY CASE by BUMPEACE」のリリースイベントが2025年12月22日にアニメイト池袋本店にて開催され、瀬文永久役の梶原岳人さん、財前未來役の木村良平さんが「BUMPEACE」の物語を振り返ったトークやイベント限定書き下ろしの朗読劇を披露しました。
永久にとってもうひとつの「家族」ができた「BUMPEACE」
早速、「カラソニ」のこれまでを振り返るふたり。ここで梶原さんが「僕、『ソニラジ』(中島ヨシキ&梶原岳人のソニラジ‼︎)やっているんですけど、良平さんはまだゲストにいらっしゃったことがなくて……」と思い出すと、木村さんは「まだやってんの!?」ととぼけた様子を見せ、会場は大爆笑。その後もゲストオファーをのらりくらりと受け流して梶原さんを困惑させる木村さんですが、最終的には「わかりました」と出演に前向きな姿勢を見せていました。
改めて「BUMPEACE」を振り返るふたり。チーマー時代の未來の話も描かれますが、そこで木村さんは「チーマーって今言うの?」とツッコミつつも、「どんどん永久が成長していきますからね」と物語の心温まる一面にも言及しました。このまま作品の温かな一面にフォーカスするのかと思いきや、おもむろに梶原さんが“未來の親友”に触れると客席から「クスクス」と笑いが溢れます。これに木村さんは「かわいいんじゃないですか? 誰に迷惑かけるわけではなく、ただ友とのひとときを楽しんでいるんでしょ?(笑)」とどこか笑いを堪えきれない様子でフォローしました。
ふたりは未來の心情をより深堀りしていくと、梶原さんは「あれは、反動とかあるんですかね? 強い自分を生きていたから。でも家に帰ったら甘えられるものが必要ということで」と推察。木村さんは「もしかしたら、チーマー時代を含めて、どこかでタガを外していないといられない人間なのかもしれないですね。あのメンバーの中では数少ない常識人じゃないですか」と話し、「ちゃんとした人間である彼を保っていられる部分、やんちゃしてぶっ壊れている部分、あるいは親友との憩いのひとときを過ごす部分、みたいにそれぞれ外れた瞬間があるんじゃないかなって」と何気ないシーンから未來のキャラクター性を読み取り客席のファンを唸らせました。
また梶原さんは、最後に「家族だと思ってください」と永久が言われるシーンが印象深いそうで、「『家族』という言葉は、永久にとって、家庭環境的にも自分を作り上げる言葉の一個でもあると思います。そこでもう一個家族と思えるものができたのは彼にとって嬉しいんじゃないかなって」と今回のエピソードは永久にも大きな影響を与えていることを熱弁。それとともに「お互いの過去を知った上での相手にかける言葉は説得力があって良いなと思いました」とふたりの関係性に進展があったエピソードでもあると言及しました。
話は「BUMPEACE」だけに留まらず、ステージイベントや楽曲についても。イベントでは毎回、舞台袖で仁王立ちしながらパフォーマンスを見守っているという木村さんは「最高だよ! 自分は歌わずに人が歌うライブは!」とジョークを飛ばしつつ、改めて「カラソニ」のキャスト陣について「歌が達者なメンバーが揃ってね〜」と感慨深い様子を見せます。
また木村さんはお気に入りの曲として「HERO」を挙げ、「現代シティポップみたい」と評した梶原さんは「永久は静かめな曲が多かったですけど、シティポップ寄りな曲も合うと思いました」と自身にとっても印象深い曲だと語りました。
歌にまつわるトークが盛り上がり、改めて永久と未來はどうやって音楽を学んできたのか気になるふたり。ここで木村さんが「岳人はどうやって歌を学んできたんですか?」と質問すると、梶原さんは子供の頃から音楽教室やピアノ教室に通っていたことを明らかに。その話を受け、永久にも歌の憧れの存在がいたのかな?など、「カラソニ」のキャラクターそれぞれの幼少期であったり、聞いてきた音楽が気になるという話でも盛り上がっていました。