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夏アニメ『着せ恋』Season 2 直田姫奈×石毛翔弥インタビュー

「今年の夏は『着せ恋』一色になってくれたら嬉しいなと思います!」──『その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする』 Season 2 喜多川海夢役・直田姫奈さん×五条新菜役・石毛翔弥さんインタビュー

2022年の『Season 1』放送から約3年……ついにTVアニメ『着せ恋』が帰って来る! 2025年7月5日(土)24:00より、TOKYO MX、BS11ほかにて順次放送の『その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする』 Season 2が放送開始となります。

これを記念し、アニメイトタイムズでは喜多川海夢役・直田姫奈さんと五条新菜役・石毛翔弥さんへインタビューを実施! アフレコの様子をはじめ、海夢と新菜の関係性の変化など、『Season 2』の魅力をたっぷりと語っていただきました。

『Season 1』から変わらぬ良さと、『Season 2』に向け変化した環境でさらに強固な結束を見せるアフレコ現場。『着せ恋』ならではのピュアな輝きが詰まったインタビューをお楽しみください!

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ある日の出会いをきっかけに、コスプレを通して交流を深めていく喜多川海夢と五条新菜。まだまだやりたいコスプレ、作りたい衣装はいっぱい。クラスメイトたちとの交流や、新しいコスプレ仲間たちとの出会いの中で、海夢と新菜の世界はさらに広がっていく。そして、新菜にドキドキのとまらない海夢の恋に進展はあるのか―!?『ヤングガンガン』&『マンガUP!』(ともにスクウェア・エニックス)にて連載の福田晋一による大人気原作が、CloverWorksの手により再びアニメ化!コスプレで広がる世界、見つけた自分――海夢と新菜のコスキュン♡ストーリーは続く!作品名その着せ替え人形は恋をするSeason2放送形態TVアニメシリーズその着せ替え人形は恋をするスケジュール2025年7月5日(土)~2025年9月20日(土)TOKYOMX・BS11ほか話数全12話キャスト喜多川海夢:直田姫奈五条新菜:石毛翔弥乾紗寿叶:種﨑敦美乾心寿:羊宮妃那五条薫:斧アツシ姫野あまね:村瀬歩菅谷乃羽:武田羅梨沙多胡八尋大空:雨宮夕夏山内瑠音:関根明良森田健星:内田修一柏木四季:小松昌平緒方旭:河瀬茉希本多都:風間万裕子伊藤涼香:三宅麻理恵スタッフ原作:福田晋一(ヤングガンガンコミックススクウェア・エニックス刊...

「ついに始まるんだ……!」3年間で積もった嬉しさと期待

──『Season 2』の放送を控えた今のお気持ちをお聞かせください。

喜多川海夢役・直田姫奈さん(以下、直田):また海夢ちゃんとごじょー君に会えて嬉しいです! 

──ファンも続編の放送を、今か今かと待っていました。

直田:3年前のイベント(『テレビアニメ「その着せ替え人形は恋をする」~マ!?みんなに会えてヤバヤバのヤバなんだけどっ!~』)の際に、制作決定と発表されてから、私もファンのみなさんと同じ気持ちで、「いつやるんだろう?」と楽しみに待っていました。

ただ、いざアフレコが始まるとなると、「3年経ったけれど、海夢ちゃんを演じられるかな……!」という不安な気持ちもあって。海夢ちゃんたちの時系列で言えば夏休み明けの数週間しか経っていませんが、私たちは3年が経ち、その分歳も重ねていますから。

『Season 1』で『着せ恋』を知って「見てみようかな」と、そのままご覧になった方がたくさんいらっしゃったと思います。対して『Season 2』は、「待ってたよ!」と思いながら見てくださる方が多いと思っています。その期待に自分は応えられているのか……そんなドキドキがありました。

五条新菜役・石毛翔弥さん(以下、石毛):この3年間で、『Season 2』の放送を心待ちにする声を様々な方々からいただいていました。実際に収録が始まるとなった際、スケジュール欄に仮のアフレコの日が急に入れ込まれていて、「ついに始まるんだ……!」と驚いた記憶があります。

──スケジュール欄で、アフレコの開始を知ったのですね。

石毛:そうなんです。「しれっと入ってる!」と思いました(笑)。これからまた五条くんを演じることができるんだ、という楽しみな気持ちと、3年の間にハードルが上がっていた感覚もあって、プレッシャーを感じていました。もちろん楽しみな気持ちのほうが大きかったのですが、アフレコが始まるまでは複雑な気持ちでもありました。

──そんな本作のアフレコはどのような雰囲気で行われたのですか?

石毛:コロナ禍中に行われていた『Season 1』の収録と圧倒的に変わったのは、スタジオに集まるキャストの人数でした。当時は最大でも4人ほどで行われていたのが、登場キャラクター数も増えたことも相まって、『Season 2』スタートから『着せ恋』ならぬ人数感だったといいますか……(笑)、最初の話数からワイワイ収録させていただけたので、楽しい始まり方をしたなと思います。

直田:本当に人が多くて、ビックリしながらアフレコをしていましたね。対して、スタッフさんたちの作品への真摯な向き合い方や、妥協をしない環境は『Season 1』から変わらなかったところかなと。むしろ今回のほうが熱くなっているのではないかと思うくらい、高い熱量のもとで毎話録っていただきました。

あと……監督、『Season 1』のときより、ちょっとフレンドリーになりましたよね?(笑)

一同:(笑)。

石毛:あはは! ちょっと語弊がありますよ!(笑)

──『Season 1』を経て、さらに、ということですね(笑)。

スタッフ:「フレンドリーに」「現場で笑顔」が、『Season 2』の目標だったようです。

直田:そうだったんだ! 気づけてよかったです!(笑)

石毛:(笑)。『Season 2』は、アフレコが終わると必ず外で待っていてくださって、「今日もとても素敵でした!」と拍手で迎えてくださったんです。

直田:そうそう! 『Season 1』とは違ってスタッフさんとの距離が縮まった状態でのアフレコだったので、とても嬉しかったです。スタッフさんたちとも交流ができたことで、「一緒に作っているんだ」と感じることができました。より強いチームになったなと感じています。

──熱意はそのままに、結束がさらに強固なものになったアフレコだったのですね。

直田:「やるぞ!」みたいな雰囲気がありましたね!

