
ショウマの過去・はぴぱれ・ストマック家――これを読めば、夏映画がより楽しめる! 映画『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』に向けて、TVシリーズの振り返り&注目ポイントを紹介!
2025年7月25日(金)より全国公開となる映画『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』(映画『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 復活のテガソード』と同時上映)。予告映像はもちろん、『仮面ライダーガヴ』TVシリーズのオープニング内で一部本編映像も流れ、ワクワクしている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、「『ゴジュウジャー』しか観ていない」という方や、「映画の前に『仮面ライダーガヴ』をおさらいしたい」という方に向けて、世界観や主人公・ショウマを取り巻くキャラクターたちをサクッとご紹介! 映画を思いきり楽しむために、一緒に準備していきましょう!
『仮面ライダーガヴ』ってどんな世界観?
『仮面ライダーガヴ』は、シリーズ初のお菓子をモチーフにした仮面ライダーです。物語の主人公は、異世界からやってきたお菓子好きの青年・ショウマ。人間をさらう知的生命体・グラニュートから人々を守るため、お菓子を食べることで生まれる眷属(=使い魔のような存在)「ゴチゾウ」と力を合わせ、「仮面ライダーガヴ」へと変身! 悪の組織・ストマック社との戦いに挑みます。
グラニュート界の大手お菓子メーカー・ストマック社は、人間をさらい「闇菓子」という危険なお菓子のスパイスとして利用しています。この闇菓子は、一口食べただけで虜になってしまう恐ろしい存在。闇菓子を求めるあまり、暴力的になったり悪事に手を染めてしまったりするグラニュートもいるほど、その中毒性は強烈です。
映画では、そんな「闇菓子」のない世界へとショウマがたどり着くようですが……?
主人公・ショウマの過去
仮面ライダーガヴに変身し、人々を守るショウマは、悲しくも壮絶な過去を抱えています。彼は、人間の女性・井上みちると、グラニュートのブーシュ・ストマックの間に生まれた子どもなのです。
ブーシュはストマック社の前社長で、みちるとショウマをグラニュート界で保護する一方、その生活はほぼ軟禁状態。ストマック家にはショウマの異母兄妹たちもいましたが、「力こそがすべて」というグラニュート界の価値観の中で、守られる立場だったみちるとショウマは周囲から疎まれ、孤立していました。
お菓子が大好きだったみちるは、幼いショウマに人間界のお菓子のおいしさや、そのぬくもりを教えていました。しかし、ブーシュの死をきっかけに、みちるは闇菓子のスパイスにされてしまいます。ショウマは命からがらストマック家を逃げ出し、人間界へとたどり着いたのです。
ストマック家の子どもたち
ブーシュの死後、ストマック社は5人の兄妹たちが率いていました。現当主・ランゴのもとで、彼らは「闇菓子によるグラニュート界の掌握」という野望を掲げ、経営や生産の中枢を担っています。
長男・ランゴは、ストマック社の3代目社長であり、冷徹なリーダー。目的のためなら家族すら切り捨てる非情さで、能力だけを基準に人を評価します。
長女・グロッタは製造担当で、戦いを楽しむ戦闘狂。身内にも容赦なく冷淡ですが、家族を大切に思う繊細な一面も秘めています。
次男・ニエルブは技術開発を担当する天才技術者。穏やかで飄々とした性格ながら、好奇心を優先し、生体改造など危険な実験を繰り返すマッドサイエンティストでもあります。
三男・ジープと次女・シータは双子で、仕入統括を担当。末っ子という立場上、兄姉たちからは距離を置かれがちですが、2人は共依存ともいえる強い絆で結ばれ、いつも行動を共にしていました。
決して兄妹仲が良いわけではありませんが、ときおり家族としての絆を感じさせる場面も。なお、TVシリーズではグロッタとシータが命を落としましたが、映画では兄妹全員が揃っている模様。どのような形で登場するのか期待が高まります……!



































