
「主」×「執事」がコンセンプトの男装アイドルユニット「xxLeCœur(ルクール)」座談会インタビュー第1回|「みんなルカさんのことをとても大切に想っている」個性豊かなメンバーが語るそれぞれの共通点
「xxLeCœur」が振り返るこれまでの思い出とは?
――これまでの活動の中で、特に印象に残っているエピソードや思い出を教えてください。
ルネ:初めてのステージでのダンスパフォーマンスが印象的でした。舞台からファンの皆さんの表情が見えて……僕たちの世界に来ようとしてくれているように思えたんです。一体感を感じた瞬間でした。
リアム:初めてステージに立った時のあの感覚は忘れられないですね。
とても緊張していたのですが、たまらない時間でした。ステージに立てたことに感謝の気持ちが溢れましたし、僕たちの世界観に飲み込まれていくファンの皆さんの姿も見ることができて。あの時間は本当に印象的でしたね。
――ファンが「xxLeCœur」の世界に飲み込まれていく姿?
リアム:最初は、「このユニットは何なんだろう?」というような顔で見ていても、曲が流れて、僕たちの世界観に入り込んだ瞬間、ファンの方の目つきが鋭く変わるんです。
一瞬も見逃したくない、というような目で前傾姿勢になってステージを見つめている姿を見たとき、「僕たちの音楽が届いているんだな」と実感しました。
アメ:初めてのパフォーマンスと言うと……みんなが話してるような真面目なエピソードとはちょっと違うんですけど……。
――ぜひお聞かせください!
アメ:(初パフォーマンスの)リハーサルの時に、各々が順番にマイク番号と名前を一人ずつ言っていく流れがあったんです。
その際、ノエが一番最後なのにも関わらず、「6番です。よろしくお願いします!」って言ったんですよ。「自分の名前忘れたんか」って思っちゃいました。
リアム:めずらしく、全員で突っ込んだね。このユニットに「6番」って人はいたかなって。
ノエ:みなさん名乗っていましたっけ……?
リアム:名乗ってたよ。
アメ:ちゃんと5人分聞いとけ?!(笑)
ノエ:緊張していたんです……きっと(笑)。
――今となっては、素敵な思い出ですね。ちなみにアメさんは、ファンの方々とのふれあいなどで印象深かったエピソードはありますか?
アメ:特に印象的だったのは、ファンの方と初めてお会いしたヴィジュアルカード配りです。「こんなにたくさんの人が応援してくれているんだ」と、肌で感じることができて嬉しかったですね。
でも、ヴィジュアルカード配りは人と接しなきゃいけないから……すごく、とても、めちゃめちゃ緊張しました。
――回数を重ねるうちに慣れてきたのではないでしょうか。
アメ:なんとな〜く慣れてきたかな。でも、まだ全然ダメです(笑)。
――イヴさん、ノエさんはいかがですか?
イヴ:僕にとって一番印象的だったのは、自分自身の変化ですね。もともと、他人と音楽活動をするどころか、結構自分の中に引きこもっているタイプだったので、歌にも全然自信がなかったんです。
最初は、僕のことを応援してくれる人や僕の歌声が好きだと言ってくださる方に対して、「物好きな人もいるものだな」なんて思って動揺していたんですけど、今は昔より少しだけ……本当に少しだけ自信を持てるようになった気がして。とてもありがたく思っています。
ノエ:私は、たまのお休みの時間にメンバーと歌ったり踊ったりしたことが印象に残っています。
私が歌うとみんなが楽器を演奏してくれたりして、一緒に過ごす時間が増えていきました。そうして、どんどん絆が深まっていく空気感を感じています。
――最後に、ルカさんが感じる、これまでの活動で印象的だった出来事をお聞かせください。
ルカ:イベントの終わりに、ファンの方が手紙を書いてくださることが多くて、一つひとつが本当に印象深いです。
お手紙には、僕たちへの思い思いの愛が込められたメッセージや、これからの活動への期待や希望がたくさん書かれていて。何度も読み返して、勇気をもらっています。
僕や「xxLeCœur」の存在が「日々の光になっている」「『xxLeCœur』に会うために頑張っています」というメッセージをいただくこともあって、そうした言葉は僕自身の心にも深く届いています。本当にありがとうございます。
【文:笹本千尋 撮影:胃の上心臓 インタビュー・編集:西澤駿太郎】















































