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『陰陽廻天 Re:バース』木村太飛・内田真礼・木村良平・石川界人 声優座談会

先輩の一言に奮起! 新人座長のガッツに懐かしさや羨ましさを感じることもーー夏アニメ『陰陽廻天 Re:バース』木村太飛さん、内田真礼さん、木村良平さん、石川界人さん メインキャスト座談会

映像はきれいで近未来感のある平安京の描写はミスマッチ感も。アツナガたちが付けている小物は男子なら憧れるはず?

――映像をご覧になった感想をお聞かせください。

木村(太):とにかくきれいですし、めっちゃ動いていて、「闇薫(やみかおる)」のネオン感も好きです。バトルシーンになった瞬間、暗くなって、光で下から照らされている感じですごくカッコいいなと。映像を観るだけでも新鮮で楽しめる作品だなと思いました。もちろん声もお芝居もバチバチです(笑)。

内田:きれいだなというのが第一印象です。オリジナル作品なので、導入がとても大切だと思いますが、猛がいた世界と転生した先のサイバー陰陽師の世界が全然違っていて。生きている人たちの髪色もみんなバラバラで、「この世界は何なんだろう?」と引き込まれる魅力があるなと思いました。

あと私が収録している時には知り得なかったキャラクターのカラーリングが見られて、「こんな髪色だったんだ!?」とか「こんな肌の色だったんだ!?」とちょっとビックリしました。そんな、どこか違和感がある世界が素敵だなと思います。

またツキミヤが踊るシーンはアフレコの時から音楽が入っていたので、世界観はわかりやすかったのですが、実際に映像で拝見したらとてもきれいで。「これなら好きになっちゃうよな」と納得しちゃいました(笑)。

木村(良):平安京があった時代の背景の中に、現在どころではない近未来を感じられる街並があって、きっと陰陽師の力で動いているのだと思いますが、そういうミスマッチさや「どこまでこの世界は広がって、どこまで表現されるのかな」という部分にワクワクしました。いざバトルが始まるとロボットっぽくなってみたり、身近な生活の中に入り込んでいて。「だから髪色も自由なんだ!?」とか納得していって、そういう広がりとまだ描かれていない部分まで見たくなりました。だから好きです。

石川:まず疾走感がすごい映像だなと思いました。情報量もたくさんありますが、展開もポンポンとテンポよく進んでいくため、考え込む前に次の展開が来るので本当に怒涛の展開でした。

また陰陽術もカッコよくて、技の迫力とかも3DCGがすごくなじんでいて。サイバーの世界観と陰陽術がめちゃめちゃなじんでいたし、見やすかったです。

それと小物もとてもカッコよくて、陰陽師が腕にはめている装置がすごくカッコいいから欲しいです。

木村(太):僕も欲しいです!

石川:あと力(りき)の術が出た時の札みたいなものが集合したのもカッコいいし。男子なら「ああいうのやりたいな」と憧れるだろうなと思いました。

初主人公の木村太飛さんを先輩たちはどう見る?

――内田さん、木村良平さん、石川さんから見た猛の印象と太飛さんのお芝居についての感想をお聞かせください。

木村(太):うわっ!?

木村(良):傷つけたくないんだよな。

内田:聞かないほうがいいのかも。

木村(太):怖いよ~! でも聞きたい(笑)。

木村(良):太飛くんとは「初めまして」でしたが、スタジオで彼の第一声を聞いて、「なるほど。こういう人を連れてきたんだ。どんぴしゃだな」と思ったし、太飛くん本人も真っすぐでガムシャラな感じで。「そうか。そうか」と思っていたら割と器用な芝居をするので、「こういうタイプは珍しいな」と。

これから物語が進んでいくとつらかったり、しんどい部分も描かれていくので、ガムシャラさだけでは成立しない時にどんな表現をするのか、僕も純粋に楽しみです。

木村(太):ありがとうございます!

内田:猛はヤンキーで真っすぐで、とにかくガムシャラに頑張る熱血な人だと思いますが、アフレコ現場で見る太飛くんは、猛と同じ感じに見えます。監督やスタッフさんからディレクションやアドバイスを受けるたびに大きな声で「はいっ!!」、キャストの先輩からもアドバイスされても「はいっ!!」と良い返事をするだけじゃなく、言われたことを吸収するスピードも早くて。第1話と第2話では別人みたいでした。

木村(太):第1話はもうガチガチでした。

内田:緊張してたんだ?

木村(太):アニメで初めての主人公でしたし。

内田:そういえば「主人公ってどう演じればいいんですか?」って聞かれた(笑)。

木村(太):本当にわからなくて。アニメ自体も連続で出させていただく機会がなくて、3年目でやっと仕事をした感じで。

内田:そうなんだ!?

木村(太):もう何回第1話の映像を観たことか。

内田:そんな太飛くんがすごいスピードで階段を駆け上がっていって。

木村(良):うまくなったからリハVも観てこないし。

木村(太):観てきてますよ!

石川:むしろ株が下がってますよ(笑)。

内田:ほら評価を上げて! 上げて!(笑) それが頼もしくて、一緒にお芝居していても楽しいです。ありがたいと思える、立派な座長です。

木村(太):ありがとうございます!

木村良平さんは初めて主人公を演じる新人声優の見届け人?

石川:でも猛の前向きさ、家訓を口上で述べた後にそれに従う姿はまさに有言実行で、いいキャラクターだなと。ヤンキーというよりもちょっとヤンチャな家庭に生まれただけで、結構ちゃんとした人じゃないかなという印象を持ちました。

太飛くんも猛みたいに体を動かしながら演じているのを見て、何だか自分の若い頃を見ているようで微笑ましかったです。

(木村良平さんのほうを向いて)そう思いませんでしたか?

木村(良):やめてよ~! 界人が若い頃って言っちゃったら、自分がもう年寄りになったみたいじゃん!

石川:僕が2クール以上の長い連続もののアニメで初めて主人公を演じた作品も陰陽師もので、しかも良平さんもいらっしゃったので、太飛くんに勝手に親近感を感じていました。現場で話しかけることは全然しないんですが、遠巻きに「う~ん、いいよ〜」と見守っています。

木村(良):あの頃の界人はガムシャラだったね。

石川:そうでしたね。今は……あれ、僕まで株が下がってないですか?(笑) あれ、良平さんが急に上を向いちゃった。

――木村良平さんは新人主人公の見届け人なんですね。

木村(良):すごく光栄なことです。

内田:そういえば私が初めて主人公をやらせてもらった作品にも良平さんが出てました!

木村(良):太飛くんは初主人公で僕が相棒、真礼が初ヒロインで僕が相手役、界人は初主人公で俺がボス。

内田:本当に見届け人だ!?

木村(良):とても幸せなことです……でもそれって俺が置いて行かれちゃうってことじゃん!

内田:私たちは見送っていただいたので。

木村(良):俺も連れてってくれよ!

(全員爆笑)

(C)作乃藤湖/「陰陽廻天 Re:バース」製作委員会
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