石毛:『Season 1』から引き続きご出演されているみなさんはもちろん、『Season 2』から新たに仲間に加わったキャストのみなさんも、元々原作を読んでいて、『着せ恋』を好きな方が多くて。そういった意味でも良い現場になったな、と思います。

──先ほど直田さんが、3年ぶりに役を演じることについて「不安な気持ちもあった」とおっしゃっていましたが、アフレコを進めていく過程ですんなりと役に戻っていけたのでしょうか。

直田:元々、アフレコの準備をする段階で『Season 1』を見返すなどして調整はしていました。いざ演技を音響監督に聞いていただくと、「『Season 1』からそのままだよ!」「二人とも、その調子で」とおっしゃっていただいて。海夢ちゃんでいられたんだ、と安心しました。

「キャラクター感を掴み直す」という観点で言うと、苦労はそれほどなかったのですが、『着せ恋』はとにかく会話のテンポが早くてセリフ量も多いので、「これが『着せ恋』だ!」と、アフレコが進む中で思い出してきて。洗礼を浴びながらアフレコに臨みました(笑)。

──『着せ恋』ならではのテンポ感があるのですね。

直田:間を置かずに次々とシーンが変わっていく場面もあって、それが『着せ恋』の魅力のひとつでもあると思っています。そんなスピード感を体感して、「そうそう、これこれ!」と思いながら収録していました。

──石毛さんは、キャラクター感を掴み直すことについて、いかがでしたか?

石毛:『Season 1』を見返したり、原作を読み返したりして準備をしていたこともあり、「五条くんって、どんなキャラクターだっけ?」となることは一切ありませんでした。あと、これは『Season 1』から変わらない意識なのですが、演じる僕がなるべく邪な気持ちを持ち込まないように、『Season 2』ではより心がけて収録に臨んでいます。

『Season 2』の最初の話数で五条くんが「行動力……!」と言うシーンがあるんです。再度役を演じるにあたって緊張はあったのですが、そのセリフを言ったことで、すべての感覚が戻ってきました。「そうだ。五条くんはコレだ」って(笑)。そのシーンのあとは少し落ち着いて、すんなりと五条くんを演じることができました。

──『Season 1』第1話の「なんですって?」などの、特に印象的なセリフに通ずるニュアンスだったのでしょうか。

石毛:そうですね。『Season 1』の要所で表現したニュアンスが重なってきたときに、指針を掴むことができたといいますか、すんなりと入ってきました。

──そんな『着せ恋』は、キャラクターが持つ「好き」という気持ちが原動力となり、物事に取り組んでいきますが、お二人が感じる、ご自身の「好き」がもたらす原動力とは何でしょうか?

直田:私は漫画やアニメが好きで、その想いだけでこの業界に飛び込みましたし、その気持ちだけで、今もお仕事を続けさせていただいています。なので、好きの原動力が人生を作っているのかなと。ちょっと壮大ですが……(笑)。

プラスαとして、自分が演じさせていただくキャラクターたちのことも、本当に我が子のように可愛くて大好きなんです。大好きな子たちを自分が演じるということは、その子たちを輝かせられるのは自分自身じゃないですか。そう思うと、お芝居もより頑張りたいと思いますし、最高のものにしようと思う。好きだからできることなのかなと思います。

──本作のアフレコやイベントなどで、一緒に過ごすことも多かったと思いますが、石毛さんは直田さんの「好き」の原動力を感じられる瞬間はありますか?

石毛:イベントもアフレコも、お芝居の際も、お話をしているお姿を見ていて、好きなものに対しての愛や熱量が言葉から伝わってきています。その熱が周りにも伝播しているのかなと思いますね。

──石毛さんの「好き」の原動力についてもお聞かせください。

石毛:やはり大前提として僕はお芝居が好きだからこそ、このお仕事も頑張れていると思っています。それに加えて、ここ最近は特に、僕が関わらせていただいた作品において、「僕ではなく僕が演じたキャラクターが良かった」と思ってもらえることに喜びを感じます。演者の顔が浮かばないのは声優冥利に尽きるといいますか。

「一緒にお芝居をしていて楽しい」「一緒にお芝居をしたい」と思っていただける同僚の方、スタッフの皆様がこれからも増えたら嬉しいなと思います。このような気持ちが、今お仕事をするうえで原動力といいますか、そんな役者になりたいと思いながら仕事をしています。

──ご共演されている直田さんは、実際に石毛さんのお芝居をご覧になられていかがですか?

直田:私が「ひとまずやってみよう!」という気持ちでどんな変化球を投げても、全部受け止めてくれるんです。何事も冷静に、お芝居を返していただけるので、臆することなく投げちゃえる人、球を受け取ってくれる方だと思っています!

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