
『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 第2期』小市眞琴さん&ファイルーズあいさんインタビュー|「王道展開だけどご都合主義じゃない」「ロイドとグリモの掛け合いに注目」
2025年7月9日(水)より放送中の『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 第2期』。TVアニメ第2期の物語は、新章「教会編」に突入! 主人公・ロイドたちは神聖魔術を学ぶため、教会に赴きますが……。引き続き、無双ライフをエンジョイできるのか!?
そんな注目の本作について、ロイドを演じる小市眞琴さんとグリモを演じるファイルーズあいさんにインタビューを行いました! 第2期の気になるポイントをたっぷりお伺いしましたので、ぜひお見逃しなく!
王道展開だけどご都合主義じゃない
──まずは、TVアニメ第2期の制作が決まった際のお気持ちを教えていただけますか?
小市眞琴さん(以下、小市):第2期の「教会編」は、原作を読んでいてもすごくハラハラドキドキして、ロイドとして演じてみたいなと思っていたんです。第2期の制作が決まったと聞いたときは、「あそこ、絶対やるよな!」という期待と興奮でいっぱいでした。嬉しかったですね。
──しかも、第2期が決まってから放送まではすぐでしたね。
小市:そうなんです。私たちキャストはともかく、制作側のスタッフの皆さんが、第1期のときから本当に細かい描写までしっかり作り込んでくださっていたので、「大丈夫かな? 行けるのかな?」って、私自身も少し心配しつつ、非常に楽しみでもありました。
ファイルーズあいさん(以下、ファイルーズ):原作へのリスペクトが詰まったアニメシリーズだったこともあって、原作ファンの皆さんから大変ご好評をいただいていると聞いていました。なので、「絶対第2期も作られるはず」とある程度確信していたものの、やはり改めて制作が決まったと聞いてとても嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
特に、原作特有のデフォルメ化されたイラストや漫画的表現を、アニメへどれだけ落とし込めるのかという部分がすごく難しい課題だったと思います。しかし、監督をはじめスタッフの皆さんが工夫を重ねてくださり、アニメ版だからこそ描ける魅力をたっぷり盛り込んでくださったことが、本当に素晴らしかったと思います。
──では少し振り返りのお話をさせていただきたいのですが、第1期の中で特に印象的なエピソードやシーンがあれば教えていただけますか?
小市:ありすぎて迷うんですけど、やっぱり第1話のグリモワールがグリモになる瞬間ですよね。あれが原点回帰みたいな感じで、すごく好きでした。ペチンと叩きたくなるような愛くるしいお尻で(笑)。
そんなこともあって、第1話は印象に残っていますね。ロイドとグリモワールが戦うシーンも、本当に大好きです。第1話から「おお!」となる見どころ満載のシーンばかりで、あの瞬間は心が躍りました。
──グリモはグリモワールの段階では大塚明夫さんが声を担当していらっしゃいましたし。
ファイルーズ:そうなんですよ! 今では事務所の大先輩との共演ですよ……!(2025年4月よりマウスプロモーションに移籍)
小市:そうだー! 事務所共演!
ファイルーズ:そうそう!……なんの話だっけ?
小市:第1期で印象に残っていることね(笑)。
ファイルーズ:そう! 第1期でいうとギザルムが好きでしたね。第2期に登場するとあるキャラクターに第1の推しの座を譲ることにはなってしまったんですが、第1期までの推しはギザルムだったので、彼の大立ち回りで楽しませてもらいました。
彼のまがまがしい妖魔のような表情になったりする姿がすごく印象的で。私が敵キャラが好きっていうのもあるんですけれども、ものすごくキャラとして魅力的でした。
ギザルムが肉体を奪ってジェイドは死んでしまいましたが、王道な展開だとジェイドの復活もあったと思うんです。そこであえて綺麗なままで終わらないと言うか、100%の救いではないけど、暗殺者ギルドのみんなの心の中に救いをもたらすという終わり方をしたのも好きで。ご都合主義ではないというのが、この作品の好きなところでもありますね。











































