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『キミプリ』第4話から佐久間大介が登場! その意気込みをインタビューで語る

Snow Man・佐久間大介さんインタビュー「宮田俊哉くん(Kis-My-Ft2)と声優の寺島拓篤さんにすぐに報告しました」『キミとアイドルプリキュア♪』“レジェンドアイドル”響カイトに命を吹き込む!

寺島さんから実用的なアドバイス「とても助かっています」

ーー出演が決まった際、すぐに報告した方はいらっしゃいますか?

佐久間:ふたりいます。ひとりは宮田俊哉くん(Kis-My-Ft2)。もうひとりは、声優の寺島拓篤さんです。

寺島さんは、前作『わんだふるぷりきゅあ!』(兎山悟役)にも出演されていましたし、「プリキュア」ならではの現場の雰囲気などを伺ったり、アプローチについてもご相談させていただいたり。気になったことがあればすぐに連絡させていただいています。僕自身は第4話からの参加でしたが、その前、さらには前日にも、役についてのアドバイスをいただきました。いろいろなアニメがある中でこういうものなのかな? と思う部分と、実際のキャラクターはこういう性格なんだよな、という部分で「どちらが正解なんだろう」と迷うことがありました。そういうときは、寺島さんに連絡を取って相談しています。

ーー特にどのようなアドバイスが役立ちましたか?

佐久間:一般的には音響監督さんがディレクションを担当することが多いんですが、『プリキュア』の場合、シリーズディレクターはもちろん、各話の演出さんだったりと、ディレクションしてくれる方が回によって変わっていくんです。ドラマの撮影に近いやり方をされているんですよね。そういった進行ということもあり、「一回一回、疑問に思ったことはすぐに話を聞きに行ったほうがいい」といったアドバイスをいただきました。ディレクションしてくれる方それぞれの考え方もありますし、話して解決したほうが良いと思うよ、と。

ーー実用的なアドバイスですね。

佐久間:本当にそうなんですよね。実際に僕が登場する4話のセリフの中で、「カイトはこういう言い回しをするかな?」と思う部分が一個あったんです。テストの段階でシリーズディレクターに「こういう言い方だとどうでしょうか?」と伝えて自分なりの提案をしたところ、「じゃあそれでいきましょう」と言っていただけて。事前にアドバイスを聞いておいて良かった!と思いました。寺島さんのおかげで、とても助かっています。

ーー宮田さんの反応はいかがでしたか?

佐久間:めっちゃ喜んでくれていました! それと「プリキュアはいろいろな経験を詰めるし、成長の場になると思うよ! めっちゃ楽しいよ!」とも言ってくれて、「めっちゃ楽しみ〜!」と。実際、今すごく楽しませていただいています。勉強になることが本当に多いなと。

ーー勉強になったという意味で、印象に残っていることというと?

佐久間:実はマイクワークは初挑戦なんです。これまでアニメをやってきたときも……例えば4人で4本のマイクで、それぞれ1本ずつマイクを使う、ということはあったんですが。

ーー入れ替わりでマイクの前に立つ収録は初だったわけですね。

佐久間:そうですね。すごく勉強になりました。最初のテストのときは「うわ、どこに入ればいいんだろう?」と戸惑っていたのですが(苦笑)、落ち着いて周りを見渡してみていると「あそこいけるな」「次でこの人が入るな」と、他のキャストの方の動きを把握しつつ、やり方を覚えていきました。やはりSnow Manでいろいろな立ち位置を覚えてきたので、その経験が役立ちましたね。うちは9人もいるので(笑)。

ーーダンスのフォーメーションが生きたということですね(笑)。

佐久間:そうですね。Snow Manで良かったなと思いました(笑)。

挑戦の連続「思っていたよりもテンポが速い!」

ーーキャラクターに命を吹き込めることが嬉しいとおっしゃっていましたが、特に楽しいと思うのはどんな瞬間でしょう?

佐久間:アフレコ中、自分のキャラクターが画面に登場したときに「ここはカイトが楽しそうに喋るんだなあ」と感じることがあります。また、チェックの時にいろいろと見ていく中では「ここでこういう喜び方をするんだな」という発見があって。ひとりの人物を知っていく感覚があって、それがすごく面白いです。話数が進むにつれて、意外な一面が出てくるのも楽しみですね。きっとどんどん出てくると思うんですよ。どんどん成長していくんだろうなと。

ーーカイトの成長についても、期待している部分はありますか?

佐久間:すごく楽しみにしています。ただ、彼はすでに完成されている人ではあるので(笑)。どんな新しい一面が出てくるのかなというところは、ワクワクしながら演じています。

ーー逆に、アフレコで難しいと感じることはありますか?

佐久間:特に言い回しが難しいなと思うことがあります。普段の会話ではあまり使わない表現が出てくることがあるんですよね。たとえば、真面目な口調の「〜だな」とか。友だち同士で砕けた雰囲気でそう言うことはあれど……。そのときのニュアンス次第で、違う方向に伝わってしまうこともあるのかなと。それで悩むことはありますね。

あと、今回のプリキュアは思っていたよりもテンポが速いんです。僕の中でプリキュアってゆっくりセリフ回しをするイメージがあったので、最初にチェックしたときに「意外と早口だな」と驚きました。それもまた、難しいんです。カイトは比較的ゆっくりしている子だけど、シーンの流れに合わせてテンポを調整しなければならないので、バランスを取るのが難しいですね。辻褄合わせがすごく大変なお仕事だと思います。

すごく泣いていても、カット2個を挟んだら笑っているということもありますし……。感情の追いつき方というか。そういうところにアフレコの難しさを感じています。

ーーそう考えると、これまでとは違う新しい表現を見せる機会になりそうですね。

佐久間:そうですね、ありがたいです。

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